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価格(税込)
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\198,000 |
商品番号
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【2914】 |
英 名
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DT Tank Machinegun |
種 類
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車載機関銃、ガゼット Vol. 14、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2023年 夏 |
国 名
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ロシア&ソ連 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,156mm(965mm)(実測) |
口 径
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7,62mm×54R |
装 弾
数
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63発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【DT 車載機関銃 について】
DP28 軽機関銃を基に旧ソ連で1929年に開発された車載機関銃で、ソ連軍の戦車や装甲車等に多数装備されました。
基本的な機能はDP28と同様ですが、狭い車内で扱い易いようストックは伸縮式となり、ストックは伸縮式となりキャンバス製のクッション、ショルダー・レストが追加されました。 また、グリップがピストル・グリップに変更されています。 また、DP28の薄く平たいパン・マガジンについても直径が小さく厚みのある複列式へと変更され、装弾数が63発へと増加しています。 マガジンの厚みが増すのに合わせて、背が高くなったリア・サイトも特徴の1つです。 また、T-26軽戦車等のボール・マウントに取り付けられるよう、機関部前部にはマウントが追加され、フラッシュ・ハイダーが省略されました。 その他、光学照準器の装着や、機関部下面に空薬莢受けの取り付けも可能となっています。 さらに降車して戦闘を行う際には、マウントに二脚とフロント・サイトを取り付けて使用する事も可能となっていました。 その他、光学照準器や空薬莢受けを取り付けるマウントも備わっています。
一方で、DP28と同じくDTも連射時の熱によりリコイル・スプリングが劣化し、装填不良や発射速度の低下が発生する欠点がそのまま残されていました。 その為、1944年には改良型であるDTMが開発され、バッファー・チューブを機関部後部に追加し、リコイル・スプリングを従来のガス・チューブ周辺から移動させる事で、熱による劣化に対策が取られました。 (YS)(KK Updated)
【本個体の説明】
本品のシリアルNo.は3996で、機関部右側面には「3996 ZTD tgf」の刻印が見られ、ロア・フレーム、コッキング・ハンドル、マウントで一致しています。 本品は一度再整備に伴う再仕上げが施されたと考えられ、やや薄れていますが製造年の1943及び「砲弾の中に矢印」のコヴロフ造兵廠の刻印の一部が確認でき、再整備前のシリアルNo.527は打ち消されています。 同じくロア・フレームにも再整備前のシリアルNo.439が薄れていますが確認でき、横線で打ち消されています。 着脱可能な二脚はシリアルNo.が0349でアン・マッチとなっており、その他全体にキリル文字や数字の刻印が散見されます。
金属部はブルー仕上げが美しく残っており、使用感は比較的少ない印象です。 やや保管に伴う小傷が見られますが、目立った破損や欠損等は見られません。 肩当て部のキャンバス製カバーはやや汚れが見られますが、目立った破れ等は見られず概ねしっかりとした状態です。 木製のピストル・グリップは、表面のニスが剥落し木部の地肌が見えている箇所がやや多くなっています。 とは言え大きな割れや欠けは見られず、大きな難はありません。 フロント・サイトと一体の二脚はスムーズに着脱でき、蝶ネジを締めこむとタイトに固定されます。 リア・サイトは4段階で距離を調整でき、テンションがはっきりと残っているキャッチを操作することで、スムーズに切り替える事ができます。 マガジンは非常にタイトに嵌っており、マガジン・キャッチの着脱がやや固くなっています。 伸縮式のストックはスムーズに伸縮可能で、各ポジションでしっかりとロックされます。 ショルダー・レストについては展開時に若干の遊びがありますが、ロック機能は正常です。 照準器用のマウント・リングが無い個体です。 DT車載機関銃は世界的なコレクター市場でも滅多に出物が無い品です。
オリジナルではありませんがトリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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