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スペンサー M1865 カービン (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#107357) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3165】 |
英 名
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Spencer M1865 Carbine |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、レバー・アクション、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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940mm |
口 径
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.50in (13mm) |
装 弾
数
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7発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スペンサー M1865 カービンについて】
スペンサー M1860モデルは南北戦争(1861年-1865年)で主に北軍によって使用されました。 M1860は22インチ・バレルに.56-56in.口径でしたが、M1865は2インチ銃身が短い20インチ・バレルの.50in.口径となりました。 このM1865 モデルは南北戦争終結年(1865年)に生産が始まり、南北戦争には実質的には間に合いませんでしたが、多くの南北戦争の文献にはM1865が南北戦争で使用されたように記載されています。 南北戦争後は、その多くがアメリカ合衆国騎兵隊に支給されました。 スプリングフィールド M1873 カービンが正式となるまで、スペンサー カービンは当時の最新型騎兵銃として騎兵隊の主要火器となっていました。 本体側面に騎兵隊が鞍に吊るす為のリング(サドル・リング)が付いており、そのためSaddle Ring Carbineと呼ばれています。
日本には幕末に佐賀藩によって約8,000丁が輸入されて戊辰戦争(慶応4年/明治元年[1868年]〜明治2年[1869年])等で使用されました。 来年の大河ドラマ【八重の桜】で主人公の「新島八重(新島襄の妻)」がスペンサー連発銃を使用して会津若松城(鶴ヶ城)籠城戦で奮戦する場面が多くあります。 実際は会津藩にはスペンサーはその一丁しかなく、攻撃をした新政府軍に多くのスペンサーが支給されていました。 当時日本国内でもスペンサーは最新兵器で「元込め7連発」と呼ばれて恐れられました。
【本個体について】
本品は幕末に国内に輸入されたスペンサー M1865 カービンです。 本体(レシーバー)上部にはSpencer Repeating (一行目) Rifle Co. Boston Mass.(二行目) Patd March 6, 1860(三行目)のメーカー刻印とパテント刻印が三行に刻まれています。
銃身には壬申刻印が打たれ、当時から日本国内にあった事を証明していますが、文字の判読は困難です。 当時輸入された小銃の中で最も高価な品でした。
「壬申刻印」は1872年に日本国内にあった銃砲調査の際の一種の登録番号です。
約145年前に製造され、経年の表面錆はかなり出て、朽ち込み錆などもありますが非常にしっかりとした品です。 木部はオリジナルのウォルナット製で全体的に傷も非常に少ない品です。 ハンドガードに一箇所だけ目立つ当たり傷があります。 作動は非常にスムーズで完全で、とても気持ちの良いアクションが確認できます。 外見は表面上の錆はありますが、機関部内部、ブリーチ、マガジンなど、表面に出ていない部分の程度の非常に良い品です。 恐らくとても程度の良い銃が屋根裏などに一世紀以上のあいだ放置されていたものと考えられます。 撃鉄はフルコック、ハーフコック共に完全に作動します。 銃口から薬室まで銃身内は完全に通っています。 ライフリングもよく残っています。 銃床内に入る七連発チューブ型弾倉も完全で、容易に脱着が可能です。 東京店在庫品
【その他の情報】
多くの西部劇に登場するスペンサー カービンですが、クリント・イーストウッドが監督・主演した1992年公開の映画「許されざる者」ではスタール M1858 リボルバーとスペンサー・カービンを使ったガン・アクションがメインでイーストウッドのガン・マニアぶりが前面に出ています。
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 平成22年5月18日に三重県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、後日リンクとして追加される詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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