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US レミントン ニューモデル ポリス リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#10257)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【3568】
英  名
 Remington New Model Police Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、東京店在庫品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 234mm
口  径
 9,5mm
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【レミントン ニューモデル ポリス リボルバー について】
レミントン ニューモデル ポリス リボルバーは、E. Remington and Sons社 (現在のレミントン・アームズ社) で製造された、中型サイズの管打ち式 (パーカッション式) シングル・アクション・リボルバーです。
レミントン社製のパーカッション・リボルバーは、南北戦争 (1861年-1865年) では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851 ネービー や M 1860 アーミー リボルバーと共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントン製リボルバーの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製の物よりも耐久性に優れていた他、素早いリロードが可能でした。 製造されたモデルの内、.44口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36口径で銃身長が7.42インチのモデルがネービーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。
同時期のコルト社製パーカッション・リボルバーは、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造でしたが、レミントン社製リボルバーは、シリンダーをまたいで銃身からフレームまでを一体になったソリッド・フレーム構造を採用していました。 この現用銃と同様のソリッド・フレーム構造により、レミントン社製リボルバーの耐久性は当時のコルト社製リボルバーに比べ優れており、精度も良く好評でした。 レミントン ニューモデル リボルバーのもう一つの特徴として、銃身下のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き下げてシリンダーの軸を前方にスライドさせる事により、シリンダーを素早く容易に取り外す事が可能でした。 このシリンダー取り外し操作は、同時期の他のいかなるパーカッション・リボルバーよりも容易であり、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開する事も可能でした。 また、ローディング・レバーが三角形のため、ホルスターに収める時も引っ掛かる恐れがない点で優れていました。
レミントン社製パーカッション・リボルバーは生産時期に応じて各部の仕様に改良が加えられ、大きく「レミントン-ビールス (Remington-Beals)」「オールドモデル (Old Model)」「ニューモデル (New Model)」の3つのモデルに分類されます。
レミントン ニューモデル ポリス リボルバーは、レミントン社のベスト・セラーとなったアーミー。モデル及びネービー・モデルとほぼ同デザインながら、一回り小さなサイズとなっています。 ニューモデル ポリス リボルバーの生産開始は、アーミー・モデルやネービー・モデルよりやや遅く、1865年から1873年まで製造されました。 1865年、アメリカ南北戦争の終結が近づく中、レミントン社では主な販売先であった米軍向けの大規模な製造契約がなくなるという可能性に直面しており、平時における米政府との契約や外国の軍からの受注を獲得できない限り、当面は民間市場向けの販売がレミントンの事業の中心となることが予想されました。 加えて、終戦後は余剰となった軍用パーカッション・リボルバーが安価に民間市場に出回る事が確実視されていたため、レミントン社では当面の間、軍用と同サイズの大型リボルバーに注力する事は無意味であると判断されました。 このようなレミントン社の経営判断に基づき、新たに民間市場向けに設計されたのが、ニューモデル ポケット リボルバー及びニューモデル ポリス リボルバーと呼ばれる二種類の小型リボルバーでした。 ニューモデル ポケット リボルバーが.31口径でスパー・トリガーを備えていた一方、ニューモデル ポリス リボルバーは、ニューモデル ネービー リボルバーを縮小したデザインとなっており、口径はネービー・モデルと同じ.36口径となっていましたが、フレーム及びシリンダーの小型化に伴い、装弾数はネービー・モデルの6発から5発に減らされていました。 ポリス・モデルには銃身長が 3 1/2インチ、4 1/2インチ、5 1/2インチ、6 1/2インチの4種類のバリエーションが存在しました。
ニューモデル ポリス リボルバーは販売が低迷し、レミントン ニューモデル リボルバーの内、アーミー・モデルが約126,000挺、ネービー・モデルが約22,000挺生産されたのに対して、ポリス・モデルは1865年から1873年までの間に僅か18,000挺程しか生産されませんでした。 さらに、生産された内の多くがパーカッション・リボルバーとして出荷される事なく、.38RF弾を使用するカートリッジ・コンバージョン (金属薬莢化改造) が行われた上で販売されました。 また、一部の品は、デュアル・シリンダー・モデルとして出荷され、パーカッション式とカートリッジ式の両方のシリンダーが付属した上体で販売されました。 ニューモデル ポリス リボルバーの販売が低迷した理由としては、まず戦後市場に大量の中古軍用リボルバーが安価で出回っており、新品の販売に大きな障害となった事や、小型の.36口径リボルバーを求める消費者にとっては、既にコルト社のM1862 ポリス リボルバー等が登場しており、それらのコルト社製リボルバーが市場を掌握していた事、さらに隠し持っての携行が容易なリボルバーを求める消費者にとっては、本銃のサイズがやや大きかった事等が挙げられます。 また、本銃が登場した時代、既に大半の消費者の関心が金属製薬莢を使用するリボルバーに移っていた事も挙げられます。 これらの要因が重なった結果、ニューモデル ポリス リボルバーは南北戦争後のレミントン製拳銃の中で最も流通数の少ないモデルの一つとなり、特にパーカッション式のままで現存する個体は非常に希少となっています。 本銃は国内における現存数も少なく、レミントン製リボルバーのバリエーションを集める上でキーポイントになるモデルです。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品は5 1/2インチ銃身を備えたレミントン ニューモデル ポリス リボルバーです。 本品の銃身の上面には、非常に細かい文字で「PATENTED SEPT. 14, 1858 (一行目)」「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A. (二行目)」「NEW MODEL (三行目)」の刻印が入っており、ルーペを使用すると、全ての文字が判読可能です。 グリップを取り外したフレーム左下には、シリアル No.10257が入っています。 また、フレームの同じ面に「H」の検査刻印が入っています。 グリップ・フレームの反対面には検査刻印は入っていません。 その他、銃身の前方下部 (ローディング・レバー・リテイナーの前方) には「A」の刻印が入っています。
本品は銃身やフレーム、シリンダーといった金属部全体に再仕上げによるニッケル・プレートが施された品です。 本品は若干の打ち傷の他、ニッケル・プレートの下にやや表面錆痕が見受けられますが、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 また、オクタゴン銃身の左側面中央部下に約2mmほどの当たり傷が見られます。 シリンダー軸の先端は、通常「T」型に左右に広がっていますが、本品のシリンダー軸はその広がりが狭い代用品となっています。 また、ローディング・レバー先端のキャッチについても、真鍮製の代用品が取り付けられています。 本品には美しく明るい色合いのアイボリー・グリップが取り付けられており、現状目立った割れや欠け等は見受けられず、良好な状態が保たれています。 グリップは取り付けに僅かに遊びが見られます。 真鍮製のトリガー・ガードは磨かれていますが、現状変形や腐食等は見られません。
作動は完全で、ハンマーを起こすとシリンダーが非常に歯切れ良く回転します。 ハンマー・スプリングは復刻品と思われますが、オリジナルと同様の強力なスプリングが用いられています。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、ライフリングが深くはっきりと確認出来ます。 パーカッション・ニップルにはやや時代錆や打ち傷が見られるものの、目立った欠けや変形は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。
全体に再仕上げが施されており、一部代用部品が使用されているため、国内に現存する数が少ない品にしてはお値打ち価格に設定してあります。 万が一、現在代用品が使われている部分のオリジナル部品が見つかれば、販売価格が30万円(税別)ほど高くなります。 (MM)(KK)

【その他の情報】
昭和46年1月20日に東京都教育委員会によって交付され、平成27年1月17日に現物確認の上、訂正された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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