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英国砲兵隊 軽量12ポンド野戦砲 (無可動 1/3 スケール) |
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価格(税込)
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\3,080,000 |
商品番号
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【1456】 |
英 名
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British Artillery 12-pounder Light Field Gun, 1/3 Scale |
種 類
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古式銃(復刻品)、単発、機関砲/大砲、その他、一品物、無可動実銃買取品 2020年 秋、長野倉庫在庫品 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,270mm |
口 径
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1 -3/8in.(35mm) |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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非公開 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【英国砲兵隊 軽量12ポンド野戦砲 (無可動 1/3 スケール) について】
ナポレオン戦争時代に活躍した、英国砲兵隊 軽量12ポンド野戦砲の1/3スケール・モデルです。
12ポンド砲とは12ポンドの重量の砲弾を発射可能な大砲で、チューダー朝時代に登場し、その後のナポレオン戦争 (1803-1815) では広範に使用されました。 当時12ポンド砲は野戦で使用する砲としては最大級の口径を持ち、要塞及び密集体系を取る歩兵に対する球形弾を用いた長距離攻撃や、突撃してくる歩兵や騎兵に対するキャニスター弾攻撃に投入されました。 英国砲兵隊 軽量12ポンド野戦砲はナポレオン戦争中に投入され、本砲を装備したウェリントン指揮下の連合軍がナポレオンを打ち破ったワーテルローの戦い (1815年) は特に有名です。 また、インド及びアフガニスタンを英国が植民地支配・保護国化する過程で発生したインド・アフガン戦争 (1804-1585) にも投入され、効果的に使用されました。 尚、12ポンド砲の牽引時には馬6頭が必要だったと言われています。 本砲はその簡便性に加えて、大口径であるにも関わらず比較的低コストな作りであった事から、1880年代に至るまで長年にわたり運用が行われました。 英海軍の軍艦にも搭載されており、文久3年(1863年)に起こった薩英戦争の英国艦隊の中で12ポンド砲を使用した可能性もあります。
本品は英国ロンドンのガン業界で有名であったT.F. Wood & Sonsの手により初めて製作された復刻品の最高傑作です。 単なるスケール・モデルとしてではなく、元々は実射できる実物として製作されました (本品は無可動加工済)。 口径が1-3/8インチ (約35mm) あり、オリジナル同様に英国認定協会の実射テストを受け、難なく合格しております。 実射テストからも判る様に、バレルは6-1/4オンス (約177g) の砲弾を発射できるようオリジナル同様頑強に作られています。 他の部品についても、砲車の主台はオークス製、真鍮製のリム、そしてアッシュ材製のスポークと抜かりなく作り込まれています。 更に真鍮部分はキャスト品ではなく真鍮材から1点ずつ削り出しで製作されています。 全長約127cm、全幅約63,5cm、高さ約50,8cm、重量約200ポンド (約90kg) の本品は、その存在感と各部の正確性において比肩する物がない資料的価値の高い品です。
海外では1/2から1/10程度の精巧なスケール・モデルを砲を製造した当時から作られており高級軍人や関係者にごく少数が贈呈される歴史があり、それらを専門で集めるコレクターも存在します。 それらのコレクションを日本を含め世界中の博物館で見る機会があります。 現物があまりにも大きく、そして現物よりも数の少ないスケール・モデルを収集するのは海外の富裕層の間でも一種のステータスとなっています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品の砲架尾の真鍮部分には「T.F.WOOD & SON」のメーカー名が入っています。 また、砲身後部上面の火穴付近には英国で実射テストを受けた際に打刻されたプルーフ刻印が入っています。
本品の砲身を含む主要な金属部品は全て真鍮製となっており、全体に程よい時代感が付て十九世紀の品と言っても過言ではない良い雰囲気となっています。 砲架の高級なオークス/アッシュ製木部についても、僅かな保管に伴う打ち傷等を除いて大きな破損や欠損等は見受けられず、総じて非常に良好なコンディションが保たれています。 砲身の着脱や仰俯角調整についてはスムーズに行う事が可能です。 砲架に取り付け可能なクリーニング・ロッドやバケツ、方向転換竿といった付属品についても全て揃っています。 方向転換竿は単脚式砲架 (block trail) の架尾に設けられた取り付け金具に差し込んで付属のピンで固定し、テコの原理で重量のある大砲の方向転換を行いました。 本品の砲身は無可動加工が施されており、砲口部から10cm程の位置までインサートが入っており、火穴は塞がれています。 また砲身下部の組み立てた状態ではほぼ見えない場所にスリットが入っています。
本品は手作りで製作されていた事に加え、その作り込みへのこだわりから、1門あたり製作に3〜4ヶ月も要しました。 そのため、製作された総数も非常に少ないものと考えられます。 当然日本国内に現存する品は本品が唯一の品でしょう。 これほどの重量感と正確さを持ったスケール・モデルは希少であり、歴史的、文化的にも価値のある逸品です。 この機会に是非お求め下さい。 (KK)(MM)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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