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ボーモント・アダムス M1856 ダブル・アクション・リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3700】 |
英 名
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Beaumont-Adams M1856 Double Action Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、ガゼット Vol. 14、ガゼット Vol. 15 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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301mm |
口 径
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11mm |
装 弾
数
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5連発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ボーモント・アダムス M1856 ダブル・アクション・リボルバー について】
ボーモント・アダムス M1856 リボルバーは1856年に英国陸軍に採用された.450口径(約11mm)の軍用大型ダブル・アクション・リボルバーです。 アダムス M1851 リボルバーにボーモントのトリガー・メカニズムのパテントを加えて、英国のいくつかのメーカーで製造されました。 ボーモントのパテントは本当の意味でのダブル・アクションで、ダブルとシングルの両方が可能でした。 それまでのアダムス リボルバーはダブル・アクションだけだったので、「ダブル・アクション・リボルバー」とは呼ばれずに「セルフコッキング・リボルバー」と呼ばれていました。 1868年には英軍初のセンターファイア・カートリッヂである.450 Adamsに改修されたので、管打ち式の軍用モデルは製造数に比べて意外と少ないものでした。 そしてアダムス M1878 リボルバー(British Army Mark III)を経て、エンフィールド MkI(.476 Enfield弾)と続きます。
フレームの前に出たシリンダー・バーは右側面からネジ(指で回せるタイプ)で固定されており、このバーを前に抜くとシリンダーが簡単に外れます。 英国製管打ち式拳銃の特徴でもあるローディング・レバーが銃身に左側面に付いており、このレバーを引き上げる事によりラマーがシリンダーの中に入ってローディングします。 本品は最もスタンダードなローディング・レバーが付属していますが、このレバーには各種のバリエーションがあり、一つ一つにパテントが付いていました。 本銃は1856年に採用されてからズール戦争、第一次ボーア戦争で使用されました。 英国陸軍では1880年に.476 エンフィールド MKI リボルバーが採用されるまで、そして英国連邦各国と英国植民地でも長い期間使用されました。 米国南北戦争時には南北両軍によって大量に使用されました。 幕末には日本にも輸入されました。
【本個体の説明】
本品は後世完全にレストアされケースハーディング模様が現れている美しい品です。 残念なことに再仕上された際に刻印が消えてしまっており、製造会社を特定できません。 朽ち込み錆の部分を溶接で盛って磨き直しがしてあります。 再仕上の品に良く見られるエッヂの甘さはなく、エッヂがピッタリと立っています。 グリップは美しいチェッカーリングが入ったオリジナル状態の品です。 グリップの右側面上部に欠けがありますが、大昔の傷のためグリップに馴染んで(グリップの表面仕上げと同じ艶がついています)おり、欠けがある違和感が殆どありません。 ダブル・アクションはほぼ完全に作動していますが、シングル・アクションはハンマーを起こしてコックするのにコツが必要です。
幕末に輸入されたものでしょうか、木製グリップ面に漢字縦書きがされている予備グリップも付属しています。 文字は判別不可能(漢字であると判る程度)です。 プルーフ・マーク等一切刻印が確認できませんが英国製であるのは間違いありません。 グリップとフレームの間、そしてトリガー・ガードとフレームの間に僅かな隙間がありますが殆どきになりません。 シリンダー・ブロック(シリンダーを固定させるスライド式の平たい約2cm程の棒状の小さな部品)がフレームのハンマーの下方にあります。 シリンダー・ブロックは完全なものですが、構造上こ部品だけだはシリンダーを完全にストップさせることはできません。 銃身は完全に貫通しており、シリンダーも実物通り貫通(後部は雷管を取り付けるニップルが付いています)しています。 ニップルの着脱は全て可能ですが、あまりお勧めできません。 人気のある大型の軍用リボルバーですが、再仕上されていることもあり、お値打ち価格に設定してあります。 大阪店在庫品
【その他の情報】
平成25年3月18日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら店頭にて現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 特に本品は難がありますので、文章では表現の難点があります。直接現品を確認されてお買い求め頂く事をお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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本体全体の左側面画像です。 オリジナルのケースハーディング仕上げに見えますが、とても丁寧に全ての部品をオイル焼きにして再仕上げされています。 全体的に見ると完全に再仕上しているように見えますが、フレーム部分を拡大してみると溶接の補修跡が判ります。 再仕上の品に良く見られるエッヂの甘さはありません。 |
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グリップの右側面上部に欠けがあります。 |
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シリンダー・ブロック(シリンダーを固定させるスライド式の平たい約2cm程の棒状の小さな部品)がフレームのハンマーの下方にあります。 シリンダーの前(フレーム前方左側面)にはシリンダー・バーを固定する指で回せるタイプのネジが付いており、それを緩めてバーを前に抜くとシリンダーが簡単に外れます。 |
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銃身もケースハーディングの再仕上です。 |
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銃身、シリンダー、フレームに朽ち込み錆があったものを溶接で埋めて磨き直した上でオイル焼き仕上げされています。 フレームの左側に出たネジ頭がフレームよりも出っ張っています。 |
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グリップにはオリジナルの美しいとても細かいチェッカーリングが入っています。 上述した右側面上部に欠け以外は傷も少ないとても良い状態です。 |
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英国製管打ち式拳銃の特徴でもあるローディング・レバーが銃身に左側面に付いており、このレバーを引き上げる事によりラマーがシリンダーの中に入ってローディングします。 |
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グリップとフレームの間、そしてトリガー・ガードとフレームの間に気にならない程度の僅かな隙間があります。 |
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