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スナイドル 2 バンド 小銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#1878) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3565】 |
英 名
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.577 Snider-Enfield Two-band Breech-loading Rifle |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,242mm |
口 径
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.577 in. |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スナイドル-エンフィールド 2 バンド ライフルについて】 スナイドルまたはスナイダーと呼ばれるボクサー式紙薬莢を使用する後装式小銃です。 1864年にイギリス陸軍は前装式のエンフィールド小銃の後装式への改造を公募し、米国人のヤコブ・スナイダー(Jacob Snider)の開発した蝶番式銃尾装置が採用されました。
銃身後部(薬室)の上半分を削り取り、その部分に右側に開く蝶番式ブリーチを付いた機構で、可動式ブリーチの中に撃針が組み込まれており、エンフィールド小銃の撃鉄で叩くようになっていました。 その為、撃鉄等の撃発装置はエンフィールド小銃既存の構造をそのまま使用できる事が長所となっています。 このスナイドル式への改造はエンフィールド小銃だけではなく、同じ様な構造の前装式小銃に施されました。
ちなみにスナイドルはスナイダーのオランダ語読みです。 英語圏ではスナイダーと呼ばれています。 スナイドル小銃を使用したのは薩摩藩が最初と言われていますが、多くの倒幕派諸藩で使用されました。 戊辰戦争でスナイドル小銃が国内で初めて実戦に投入されました。 また会津戦争では僅か10挺のスナイドル小銃が、前装銃を装備した白虎隊の部隊を打ち破るなどの活躍を見せました。 長岡藩や仙台藩などの幕府諸軍によっても使用されました。 新生日本陸軍の誕生とともに、信頼性の高いスナイドル小銃が主力装備となり十三年式村田銃が採用されるまで使用されました。 1894年の日清戦争まで第二線兵器として残されました。
また2バンドとは銃身とストックを留めるバンドのことで、銃身長によりバンドの留めている数が変わるため2バンド、3バンドと呼ばれました。
【本個体の説明】
本品はエンフィールド銃よりスナイドル銃に改造された初期型です。 機関部側面(サイド・プレート部分)に大きなエンフィールド造兵廠の王冠刻印と「TOWER」の刻印、そして番号「1878」が入っています。
全長が55インチ(1,397mm)の3バンド型と49インチ(1,240mm)の2バンド型があり、本品は短い方の2バンド型です。 銃身と機関部(サイド・ロック)などの金属部分の表面に時代錆がありますが、古式銃としては良い程度です。 特に銃身とスナイドル機構の部分の程度は良く、表面錆があるだけで、リアサイトも問題なく可動します。 しかしサイド・ロックには多少朽ち込み錆があります。 真鍮製のトリガーガード、バット・プレート、サイド・プレート反対側のネジ補強金具は磨かれていない、良い時代色がついています。 木部は比較的良い状態ですがバットプレートに近い部分に虫喰いのような欠けがあります。 これが本品の一番のマイナス点で、それさえ気にならなければとてもしっかりとした品です。 オリジナルのさく杖(カルカ)は付属していますが、銃床から出た部分に結構錆がでています。 銃身は銃口から薬室まで完全に通っています。 機関部はハーフコックとフルコック共に作動します。 スナイドル式(蝶番式)銃尾装置は撃針や排莢装置など完全に作動します。 大阪店在庫品
【その他の情報】
昭和48年6月21日発行の兵庫県教育委員会の銃砲刀剣類登録証が付いている可動する実物の古式銃です。銃口から火門まで通っている事を確認済みです。 無可動実銃ではありません。
古式銃は150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。
通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい
詳細画像はこちら
本コメントは製作途中です。 後日追加/訂正されます。 |
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