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スペンサー M1865 カービン (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#102058) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【2618】 |
英 名
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Spencer M1865 Carbine |
種 類
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古式銃(登録証付) |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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940mm |
口 径
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.50in. |
装 弾
数
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7発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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幕末に国内に輸入されたスペンサー M1865 カービンです。 銃身後部上方にM1865とモデル名が入っています。 また本体(レシーバー)上部にはSpencer Repeating (一行目) Rifle Co. Boston Mass.(二行目) Patd March 6, 1860(三行目)のメーカー刻印とパテント刻印が三行に刻まれています。 M1860モデルは南北戦争(1861年-1865年)で主に北軍によって使用されました。 M1860は22インチ・バレルに.56-56in.口径でしたが、M1865は2インチ銃身が短い20インチ・バレルの.50in.口径となりました。 このM1865 モデルは南北戦争終結年(1865年)に生産が始まり、南北戦争には実質的には間に合いませんでしたが、多くの南北戦争の文献にはM1865が南北戦争で使用されたように記載されています。 南北戦争後は、その多くがアメリカ合衆国騎兵隊に支給されました。 スプリングフィールド M1873 カービンが正式となるまで、スペンサー カービンは当時の最新型騎兵銃として騎兵隊の主要火器となっていました。 本体側面に騎兵隊が鞍に吊るす為のリング(サドル・リング)が付いており、そのためSaddle Ring Carbineと呼ばれています。
日本には幕末に佐賀藩によって約8,000丁が輸入されて戊辰戦争(慶応4年/明治元年[1868年]〜明治2年[1869年])等で使用されました。 来年の大河ドラマ【八重の桜】で主人公の「新島八重(新島襄の妻)」がスペンサー連発銃を使用して会津若松城(鶴ヶ城)籠城戦で奮戦する場面が多くあるようです。 実際は会津藩にはスペンサーはその一丁しかなく、攻撃をした新政府軍に多くのスペンサーが支給されていました。 当時日本国内でもスペンサーは最新兵器で「元込め7連発」と呼ばれて恐れられました。
銃身には癸酉(1873年)刻印が打たれ、当時から日本国内にあった事を証明しています。 当時輸入された小銃の中で最も高価な品でした。
銃身側面に古式銃の戸籍番号とも呼ばれる「壬申刻印」と同じ意味合いの癸酉刻印が「癸酉二〇四六 静岡縣」と入っています。 「壬申刻印」は1872年の国内にあった銃砲調査の際の一種の登録番号で、「癸酉刻印」は翌年1873年の銃砲調査のものです。 古式銃に打たれている刻印の99%は壬申刻印で癸酉刻印は殆ど見られません。
約145年前に製造され、経年の表面錆は多少出ていますが朽ち込み錆などもない非常に美しい品です。 木部はオリジナルのウォルナット製で全体的に傷も少ない品です。 ハンドガードに一箇所だけ目立つ当たり傷があります。 バット・ストック側面に漢字六文字の焼印が押されています。 作動も完全な程度の非常に良い品です。 撃鉄はフルコックは可能ですが、ハーフコックではロックしません。 トリガーの前にボルトを途中でロックさせる装置が付いており、連発と単発の切り替えが出来るモデルと思われます。 しかしその一部が折れていますので実際にどのような仕組みなっているかは判りません。 銃口から薬室まで銃身内は完全に通っています。 ライフリングもよく残っています。 銃床内に入る七連発チューブ型弾倉も完全で、容易に脱着が可能です。 東京店在庫品
多くの西部劇に登場するスペンサー カービンですが、クリント・イーストウッドが監督・主演した1992年公開の映画「許されざる者」ではスタール M1858 リボルバーとスペンサー・カービンを使ったガン・アクションがメインでイーストウッドのガン・マニアぶりが前面に出ています。
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和42年4月27日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
詳細画像はこちら
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トリガー前の破損箇所。 連発と単発の切り替えスイッチと思われます。 オプションでの部品ですの本体一部の破損と言うほどの問題点ではございません。 |
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