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管打式 馬上筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、無銘) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3697】 |
英 名
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Japanese Percussion Single Shot Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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280mm |
口 径
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13,5mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【管打式 馬上筒について】
馬上筒とはその名の通り、馬上で扱える寸法の銃を指しますが、馬上で片手で扱うことが出来る小型の品と、左手を添えなければ射撃の難しい騎兵銃に近い長さの品が存在します。 本品は片手でしか射撃ができない片手専用で、洋式で言うピストル・タイプの品です。
台 (銃床) は火縄銃の構造をそのまま流用したような日本の伝統的な形状をしています。 機関部 (カラクリ) は元から管打式専用として丈夫な鉄で作られており、撃鉄も火縄銃の物に比べて発条のテンションが強力なものとなっています。 洋式銃ではサイド・ロックと呼ばれる部分は小さく、外部に撃鉄のみしか露出していないシンプルな構造で、どちらかと言えば無骨な感じがします。 引金は洋式銃のトリガーと同様の形状となっており、トリガー・ガードは設けられていません。 銃床は火縄銃からの形式を受け継いではいるものの、構えてみると小型のグリップが完全に掌に収まる実用的なもので、銃身は銃床に対して1か所の目釘により固定される構造となっています。 銃床後端部には火縄銃の火縄通しのような穴が設けられていますが、おそらく携行時のランヤード (紐) を通すためのものと思われます。 銃身には真鍮製のピンで製作されたフロント・サイト (照星) とVノッチ・タイプのリア・サイト (照門) が装備されています。 尚、銃身後端には取り外し可能な尾栓は設けられていません。 他ではあまり見られない形状をしています。 (MM)(KK)
【本個体の説明】
本品の銃身は一部に時代錆が表れており、やや表面錆痕や若干の朽ち込み痕が見受けられるものの、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 サイド・ロックや撃鉄、引金といった鉄部の大部分は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃身の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は一致しており、真鍮製の目釘により固定されます。 台 (銃床) 部分は全体に艶のある仕上げが残った比較的良好な状態が保たれています。 銃床内部には銃床先端から胴金付近までひびが入っており、やや左右に隙間が生じていますが、銃身を取り付けた際の強度的には比較的しっかりとしています。 撃発機構の作動については問題なく、ハンマー (撃鉄) のフル・コックはしっかりと掛かり、トリガー (引金) を引くとハンマーがスムーズに落ちます。 ハンマーは雷管を叩くためかなり強力ですが、内部は火縄銃と同じゼンマイ仕掛けになっています。 尚、引き金は洋風の巻バネ式です。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 パーカッション・ニップルについても現状大きな欠け等は見受けられません。 本銃の尾栓は薬室後部に当初より埋め込まれており、突出部等もなく全く外せない状態です。 本銃に元々付いていたと思われる黒檀のような黒色系の木製かるか (さく杖) が付いています。
東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
静岡県教育委員会が昭和41年5月25日に交付し、平成27年3月2日に再作製された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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