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コルト M1860 アーミー リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#142310) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3525】 |
英 名
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Colt M1860 Army Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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366mm |
口 径
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11mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M1860アーミー リボルバーについて】
コルト M1860アーミー・リボルバーはサミュエル・コルト社(Samuel Colt、現在のColt Firearms社)で1860年より1873年まで製造された軍用リボルバーです。 コルト社は1851年に発売した36口径のコルト M1851 ネービー・リボルバーを基に、44口径にボア・アップしたモデルをM1860 アーミー リボルバーとして1860年に発売しました。 南北戦争(1861年-1865年)ではM1851 ネービーと共に主要拳銃として使用されました。 M1860 アーミーは全て .44 口径の6連発のモデルです。 Paper Cartridgeと呼ばれる紙に包んだ弾薬を使用しました。 M1860 アーミーのフレームはM1851 ネービーと同サイズですがシリンダー前部2/3を.44口径に対応するために肉厚にし、ボア・アップしてあります。 M1851 ネービーがオクタゴン・バレルに対してM1860 アーミーはラウンド・バレルとなり流線的なデザインになっており、その構造は両モデルとも共通しています。 M1860 アーミーの銃身長は8インチ(極初期型は7.5インチ)のみです。 先に発売された.36口径のM1851 ネービーより、強力な口径から軍用としてはM1851 ネービーを凌いでいました。 最も大きな販売先はアメリカ政府で20万丁の内、12万7千丁以上(記録に残っているものだけでも127,156丁)が政府に納入ており、軍用専用のと言われている所以です。 本国のコルト社工場のみで約20万以上が生産されました。
コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 シリンダーには1843年のカンペチェ海戦(Naval Battle of Campeche)でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面がエングレービングされています。
【本個体の説明】
本品はシリアル No. 142310から1863年製(文久3年)であることが判ります。 製造年から南北戦争(1861年-1865年)で使用された可能性は十分に考えられます。 本銃はオリジナルの状態で、全体的に表面上の時代錆が出ていますが、再仕上げされていません。 シリンダーには更に「COLTS PATENT」の文字と、その後に銃本体とマッチしたシリアル No. 2310もはっきりと残っています。 その下の行に「PAT. SEPT. 10th 1850」のパテント取得の日付が小さく刻印されています。 シリンダーのカンペチェ海戦(Naval Battle of Campeche)の場面がエングレーブされていますが薄くなっており、よく見なければそのシーンが判りません。 このエングレーブは元々薄く、経年使用によって見えにくくなっているものが多いので大きなマイナス点にはなりません。 それよりもシリンダーの「COLTS PATENT」の文字と、シリアル No.、そしてその下の「PAT. SEPT. 10th 1850」は深い刻印ですので、それらがない場合は復刻品と考えてよいでしょう。 また復刻品の多くはシリンダーを外してシリンダー後部から見るとニップルとニップルの間に小さな丸い突起があります。 全体的な外見の程度は古式銃としては、しっかりとした良い状態です。 オリジナルの木製(ウォルナット製)グリップも完全で美しい品ですが、気にならない程度の極小の当たり傷が下部に、そして右側の下部前角に少し欠けがあります。 グリップ全体的に若干痩せがあります。 真鍮製のトリガー・ガードは程よい時代色が付いています。 銃身、フレーム、シリンダー、トリガー・ガード、バック・ストラップ、シリンダー・ベース・ピン、ウェッジのシリアル No.が全てマッチしています。 銃身の上に細かい文字一行で「-ADDRESS COL. SAML COLT NEW-YORK U.S. AMERICA-」とハッキリと入っています。 またフレームの左側面に「COLTS PATENT」の刻印が入っています。 バレル・ウェッジを留めるネジの反対側に「D」の刻印が、同じくシリンダーにも同じ「D」の刻印が二ヵ所入っています。 銃身内はライフリングが深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。 国内では「60 アーミー」の呼び名で「51 ネービー」と人気を二分するモデルです。 作動はカチカチと小気味に良く確実にハーフ・ロックとフル・コックとコックされと共にシリンダーが確実に回転する調子の良い品です。 トリガーによるハンマーのリリースも完全です。 時代は付いているものの、ガタのないしっかりとしたお薦め一品です。 コルト M1860 アーミー リボルバーは人気がある割には、出物が少ない品です。
東京店在庫品
【その他の情報】
昭和49年5月28日に大阪府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
約150年以上前に製造されて機会物の高価な品でございますので、極力店頭で現物を見てお買い求め頂けるようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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