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価格(税込)
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\418,000 |
商品番号
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【2829】 |
英 名
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Thorton-Pickard Hythe Gun Camere Mk 3 |
種 類
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その他、一品物、無可動実銃買取品 2013年 夏 、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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975mm |
口 径
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.303in |
装 弾
数
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12枚又は16枚 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【Hythe ガンカメラ Mk 3 について】
第二次世界大戦前にイギリス空軍(第一次大戦まではイギリス陸軍航空隊=Royal Flying Corp、RFC)とアメリカ陸軍航空隊で使用されたガンカメラです。 1916年にイギリス、ケント州の街「Hythe (ハイス)」にあったイギリス陸軍航空隊機関銃学校で最初に設計されたのでHythe ガンカメラと呼ばれています。 形状は航空機関銃ですが、機能的にはカメラですので特に無可動加工は施されていません。
カメラとしての精度保証は専門外ですので出来かねますが、コッキング・ハンドルを引くとフィルムとシャッターがチャージされ、引き金を引くとシャッターが切れます。 未調整ですが作動はいたします。
本品には付属していませんが、フロント・サイトとリア・サイトで実銃でエイミングするのと同じように被写体を捉えます。 訓練後にフィルムを現像して訓練結果を確認します。 ガンカメラ上部にはダミーのマガジンが付属しており、取り外しが可能です。 バレル・ジャケット後部に長方体の収納スペースがあり、その蓋を開けると12枚又は16枚撮りの120mmフィルムを収めるフィルム・ホルダーが取り出せます。 レンズはF8/30cmを使用しています。 サイズと重量共にオリジナルのルイスガンとほぼ同じになっています。
1915年に航空機に搭載された機関銃の訓練用に作られたもので、ルイスガン航空機関銃をコピーした形状をしています。 このようなガンカメラは第一次大戦当時、イギリス陸軍航空隊とアメリカ陸軍航空隊で最もポピュラーであったルイスガン航空機関銃を模して作られました。 この形状が1930年代まで受け継がれています。 映画でよく見かける複葉機の羽根の上に装着したり、実物と同じように機関銃手のリング・マウントにも装着が可能でした。
本品は英国のカメラ・メーカーとして最大手のThorton-Pickard社製 (1888年設立) で、本機種のモデル名はMKIIIとなっていますが実際にはMKIとMKIIは生産されませんでした。 「Hythe」は通称です。 本モデルはThorton-Pickard社の代表的なガンカメラとして有名です。
【本個体の説明】
本体にMk 3.とシリアル No.の1657がステンシル文字で大きく書かれています。 グリップパネルにInspector R.A.F.と刻印があり、第一次大戦後に組織された英国王室空軍 (Royal Air Force) で使用されたことが判ります。 1930年代後半(1934年)にはルイスガン航空機関銃自体が時代遅れとなり第一線から退いてからは、このHythe ガンカメラ Mk 3も新しい近代的な航空機関銃 (動画撮影が可能な16mm フィルムのWilliamson Gun Camera) に交換されました。 そのような意味でもクラシカルな趣きのある品です。 本体はダイキャストと真鍮製で外観上の塗装の剥げや擦れはありますが、大きな破損はありません。 またフロント・サイトとリア・サイト以外の部品欠損はありません。 ダイキャスト本体部分の塗装剥げはこのような古い品では、避けられない経年劣化となっています。 弊社の在庫としてヴィカースKガンの形状をした品もありますのでコレクションのバリエーションとして楽しめます。 展示用の時代が付いた木製台が付属しています。 弊社でも初めて入手した希少品です。
【その他の情報】
本品には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
Hythe ガンカメラについての詳しいブログはこちらとこちら
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