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【TK2308S/O】シャープス 管打式 散弾銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#83110B00282) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3273】 |
英 名
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Sharps Percussion Shotgun |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、レバー・アクション、散弾銃、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol.12、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 / 日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,173mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【シャープス 管打式 散弾銃 について】
シャープス ライフルは、クリスティアン シャープスによって1840年代に設計された南北戦争時の代表的なライフルの一つです。 当時、シャープス銃のシンプルで堅牢なメカニズムは高い命中精度を誇り、非常に高い信頼性を得ていました。 後にバファロー・ライフルと呼ばれるほど大口径の弾薬も使用可能な丈夫なシステムとして有名です。 同時代の銃としてはスペンサーと並び現在でも人気の非常に高い銃の1つです。 アンダー・レバー式でレバーを下方に引くことによって、ブリーチ・ブロックが垂直に下降して薬室が開きます。 その状態で後部より紙薬莢またはリネン薬莢を装填し、右側面に付いたハンマーがブリーチ・ブロックの右上のニップルに載った雷管を叩いて発火させる後装外火式管打銃です。
本品はM1859モデル以前に製造されたライフルを改造してライフリングを取ってスムース・ボア(滑腔銃身)にした散弾銃です。 機関部は1859年型の雷管式ブリーチが付いていますが、1859年に特許を取った新型のLawrence Pellet Primer Systemは付いていません。 フロント・サイト&リア・サイト共に小型の和製(火縄銃のような形)のサイトが付いています。 銃身は米国製オリジナルか和製かは不明です。 サイトは和製ですが銃身はオリジナルを改造したものではないかと思います。 M1855 モデルのディスク(テープ)・プライマーも付いていませんのでM1853モデルに近い一回ずつ雷管を被せる単純な構造です。
【本個体の説明】
金属部は表面のブルー仕上げが完全に落ちてパティナと呼ばれる表面錆が多少出ている状態ですが、深い朽ち込み錆はあまり見られません。 火薬ガスが直接触れるブリーチ部分が最も錆が多くなっています。 木部は全体的に黒っぽくなっていますが、傷はあまりありません。 バット・ストックの付け根(前方上部)に細いヒビ(ヘアライン・クラック)があります。 バット・ストックは当時の日本人の体格に合わせたのか、オリジナルより短くなっており現代人が肩撃ちをするのには少し短いです。 ハンドガードはスポーティング・タイプのハーフ・ストックになっており、下部のネジ付近に細いヒビ(ヘアライン・クラック)があります。 そして経年の木部の痩せが若干あります。 バット・プレートとバット・ストックの間(左上)に小さな欠けがあります。 木部には一部仕上げの剥げなどがありますが、大きな傷はありません。 黒味を帯びてはいますが、歴史を感じさせる色味となっています。 ハンマーを起こすとハーフ・コック、フル・コック共に正常に作動し、引き金を引くとハンマーがスムーズに落ちます。 雷管を被せるニップルもハンマーに叩かれて起こる変形も殆どしておらず、ニップルの孔も綺麗なままです(表面錆は出ています)。 ブリーチとアンダー・レバーの一式を取り外すレバーを固定するピンがフラットな真鍮製になっています。 アンダー・レバーを下げるとブリーチアンダー・レバーを下げるとブリーチが解放され、薬室が完全に見えます。 この作動も正常に動きます。 セーフティもロックと解除も完全です。 サイド・プレートには「C.SHARPS PAT. OCT.5th 1852」のパテント刻印が入っています。 幕末に輸入されて狩猟用散弾銃として国内で使用されたと思われる品です。 そのためネジなど一部に後世の部品が使用されている可能性があります。 少なくても機関部のネジ1本が真鍮製ですので当時国内で付け替えられたと思います。
【その他の情報】
昭和46年10月5日に高知県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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