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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3222】 |
英 名
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Japanese Tanegashima Style Percussion Rifle |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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975mm |
口 径
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16mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【管打式 番筒について】
戦国期から江戸期に渡って作られていた火縄銃と同じ伝統的な和銃の形状でありながら、撃発機構が「火縄式」ではなく、幕末期の時流に乗った「管打式」となっている品です。 それまで火縄銃を製作していた銃工が作った品ですので、銃身や銃床は火縄銃とほぼ同じ造りです。 管打ち式の為、火皿の代わりにニップルと呼ばれる雷管を被せる管の台座が付いており、火縄銃より打力の強い撃鉄(火縄銃は火鋏と呼ばれる力の弱いものです)が備わっています。 射撃方法も伝統的な火縄銃と同じ頬付射撃を想定している為、銃床の形状や装飾は和銃独特の物となっています。 洋式の肩付射撃が一般的になってからは頬付射撃の銃は廃れてしまった為、幕末の一時期に日本だけに存在した特殊な形状をした管打ち式銃です。 番筒とは足軽の鉄砲隊に持たせた軍用銃で、本来はお貸し具足と同じ様に主君が用意した品で番号が打ってあった事から「番筒」と呼ばれました。 細く装飾性の高い細筒が標的射撃や趣味の狩猟など現在における余暇的な用途で使用されたのに対し、全体的に短く若干太め(口径も大きめ)な実用的な品です。 本品の様な管打式の番筒は幕末の動乱時に使われて、実戦には使われなかった細筒に比べて現存数が少ないものです。 簡素な品ですが歴史的な価値がある品です。 また本品は銃本体右側に洋式のバック・アクション パーカッション ロック(Back-Action Percussion Lock)と呼ばれる鉄製の機関部(火縄銃で言うカラクリ)とゲベール銃と同じ形状のハンマー(撃鉄)、そして洋式のトリガーとトリガー・ガードが付いている珍しい和洋折衷の品です。 真鍮製の火縄銃から改造した品ではありません。 明らかに様式銃を意識して作られた幕末の作品です。 火縄銃を改造した品でないので撃発機構も完成しており、実戦向きの品です。 このような点から1850年後半から1860年前半に製造された品と製造時期がほぼ確定できる興味深いものです。
【本個体について】
本品の金属部は全体的に表面錆が見受けられ、一部に朽ち込みがございますが、目立った破損等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。
木部は各部に細かな擦り傷や打ち傷が見受けられますが、大部分に艶の有る仕上げが残っており、良い雰囲気となっています。 本体下面及び銃床右側面の留め金周辺の仕上げが一部落ちて木の地肌が見えています。 また銃口の付近の左側面の銃床及び本体右側面のサイド・プレート周辺にヘアライン・クラックが見受けられますが、強度的には影響の無いレベルです。
真鍮製のフロント・バンド及びリア・バンドは全体的に表面が磨かれて光沢の有る状態となっています。 真鍮製の用心金及び芝引き金については磨きは行われておらず、適度に時代感の付いた雰囲気の良い状態となっています。 パーカッション・ニップルはやや時代が下る品に交換されていますが、殆ど違和感は有りません。
鉄製のさく杖が付属致します。 機関部の作動についても完全で、フルコック状態から引金を引く事により、撃鉄が力強く落ちます。 上述した通り番筒の現存数が少ない品ですがお値打ちな価格になっています。 古式銃コレクションの最初の一丁に如何でしょうか? 東京店在庫品。 (KK)(MM)
【その他の情報】
平成5年6月25日に京都府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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