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価格(税込)
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\308,000 |
商品番号
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【1322】 |
英 名
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MP41 Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、無可動実銃新入荷品 2007年5月 、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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861mm(実測) |
口 径
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9mm×19 |
装 弾
数
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32発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【MP41 短機関銃について】
ドイツ国内や占領国での治安維持用として開発された短機関銃です。
ドイツ国防軍が新たに採用したMP40と、国防軍から親衛隊や警察に払い下げられて使用されていたMP28IIの間にマガジンの互換性が無かった為、生産及び補給の効率化を目的として、ヒューゴ・シュマイザーによって開発されました。
MP41ではテレスコピック式のリコイル・スプリング・アッセンブリーにMP40からの流用が見られる他、レシーバーについても若干の改良を加えた上で流用されています。 また、バレルやマガジン・ハウジングの設計にもMP40との共通箇所が見られます。 尚、MP41はMP38やMP40用の弾倉が共用可能である他、MP41の刻印が入った32発の専用弾倉も用意されました。
MP40からの変更点として、ハンドガード及びグリップ部分が木製の曲銃床に変更されている他、MP40の銃身下部のバレル・レストが省略されました。 トリガー・メカニズムの構造についてはMP28IIからの流用となっており、セミ/フル・オートマチック射撃の切り替えボタンがトリガー上部に追加されています。 尚、MP40では本体下部に設けられていた通常分解用のロッキング・ラッチは、MP41ではレシーバー後端のエンド・キャップへと移設されています。 このエンド・キャップに設けられたロッキング・ノブを押し込みながら、時計回りに回転させることによりエンド・キャップが外れ、リコイル・スプリング・アッセンブリーの取り外しが可能となります。
この他、MP40からMP41への大きな変更点として、銃身のレシーバーへの取り付け方法の変更が挙げられます。 MP40ではバレル・ナットを使用して銃身をレシーバーに固定していましたが、MP41ではバレル・ナットを使用せずに銃身を薬室に挿入し、薬室側から六角形のブロックにより銃身をネジ留めした上で、本体側面から六角ブロックをピンで固定する方式に変更されました。 尚、ヒューゴ・シュマイザーはこの銃身の取り付け方法に関する特許を取得しており、MP41本体にもそのパテント刻印が打刻されています。 また、連合国がMP40をシュマイザーによる設計と勘違いをしてシュマイザーと呼称していたきっかけとして、本銃のシュマイザー・パテント刻印を読んだ為とも言われています。
MP41は国防軍による制式採用は行われず、主に警察部隊や武装親衛隊で使用されました。 このため生産数はMP40に比べ少数にとどまりましたが、一部は同盟国であるルーマニアでも使用され、こちらは戦後も使用されていました。 (KK)
【本個体の説明】
本品のシリアルNo.7807は銃身とアッパー・レシーバーのシリアルのみマッチしており、その他の部品は異なるシリアルNo.が打たれています。
本品の金属部は時代なりに各所にスレや地金がでている部分が散見されますが、ブルーイングが残っている部分も多く、またそのブルーも美しい状態を保っています。 銃身下部の前後に渡って長く補修跡がありますが、綺麗に仕上げられており、非常に目立ちにくくなっています。
木部は使用感が見られ、細かい打ち傷、スレが全体に多数見られますが、大きな欠損などは無く、良い時代感となっています。
マガジンは「MP41 PATENT SCHMEISSER HANEL」と刻印の入った専用品が付いています。 なお、マガジン脱着の際、マガジンの個体差によるものかやや固く、抜き差しがしにくくなっています。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (TY)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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