|
|
|
|
|
火縄銃 国友細筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:江州國友藤市郎綏耀) ■ |
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【3604】 |
英 名
|
Japanese Matchlock Musket, KUNITOMO Style |
種 類
|
古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
|
日本 |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
1,346mm |
口 径
|
12mm |
装 弾
数
|
単発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【火縄銃 国友細筒 (在銘:江州國友藤市郎綏耀) について】
口径が12mmほどの細筒 (小筒) と呼ばれる狩猟用、または標的射撃用の火縄銃です。 全長は約130cmで火縄銃の細筒としては一般的なサイズとなっています。
本品は本銃は江州=近江国 (おうみのくに: 現在の滋賀県) で製作された品で、銃身には「江州国友藤市郎綏耀」と国友鍛冶の銘が切ってあります (登録証には最後から二番目の「綏」の字が判別できず、「○」となっています)。 江州は堺と並んで鉄砲の生産が盛んな地域で、国友の鉄砲鍛治は江州を代表する鉄砲鍛冶の家系です。
本品の銃身は後方に向かってやや広がった形状の八角銃身で、銃口部は筋立が施された芥子柑子となっています。 目当は先目当が後部がなだらかに落とされた形状の杉形 (三角型)、元目当が富士形となっています。 銃身は台 (銃床) に対して4か所の目釘により取り付けられる構造となっています。 本品は全体に華やかな装飾が施されており、銃身には雲龍図が象嵌により施されている他、台 (銃床) についても獅子や龍、亀を象った飾り板の他、地板の鋲裏座金等にも桜を象った飾り金具が取り付けられているなど、バラエティに富んだ装飾が施されています。 その他、火縄通しや火縄消しの周囲には菊を象った装飾が見られます。 台の内部には「四居角右衛門□武」と読める銘が確認出来ます。 カラクリは外カラクリで、地板金や胴金、火挟、雨覆い、火蓋といった金具については真鍮製となっています。 引金は丸型で、真鍮製の用心金が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の鉄部は全体に自然な時代錆が付いた良い雰囲気となっており、銃身上面に施された象嵌も若干の剥落を除いて大部分が良好に残っています。 台 (銃床) に隠れる銃身下面にやや朽ち込み痕は見受けられるものの、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下面の銘は朽ち込み痕により一部判読が難しくなっていますが、大部分が判読可能です。 銃身下部の目釘金具は銃床の目釘穴の位置と4箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 台についても火蓋下部周辺の木部に若干の欠けが見受けられる他、台かぶ右側面の獅子の飾り板周辺に強度に影響の無い程度のひびが見られますが、全体としては大きな欠損も見られず、概ね良好な状態が保たれています。 カラクリの地板金や胴金、火挟、雨覆い、火蓋、引金等の真鍮部分については適度な時代感が付いた良い雰囲気となっています。 また、各真鍮製の飾り金具についても、現状目立った欠損等は見受けられません。 カラクリの作動については完全で、火挟を起こした状態で引金を引く事により、火挟がスムーズに落ちます。 火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部までは抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓は現状固着しており取り外しは出来なくなっています。 竹製のかるか (さく杖) が付属しています。
(KK)
【その他の情報】
昭和58年6月9日に徳島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |