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コルト M1862 ポリス・リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#47258) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【2949】 |
英 名
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Colt Model 1862 Police Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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186mm |
口 径
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9mm (Cal..36) |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M1862 ポリス・リボルバー について】
コルト M1862 ポリス・リボルバーは、コネチカット州ハートフォードにあったサミュエル・コルト社 (Colt Patent Firearms Company、現在のColt Firearms社) で1861年より1873年まで僅か28,000挺だけ製造された、「Cap and Ball」と呼ばれる管打ち式のリボルバーです。 シルエット的にはM1861 ネービーを一回りコンパクトにした非常に引き締まった形をしています。 フレームはM1849 ポケット・リボルバーとほぼ同サイズですが、シリンダー前部の2/3を.36口径に対応するため肉厚にし、ボア・アップしてあります。 更にシリンダーは余分な肉をそぎ落としたフルーテッド・シリンダーと呼ばれる溝の入ったものになっています。 このようなシリンダーを米国では「Half Fluted Cylinder」と呼んでおり、数あるコルト社製リボルバーの中でも本モデルが唯一の「Half Fluted Cylinder」となっています。 Colt M1862 Pocket Model of Navy Caliber Revolver (通称ポケット・ネービー) とM1862 ポリス・リボルバーとの違いは、シリンダーが「Half Fluted Cylinder」となっているかの違い及び、彫刻の入ったラウンド・シリンダーになっているかの違いのみです。 コルト・ポケットとコルト・ポリスの比較は弊社ブログで詳細をレポートしています。 (コルト・ポケットとコルト・ポリスの比較ブログはこちら)
M1862 ポリス・リボルバーは全て .36 口径の5連発モデルです。 銃身長は3 1/2インチ、4 1/2インチ、5 1/2インチ、6 1/2インチが存在し、M1849 ポケットとは異なる銃身バリエーションとなっています。 本品は護身用に銃身を6cmに当時米国で切り詰めたオリジナル・モデルです。 コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように前後に分解出来る構造になっています。 全ての銃身長のバレルの下にはCreeping Styleのローディング・レバーが付いていますが、本品のローディング・レバーは取り外されております。 その取り外した後の穴の部分は鉛により埋められています。 これも使用されていた当時の改造と思われます。
【本個体の説明】
本品の銃身上面には細かい文字で「(ADDR)ESS COL SAML. COLT NEW-YORK U.S. AMERICA」とはっきりと入っています。 ADDRESSの文字の最初のADDRの部分は銃身を切り詰めているため、失われています。 その他、フレームの左側面に「COLTS PATENT」の刻印が入っている他、トリガーガードの左側面に「36 CAL」の口径表示刻印が入っています。 本品はシリアル No.から1873年製であることが判ります。 シリアルNo.は、銃身、フレーム、シリンダー、トリガー・ガード、バック・ストラップでオール・マッチしています。
本銃は銃身やシリンダーにやや仕上げが落ちている箇所や経年による褪色が見受けられるものの、オリジナルのブルー/ケースハードン仕上げも残っており、古式銃としては全体に非常に良好な状態が保たれています。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについても、やや小傷は見られるものの、目立った変形や腐食等は見受けられず、トリガー・ガードにはオリジナルの銀鍍金仕上げが比較的良好に残っています。 また真鍮部品の地が出ている部分も自然で近年磨かれた形跡のない歴史的を感じる健全な状態です。オリジナルのウォールナット製グリップについても、若干の打ち傷は見られるものの、目立った欠損等は見られず、オリジナルの艶のある仕上げが大部分に残った良好なコンディションが保たれています。
作動は完全良好で、ハンマーのハーフ/フル・コックともにしっかりと掛かり、フル・コック状態で引金を引くとハンマーが力強く落ちます。 また、ハンマーを起こすとシリンダーが歯切れ良く回転します。 オリジナルのハンマー・スプリングの為に、ハンマーのテンションは非常に重くなっています。 銃身内は銃口から銃身後端まで完全に抜けて (通って) おり、ライフリングもはっきりと残っています。 パーカッション・ニップルやハンマーについても現状目立った欠け等は見られません。 また、コルト製リボルバーの持病とも言える銃身とフレームのガタつきや、シリンダーの前後の遊びについても殆ど見受けられません。コルト M1862 ポリス・リボルバーとして最終年に生産された貴重な一挺です。
復刻品の木箱及び、同じくイタリア製と思われる復刻品のフラスコとモールダー (.31口径用)、ニップル・レンチが付属致します。 木箱の鍵は付属致しませんが、蓋を閉じた際のロックはしっかりと掛かり、前面のボタンを右側にスライドさせるとロックが正常に解除されます。
大阪店在庫品 (KK)
【その他の情報】
平成25年11月12日に東京都教育委員会によって再交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 由緒あるお家の方が所蔵されていた貴重な一品です。 本品の価値が判り、大切にして頂けるお客様のコレクションになれば幸いです。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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