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ジェゼイル フリント・ロック ライフル (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#無、1810年製)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【2052】
英  名
 Afghan Jezail Flintlock Rifle
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、ガゼット Vol.19
国  名
 アフガニスタン / インド
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,510mm
口  径
 15mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ジェゼイル フリント・ロック ライフル について】
Jezail(ジェゼイル)と呼ばれる、インド、中央アジア、中近東でおよそ100-200年前に遊牧民族によって使用された前装式の小銃で、戦いの際は軍用銃としても使用されました。
Jezail (ジェゼイル) はメーカーや生産国で分類することのできないバット・ストックが三日月型に曲がり全体的に細長い形状の民族的な装飾を施されたライフル全般を指します。
 Jezail (ジェゼイル) とはペルシャを語源にした単語でペルシャ王朝 (この場合のペルシャはイランの古名ではなく広大な王朝の領土を指します) の勢力圏で使用された為に命名されたと思われます。 殆ど全てが手作りで、稀に英国製、または英国東インド会社製 (英領インド製) の機関部を使用した品が見られます。 本品は機関部は英国製で、それ以外は100%ハンドメイドの品です。
本品はフリント・ロック式ライフルです。 一見火縄銃のように見えますが、火縄式 (マッチ・ロック式) ではなく、火打石がフリズンと呼ばれる「当たり金」と擦れて火花を発して点火するフリント・ロック機構です。 フリント・ロック式は日本語では燧石 (火打ち石) 式と呼ばれ登録証も「火打ち石式銃砲」となっています。 ジェゼイル・ライフルはヨーロッパでは類を見ない細長い形状をしており、唯一似た形状をしているのはアメリカのケンタッキー・ライフルだけでした。 しかしケンタッキー・ライフルは狩猟用に作られたのに対し、ジェゼイル・ライフルを使用した遊牧民族は狩猟用として使うのではありませんでした。 成人男子における短剣ジャンビーヤ (Janbiya) と共にステイタスとして常に携帯し宗教的な儀式等を始め戦いにも使用されました。 アラビア半島では短剣と銃を所有する事が自由人としての誇りとされていました。
使用国は特定できませんが、第一次アフガン戦争 (1838年〜1842年) でアフガニスタンがイギリスを破った時にアフガン戦士によって使用されたことで欧米ではアフガニスタン (ジェゼイル) ライフルと呼ばれています。 独特の形状をしたストックに一挺一挺異なった装飾が施されたジェゼイル・ライフルは他のアンティーク・ライフルと違った味があり、全長約130cmの長さも装飾品として魅力的です。

【本個体の説明】
本品はストック全体に螺鈿 (らでん) と呼ばれる虹色光沢を持った貝を加工して埋め込んだ装飾が施されています。 全体的な造りや仕上げは荒く、元々騎馬民族の道具と言うイメージが強いので、多少の不具合はご了承願います。
アフガニスタンで使用された独特の形状をしたストックには他のアンティーク・ライフルとは違った味があり、全長約150cmという全長も魅力です。
機関部はイギリス東インド会社の下で生産された品ではないでしょうか。
立った状態のライオンの紋章と年代を表す「1810」の数字がサイド・プレートに入っています。
残念なことにストックのグリップ部分が一度折れており、現在でも完全には固定されていません。 しかしながら、機関部とトリガー・ガードによって折れた部分が繋がっているので現状ではバラバラにはなっておらず、見た目はそれほど気になりません。 照門 (リア・サイト) が欠損している他、ストックの装飾用螺鈿の一部に欠損がみられます。
登録証付きの為、機関部は一切手は加えられていません。 トリガーのスプリングが不良 (欠損?) の為、通常通りにハンマーを起こしてもコッキングはされません。 指でトリガーを前に押しつつハンマーを起こすとコックされます。 また、現状ではフリズン (当り金) のスプリングが作動していません。 サイド・プレートとストックの間に隙間があり、ストックの一部に小さな欠けがあります。 他の登録証付古式銃とは違い作動を楽しむと言うよりは装飾品としてコレクションして頂きたい品です。
銃身はストックと真鍮のバンドで何箇所も固定されているので、傷を付けずに外す事は不可能です。
古い鉄製のクリーニング・ロッドが付属していますが、長さが約40cmしかなく、ストックの中で折れている可能性がございます。 ロッドを差し込んだ状態ですと、ロッドが短いのは判りません。
上記のような幾つかの難点は見られるものの、銃全体にエキゾチックな装飾が施され、全長の長い本品はお部屋の装飾品としても見栄えのする一品です。 また、本品のようなフリント・ロック式の銃は無可動実銃として殆ど入荷しておらず貴重となっており、海外でも管打ち式、ピン打ち式、火縄式に比べ高価ですので、そのような点でもお勧めできます。(MM)(KK)

【その他の情報】
昭和49年東京都教育委員会発行によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃で、名義変更だけの手続きで合法的に所持ができる小銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は150-200年ほど前の古い機械物の骨董品ですので出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願い致します。
通信販売でのご購入を検討される方は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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