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シングル・ショット フリント・ロック ポケット ピストル (I & W Richards社製、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3373】 |
英 名
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English Flintlock Single Shot Pistol made by I & W Richards |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol.12 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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185mm |
口 径
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10mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【I & W Richards社製 シングル・ショット フリント・ロック ポケット ピストルについて】
英国で1790年代頃に製造されたポケット・サイズのフリント・ロック(火打ち式) シングル・ショット ピストル(単発拳銃)です。 本体右側面にLONDON、左側にI. & W. Richardsの刻印があります。 84mmの全銃身長の内、55mmがネジ込み式になって取外しが可能です。 この回して取り外しができる銃身はTurn-off Barrel と呼ばれます。 これはフレームと銃身が一体型の場合は銃口からパッチと呼ばれる布切れと一緒に弾を押し込んで装弾しますが、Turn-off Barrel の場合は銃身を外し、薬室に直接装薬を入れて口径より大きな弾を乗せて銃身を取り付けて使用します。 それによって銃口からの装弾よりも大きな初活力(Muzzle Energy)を得ることができます。
本品はFlintlockと呼ばれる火打ち式銃砲ですが、特にこの形状の品を撃発機構が側面にあるSidelockに対してBoxlockと呼びます。 Boxlockはハンマーを含む撃発機構が箱型の本体(フレーム)の中に収まっており、本品のような小型の拳銃に取り入れられました。 ハンマーが本体の中央にくるのでセンター・ハンマーとも呼ばれます。 18世紀末頃から19世紀中頃まで流行したデザインです。
英国では1870年まで銃を隠し持って出歩く事に対しての規制は全くありませんでした。 1909年になってようやく僅かな規制がされました。当時の英国では紳士でも夜間に出歩く時は携帯に便利なこのような小型の拳銃を持ち歩きました。
【本個体の説明】
本品の程度は古式銃としては良い状態で欠品等が見られない完全品です。 本体は白磨き仕上になっており、一部にグレイ・パティナと呼ばれる薄い黒錆が出ていますが古式銃としては許容範囲内で、白磨き仕上げと明るめの木製グリップの色のためか、時代を感じつつも綺麗な印象を与える銃です。 London Proof Houseの検査刻印が本体銃身下部に二ヵ所打ってあります。 本体右側面にLONDON、左側にI. & W. Richardsの刻印はハッキリ読むことができます。 木部は小キズこそありますが、欠けなどは無く、程よい良い艶と良い色が出ています。
ハンマーのコッキング、トリガーによるリリースは問題ありませんが、構造上トリガー・スプリングが消耗し易い為、引き金を強く引き続ける等、必要以上の負荷を掛けないよう留意する必要があります。 フリズンの動きは全く問題ありません。 フリントをくわえるジョーもネジにより問題なく開閉します。
本個体のハンマーは、装飾性を優先させた為か、非常に造りが薄くて繊細な部分があり、実用品として製造されたにも関わらず、連続的な火打ち石での発火/実用には適していません。 空撃ちをすると破損する可能性が否定できませんので、空撃ちは出来る限りご遠慮願います。
Flintlock(火打ち式)の銃砲は管打ち式式より時代が古いので現存数も少なく、欧米では管打ち式より当然高価で取引されています。 約200年ほど前の完全な英国製のピストルとしては、お手頃な価格になっています。 東京店在庫品(я)
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和48年7月13日に大阪府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
約200年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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