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【TKS/D】ジェゼイル 管打式小銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#817)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【1299】
英  名
 Jezail Percussion Musket
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品
国  名
 アフガニスタン
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,430mm
口  径
 14mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ジェゼイル 管打式小銃について】
Jezail(ジェゼイル)とは、インド、中央アジア、中近東でおよそ100-200年前に遊牧民族によって使用された前装式の小銃で、戦いの際は軍用銃としても使用されました。 Jezail(ジェゼイル)はメーカーや生産国で分類する事の出来ない、バット・ストックが三日月型に曲がり全体的に細長い形状の、民族的な装飾を施された小銃全般を指します。 Jezail(ジェゼイル)とはペルシャを語源にした単語で、ペルシャ王朝 (この場合のペルシャはイランの古名ではなく広大な王朝の領土を指します) の勢力圏で使用された事から命名されたと思われます。 殆ど全てが手作りで、稀に英国製、または英国東インド会社製 (英領インド製) の機関部を使用した品が見られます。
本品の撃発方式は管打式 (パーカッション式) となっています。 ジェゼイル小銃は、ヨーロッパでは類を見ない細長い形状をしており、唯一似た形状をしているのはアメリカのケンタッキー・ライフルだけでした。 しかしながら、ケンタッキー・ライフルが狩猟用に作られたのに対し、ジェゼイル小銃を使用した遊牧民族が狩猟用としてジェゼイルを用いる事は殆どありませんでした。 ジェゼイル小銃は成人男子における短剣ジャンビーヤ (Janbiya) と共にステイタスとして常に携帯され、宗教的な儀式等を始め、戦いにも使用されました。 アラビア半島では短剣と銃を所有する事が自由人としての誇りとされていました。
ジェゼイル小銃の使用国を特定する事は難しいものの、第一次アフガン戦争 (1838年〜1842年) でアフガニスタンがイギリスを破った際にアフガン戦士によって使用された事から、欧米ではアフガニスタン (ジェゼイル) ライフルとも呼ばれています。 独特の形状をした銃床に一挺一挺異なった装飾が施されたジェゼイル小銃は、他のアンティーク・ガンとは異なった味があり、本品についても約140cmという長い全長も相まって装飾品として魅力的です。

【本個体の説明】
本品は元々造りや仕上げが荒く、ジェゼイル小銃らしい品と言えます。 本品のサイド・ロック・プレートは元々英国東インド会社 (EIC=East India Company) の下で製造された品を流用したものと考えられ、1817年製を示すと思われる「817」の数字刻印に加えて、やや薄くなっていますが1808年以降の王冠を持ったライオンの刻印が確認できます。
金属部は部位によって受ける印象が異なり、銃身と真鍮製のバンドはやや磨かれているものの、大きな違和感は感じられません。 サイド・ロック、ハンマー、トリガー・ガードも同様に磨かれており、やや角が丸くなっている印象を受けますが、銃身よりも落ち着いた光沢となっており、オリジナルの雰囲気も残しています。 木部については、オリジナルのままの大変雰囲気の良い状態です。 黒みがかった仕上げが大部分に残っていますが、銃把周辺や銃床中間部周辺といった一部の仕上げが薄くなっており、地の木部の色が現れています。 銃床後端部分は削れて地が出ており丸くなっていますが、適度な時代が付いて良い味を出しています。 銃床先端上部の銃身取付部周辺にやや欠けが見られる他、さく杖の取り付け穴より、約13cm程の割れが銃床下面に発生していますが、これらも時代が付いています。 バンドによって締められているため、直ぐに割れが広がる心配は少ないかと思われますが、乾燥や経年によって広がる可能性は充分にあります。 また前方から1本目と2本目のバンドの間の銃床下面には9cmほどの細長い剥落がみられ、これはつい最近出来たものでは無いと思われますが、他の傷等に比較すると新しいものと見受けられます。 銃床右側面のサイド・ロックから前方にかけては大きな割れが発生しています。 現状ストック本体に繋がっていますが、ぐらつきがあり、剥落しかけていますので取り扱いには注意が必要です。 このように銃床は全体的にダメージが目立ちますが、機関部やトリガー・ガードの固定はぐらつきなく強固になされているため、見た目から受ける印象よりもしっかりとしています。 トリガー・ガード後方の銃床下部に古い補修痕が見受けられます。 スリング・スイベルについては現状固着等は見受けられません。
機関部の作動については完全で、ハンマーはハーフ、フル・コック共にしっかりと掛かり、トリガーを引いた際にハンマーが力強く落ちます。 銃身は薬室まで完全に抜けており、火穴も抜けています。 ハンマーの打撃面の縁にやや欠けが見受けられる一方、パーカッション・ニップルには現状大きな変形や欠け等は見受けられません。 鉄製のさく杖はオリジナル状態を保っており、細かく波打つように歪みが見られますが、スムーズに抜き差しが可能です。 さく杖は全体に表面錆が見られますが、しっかりとした強度を保っています。 さく杖の全長は約90,5cmで銃身長よりも短くなっています。
上記のようなコンディションから、お値打ち価格となっています。 (YS)(KK)

【その他の情報】
昭和49年5月10日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら

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