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レミントン ニューモデル アーミー リボルバー(銃砲刀剣類登録証付古式銃、#66148) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3586】 |
英 名
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Remington New Model Army Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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373mm |
口 径
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11mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【レミントン ニューモデル アーミー リボルバーについて】
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーはE. Remington and Sons社(現在のレミントン・アームズ社)で製造されました。 南北戦争(1861年-1865年)では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851と共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時、当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントンの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製よりも耐久性に優れ、素早いリロードが可能でした。 .44 口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36 口径で銃身長が7.42インチのモデルがネイビーと呼ばれました。 側面を一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。 本品は.44 口径のアーミー・モデルで8インチ・オクタゴン・バレルになっています。
コルト社のパーカッション・リボルバーは銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造でしたが、レミントン M1858は、シリンダーをまたいで銃身からフレームまでを一体になったソリッド・フレームでした。 この形は現用銃と同じでソリッド・フレームの耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 もう一つの特徴は銃身下のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き倒してシリンダーの軸を前方にズラして、シリンダーを簡単に素早く外せました。 この動作は当時のどのパーカッション・リボルバーよりも簡単で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっています。
【本個体の説明】
本品はガンブルーがまだ一部に残ったオリジナル度の高い品です。 全体的に時代色と時代錆が付いていますが、とても良い雰囲気の品です。 しかし銃身、特に銃口の付近に深い朽ち込み錆があるのが惜しまれます。 銃身とシリンダー、そしてローディング・レバーにはブルー仕上げ落ちが目立ちますが、フレームはそれより良い状態でオリジナル・ブルーも十分確認できます。 それでもアンバランスではありません。 フロントサイトは一般的な小振りの円柱の上に半円形です。ローディング・レバーを下げたバレル下にシリアル No. 66148が、グリップを外したフレーム左下にシリアル No. 67704が入っています。 またフレームの同じ面に「T」の検査刻印が入っています。 銃身左側面最後部付近には小さな「A」、そのやや前方のオクタゴンになっている部分の最後部には「L」、また反対側の右側面後部には「A」、そのやや前方のオクタゴンになっている部分の最後部には「L」の刻印が、さらに銃身の前方下部(ローディング・レバー・リテイナーの前)には「S」の刻印が入っています。
オリジナルの木製(ウォルナット製)グリップの両側面はあまり傷のない美しく明るい色合いの完全品です。 残念なことにグリップを下から見ると小さなうち傷がいくつか見られます。 これは側面から殆ど見えないので、気にならない場所とも言えます。 グリップの左側面には米国陸軍兵器廠の検査官刻印(Cartouche=カトシュウ)が入っている軍用モデルです。 真鍮製のトリガーガードは時代色も付いており程度の良い状態です。 銃身の上に非常に細かい文字で「PATENTED SEPT. 14, 1858(一行目)」「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.(二行目)」「NEW MODEL(三行目)」と入っています。 一部やや掠れていますが、全ての文字が判読可能です。
作動は完全でハンマーを起こすとシリンダーが非常に歯切れ良く回転します。 オリジナルのハンマー・スプリングの為、撃鉄が重たくなっています。 銃身内はライフリングがハッキリと深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。
本品には当初から付属していたと思われるメキシカン・ループ・スタイルのホルスターが付いています。 当時モノ風の雰囲気はプンプンしますが確証はありません。 ただし2つのループの真中に、さらにもう1つ後からループを足した形跡があります(ループのカットが素人的なため)。 ホルスターの表面に当時の持ち主のイニシャルと思われる「WN」と大きく入っています。 先端は切れとちぎれがあります。 こういう崩壊は古いホルスターにたまに見られます。 もし腐食によるちぎれであれば、本銃が収められたまま何かの理由で水分を吸って、銃身先端の朽ち込みの原因になった可能性はあります。
オリジナルのワイルド・ウエスト感がお好みの方にはお勧めの一品です。
【その他の情報】 昭和50年3月7日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 大阪店在庫品
150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、ご来店頂いた上でご購入される事をお勧め致します。 また通信販売でご購入される際は、以下の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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