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【TKS/D栄】129.2 火縄銃 阿波細筒 (在銘:阿州石田守吉作、銃砲刀剣類登録証付古式銃) ■ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3587】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, AWA Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,290mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【阿波細筒 (在銘:阿州石田守吉作) について】
本銃は阿波の国 (阿州=徳島藩=現在の徳島県) で製作された品です。 口径が12mmほどの細筒と呼ばれる狩猟用、または標的射撃用の火縄銃です。 細筒火縄銃としては全長が約130cm弱と標準サイズの品です。 通常の阿波筒は全長が約140cmほどで、長めなのが特徴です。
阿波の国は戦国時代末から鉄砲の生産が盛んな地域で、鉄砲鍛治は領主によって保護されて活発に他の諸国の技術を取り入れていました。 かつて徳島藩は四国の他藩を大きく上回る二千挺以上の鉄砲を保有していました。 また、瀬戸内海を挟んでいますが、堺との繋がりも深い地域でした。
本品の銃身は在銘で、「阿州石田守吉作」と阿波筒の製作者の銘が切られています。 石田守吉は「全国鉄砲鍛冶銘鑑」P.24及び「全国鉄砲鍛冶銘地域別分類」P.305に掲載されています。 銃身は八角型で、銃口部は同じくやや短めの八角柑子が設けられています。 元目当は凝った形の袖形、先目当てがたんけん形で中央のブレードに当たる部分が白い角製になっています。 台木 (銃床) はしっかりとした、比較的装飾のない硬木で出来ており、四ヶ所の目釘 (シノギ目=鳩目金具) で固定されています。 この鳩目金具は四角い形状で、これも阿波筒の特徴となっています。 カラクリの地板金や火挟、胴金といった部品は真鍮製となっており、引金は扇形の板状で用心金が設けられています。 (MM)(KK)
【本個体の説明】
本品の銃身後部には川と紅葉の象嵌が銀と銅により入っています。 象嵌は一部薄くなっている箇所は見られるものの、大部分に残っています。 銃身は全体に時代錆や若干の表面錆が見受けられるものの、大きな朽ち込み等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は4箇所とも一致しています。 先目当のブレード部分の白い角製の部品に僅かに欠けが見られます。 木部は両側面にやや目立つ割れや木部の浮きが見受けられますが、全体としては比較的しっかりとした強度が保たれています。 用心金は前部の固定金具が代用品となっていますが、外観上は殆ど目立ちません。
カラクリの作動については、やや火挟の掛かりが甘くなっていますが、テンションはしっかりと掛かっています。 尚、カラクリの地板金の鋲が2箇所欠品しており、1箇所代用の鋲となっています。 火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 火蓋の開閉軸の抜け止めが欠品していますが、簡単に抜けてしまう事はありません。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) いる事を確認済みで、火穴も抜けています。 尾栓は完全に取り外せます。 かるか (さく杖) も付属します。(KK)
【その他の情報】
昭和42年1月19日に徳島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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