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価格(税込)
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\396,000 |
商品番号
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【3002】 |
英 名
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M30S Light Machinegun |
種 類
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軽機関銃、ガゼット Vol. 14、東京店在庫品 |
国 名
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オーストリア |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,175mm |
口 径
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8mm×56R |
装 弾
数
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25発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M30S 軽機関銃 について】
第二次世界大戦以前にオーストリアが採用した軽機関銃です。 スイスのソロータン社から製造権を得たステアー社が生産した軽機関銃で、ドイツのラインメタル社が開発しました。 ソロータン社のS2-200 軽機関銃を8mmモーゼルから8×56R弾に改める形で1930年に採用されました。 その後ハンガリーにも採用され、改良型となる31M、43Mが採用された他、オーストリア併合後のドイツでも使用が続けられました。
1930年より再軍備を開始したオーストリアが最初に採用した軽機関銃でしたが、大規模に生産される事は無く少数ずつ細々と生産されました。 同様にハンガリーの31Mも生産数は限られており、MG34に影響を与えた銃砲史上重要な存在ですが、非常に稀少な銃と言えます。
ヴェルサイユ条約による制限のためベルト給弾ではなく、マガジン方式となっていますが、ショート・リコイル反動利用式の作動機構を持ち、引く位置で単射/連射を切り替えるトリガー等が、MG34の原型となっています。
直銃床のため高い位置で、なおかつ左にオフセットされて固定されている前後サイト、マガジン挿入口を閉じるカバー、右利きのみに合わせられた微妙にアンシンメトリーな形状バット・ストック、前方に大きく口を開けたトリガー・ガードなど特徴が多い銃です。 生産時期によって細部の形状、刻印の打刻方法が異なりますが、チェンバー上部の段差の有無によって大きく前期・後期型に分類する事ができます。 地上用の他、一部機構を変更し、航空機用として転用され、より本格的で強力な航空機機銃の登場まで使用され続けました。 (YS Updated)
【本個体の説明】
本品はシリアル#1569で、バレル・ジャケット基部に段差が見られることから、前期型に分類できます。 ストック基部付近に「M.30 S」とシリアルが打刻されており、リア・サイト、バレル・ジャケット基部でマッチしています。 その他フラッシュ・ハイダー、銃身、コッキング・ハンドル・ガイドにもシリアルが見られますが、これらはアン・マッチです。 加えて、リア・サイト基部にはオーストリアの鷲の刻印と「32」の刻印、バット・プレートに「AJR8」の刻印が見られます。 金属部は全体にブルーイングが鮮やかに残っており、充分に良い状態を保っています。フラッシュ・ハイダーのみ全体的に銀地っぽくなっていますがオリジナルの仕上げも確認する事ができます。 機関部の一部やバレル・ジャケットにほんのわずか表面的な朽ち込みの跡が見られますが、注視して判る程度で外観を損ねる物ではありません。 同時に状態も安定しており、すぐさま錆が進行する心配は少ない印象です。
木部はストック、グリップ・パネル共に色味やコンディションが揃っています。 多少の小傷は散見されますが、オリジナルの仕上げの艶は鮮やかで、適度な経年といえます。 ストック基部に3cm程のヒビが見られますが、 ピン打ち補修がなされており、強度・外観共に問題無いと思われます。
特徴的セレクターは、ロックを解除しながら回転させることが出来、各ポジションでしっかりと固定されます。 トリガーとの連動は有りません。 二脚は、展開、伸縮共にスムーズです。 排莢口のゴム製のカート・ディフレクターは殆どが失われてしまっています。
MG13用の25連マガジンが付属します。 専用マガジンではないため、マガジン挿入時にややガタつきが見られるものの、ロック自体は掛かります。 外観もM30用マガジンと似ており、雰囲気は良いものです。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)(TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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