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ドントル銃 (鉄製銃身、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3583】 |
英 名
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Japanese Percussion Single Shot Pistol, Registered Firearms |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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245mm |
口 径
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11mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ドントル銃 (鉄製銃身)について】
幕末に雷管式小銃が欧米から輸入されるようになってから、国内でもエンフィールド銃などの模作が盛んに行われました。 和製の小銃はオリジナルと大きな違いはありませんが、短銃は日本独自の形状になりました。 本品は短銃と呼ぶより火縄銃からの流れをくむ短筒の方が相応しい品です。
日本製の短銃は欧米の品に比べグリップの形状が独特で、本品のように銃身に対して角度が極端に90°近く曲がった品か、反対に角度が緩やかな品のどちらかに分類されることが多いです。
携帯する時は帯に指した十手のような使い勝手ではなかったでしょうか。 本体の左側面に帯に差す際の突起が銃身と平行に付いています。 西洋でもこのような突起が付いた品はありますが、あまり一般的ではありませんでした。
このような短銃をドントル銃と当時は呼んだそうですが、ドントルとはオランダ語の管打ち式が訛ったと言われており、管打ちの短銃だけに限ったものではありませんでした。
【本個体の説明】
本品は幕末に日本国内で製造された登録証付きの管打ち式古式銃です。 グリップが木製以外、他は全鉄製で撃鉄が引き金の真上に付いた「センター・ハンマー式」です。
銃身はラウンド・バレルで、銃口部分が太くなって火縄銃で見られるような鐶(リブ)が入ったようなデザインになっています。 火縄銃ほど大きな柑子ではありません。 銃身は薬室部分が太く、徐々に細くなって銃口がまた薬室どほぼ同径になるような美しいシルエットになっています。 銃本体側面に付いている帯(ベルト?)に差す際のヘラのような突起(長さ約84mm、最大幅14mm、最少幅10mm、厚さ約2mm)も滑らかな形状をしており、日本製の細かな曲線美が感じられます。
鉄部には時代が付いた錆が付いているので、当初よりそれ以上の錆が出ないように、錆付けが行われたのではないでしょうか。 火縄銃と同じような鉄地です。 そのために欧米の銃のようなブルー仕上げのイメージはなく、完全に錆に覆われています。 また朽ち込みも多く見受けられます。
作動はしっかりしており、撃鉄を起こすとハーフ、フル・コックとトリガーによるハンマーリリースまでカチカチとした動きで問題ありません。
トリガー・ガードの前方の取り付けがトリガーガードのバネ性を併せて利用した嵌め込み式ですが、長年のためやや緩くなっており、通常の扱いや飾っておく分には問題ありませんが、何かの拍子に緩み出たりすることがあります(普通に押して戻せばまた収まります)。
またベンジュラム(振り子式) ラム・ロッドのトリガー・ガードへの取り付けネジの固定が甘く、ラム・ロッドが前方に向かって斜めに下がる傾向にあります。
その他の部分は全体的しっかりしており、ガタツキも無い品です。
木部は底部後端に若干の打ち傷がある以外は綺麗で、取り付け基部から30mm渡ってあるなんとも言えない模様もしっかりと残っています。 取り付けもしっかりしています。 そのグリップ右側に「丙子九百四十一番兵庫縣」と彫ってあります。他には金属部木部含めて刻印はありません。
刀袋のような袋が付いており、これも日本製を感じさせます。
東京店在庫品
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 平成7年12月12日に大阪府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、後日下記にリンクされる詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
*※本コメントは追加・訂正・変更される場合があります。 |
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