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ドントル銃 (真鍮製銃身、銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【3664】
英  名
 Japanese Percussion Single Shot Pistol w/ Brass Barrel
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、Curio Magazine
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 214mm
口  径
 9mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ドントル銃 (真鍮製銃身) について】
幕末に雷管式小銃が欧米から輸入されるようになってから、国内でもゲベール銃などの模作が盛んに行われました。 和製の小銃はオリジナルと大きな違いはありませんが、短銃は日本独自の形状になりました。 本品は短銃と呼ぶより火縄銃からの流れを汲む短筒と呼ぶ方が相応しいような独特の形状をした品です。 携帯する時は帯に差した十手のような使い勝手ではなかったでしょうか。 本体の左側面に帯に差す際の突起が銃身と平行に付いています。 西洋でもこのような突起 (ベルト・フック) が付いた品は存在しますが、和製のドントル銃ほど、必ず備えられるものではありませんでした。 また、銃口下部にさく杖 (ラム・ロッド) を固定する為のスイング式の金具 (ラム・ロッド・スイベル) を備え、銃身下部にさく杖の取り付けが可能となっている品も多く見られます。 このような短銃は当時「ドントル銃」と呼ばれました。
尚、1842年 (天保13年) 頃に蘭学者 吉雄常三によって著された火薬技術等に関する文献である「粉砲考」によると、当時西洋で開発された発火薬の一種を日本において「ドンドルプードル」と呼称していたという記述が見られます。 これはオランダ語で「雷 (Donder) の粉 (Poeder)」を意味する「ドンダー ポーダー (Donder Poeder)」が日本において訛ったものであると考えられます。 ドンダー ポーダーは熱や衝撃を加えると激しく爆轟する発火薬で、当時重要の雷管に用いられた雷汞 (雷酸水銀(II)) と同種の化学物質であると思われます。 「ドントル銃」の呼称は、この発火薬を雷管に使用する管打ち式の銃器について、ドンドルプードルの「ドンドル」部分のみが残り、更にこれが訛って生み出された呼称である可能性が高いと考えられます。
「ドントル」という呼称は当時は管打ち式の短銃だけに限ったものではありませんでしたが、現在では小型の和製管打ち式短筒の総称としてドントル銃と呼ばれています。 ドントル銃は基本的に護身用として使用されました。 (KK)

【本個体の説明】
  本品の銃身及び本体左側面のベルト・フック、トリガー・ガードには植物を象った彫刻が施されています。 真鍮部分は僅かに磨かれているものの、大きな違和感は感じられず、全体に良い雰囲気が保たれています。 機関部上面と側面の間に僅かに隙間は見られますが、各部の組付けはガタつきも見られず、しっかりとしています。 良質な木材で作られた木製グリップは、艶のある仕上げが比較的保たれており、下部が丸みを帯びたバグ・タイプ・グリップと呼ばれる形状となっています。 グリップはガタつきもなくぴったりと本体に組付けられています。 グリップ右側面基部に一部欠けを補修した痕跡が見受けられますが、丁寧に仕上げられており殆ど違和感はありません。
作動については完全で、ハーフ/フル・コック共に掛かり、ハンマーを起こした状態でトリガーを引くとハンマーが力強く落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 パーカッション・ニップルに僅かに打撃痕が見受けられるものの、現状大きな欠け等は見受けられません。 ハンマーについては打撃面の縁部分に若干の欠けが見受けられますが、それほど気にならないレベルのものです。 銃身下部にはスイング式のラム・ロッドが取り付けられており、トリガー・ガード前部のキャッチによりしっかりと固定されます。 ベルト・フックや用心金の取り付けについても現状目立ったがたつき等は見受けられません。
ドントル銃らしい典型的な作りの品で、作動もしっかりした一挺です。 (MM)(KK)

【その他の情報】
平成27年5月13日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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