 |
|
|
|
 |
英国製 ルフォーショー・タイプ 8連発 リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
お客様ご連絡中 \1,650,000 |
商品番号
|
【3620】 |
英 名
|
Lefaucheux Type D/A Pinfire Revolver |
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品、✕ |
国 名
|
イギリス / フランス |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
290mm |
口 径
|
11mm |
装 弾
数
|
8発 |
在 庫
数
|
お客様ご連絡中 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【ルフォーショー・タイプ 8連発 リボルバーについて】
ルフォーショー(ル・フォーショウ=Lefaucheux) リボルバーはフランスのガンスミスであったカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーです。 フランス、ベルギーで1850-70年代に多種多数製造されました。 イギリスでも極少数が製造されました。 1858年にはフランス軍初の金属製薬莢を使用するリボルバーとして軍用に採用されました。 本品は非常に珍しい英国製です。 ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあります。 長さが3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上もあるオクタゴン・バレルまで色々な銃身長がありました。 用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式の生産はパテントの関係でしょうか、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、アメリカでは余り生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、フランス、ベルギーからヨーロッパを始め、アメリカ、日本など世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。 本品は銃身長約15cmの大型サイズの中でもやや小振りな8連発モデルで1860年代後半に作られたルフォーショー・タイプとしては完成形に近い形状のがっちりとした品です。 ルフォーショー リボルバーはバリエーションが多く、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。
ピン・ファイアは日本ではカニ目打ち式と呼ばれる最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃で、パーカッション(菅打ち式)に比べて装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかし現代実包が使用出来ない旧式の金属薬莢を使用する為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、国内で古式銃として合法的に所持できます。
【本個体の説明】
1860年代後半に英国で作られた軍用銃らしいシンプルな仕上げになっており、装飾などが全く施されていない品です。 本体の鉄の部分は当初よりブルー仕上げの無い白磨き仕上げ(ポリシュ・フィニシュ)になっており、ブラウン・パティナと呼ばれる時代錆が全体の半分位、白磨きの部分が半分位の感じです。 再仕上げされていないオリジナルの状態ですが、錆落としはされています。 銃身後方に王冠に「BV」と王冠に「BP」のバーミンガム・プルーフ刻印が二種類、フレームには一ヶ所、そしてシリンダー側面薬室部分にもバーミンガム・プルーフ刻印が二種類交互に8発分8ヵ所に打ってあります。 シリアルなどのナンバーやメーカー刻印は入っていませんが、プルーフ刻印から英国製であることは間違いありません。 右側面の装弾孔にはピースメーカーような蓋(Loading Gate)が付いており、その当時ポピュラーだった管打式拳銃より遥かに早く装弾が可能でした。 エジェクション・ロッドが銃身右下に装着されており、空薬莢を装弾孔から容易に排出出来るようになっています。 エジェクション・ロッド基部は固定式で、ロッドを固定する(不用意にシリンダーに入らないようにする)バネも正常な働きをしています。 分解方法はフレーム前方のネジを外してシリンダー・バーを軸に回転させると銃身部分が外れます。 表面仕上げの多くに経年の時代感がありますが、不自然さがあまりない歴史を感じさせる古式銃独特の味わいになっています。 銃そのものは非常にしっかりとした、ガタの全くないキッチリとした造りです。 全体的な程度は古式銃としては許容範囲です。 シングル・アクション、ダブル・アクション共に作動は完全良好で、弊社在庫品の中でもトップクラスのシャープさでシリンダーが歯切れ良く回転します。 しかし古い品ですので不要な操作はお勧めできません。 オリジナルのステイン仕上げのウォルナット製と思われる木製グリップも小傷こそありますが完全です。銃把の下部にはランヤードを取り付ける環が付いています。 後期生産型のルフォーショー・タイプでありながら銃身内はライフリングがない、スムース・ボアになっています。 弊社でも初めて入荷した英国製ルフォーショーで、8連発であることも珍しいルフォーショーのバリエーションを集められている方にはお薦めの一丁です。
11mm口径ダミー薬莢対応品(11mm口径のダミー薬莢がシリンダーに装填出来るのを確認しておりますが、8発フル装填して問題なく作動するかの確認はまだ行っておりません。 なおダミー薬莢は本商品には付属しておりません)。
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和47年7月20日に京都府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクに追加予定の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |