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セトメ モデロ58 自動小銃 (#30308) new
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価格(税込)
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商品番号
 【10161】
英  名
 CETME 58 Self-loading Rifle
種  類
 自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 冬
国  名
 スペイン
時  代
 第二次大戦後(1945〜)
全  長
 1,020mm(実測)
口  径
 7,62mm×51 Cetme
装 弾 数
 20発
在 庫 数
 お客様ご連絡中
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【セトメ モデロ58 自動小銃について】
第二次世界大戦後の1940年代後半、スペイン政府は自国の兵器開発能力を強化するために、国立の兵器研究機関であるCETME (Centro de Estudios Técnicos de Materiales Especiales) を設立しました。 当時、敗戦国となったドイツからは多くの優秀な兵器技術者が流出しており、スペイン政府は彼らに職を提供することで技術導入を図りました。 その中心人物の一人が、かつてドイツのモーゼル社においてStG45(M) (Gerät 06H) の設計に携わっていたルートヴィヒ・フォルグリムラー (Ludwig Vorgrimler) 博士です。 フォルグリムラー博士は、戦時中にモーゼル社で培った革新的な閉鎖機構を基礎とし、新型自動小銃の開発に着手しました。
開発の初期段階においてStG45(M) の原案を発展させて数多くの試作が行われ、1949年に最初の試作型にあたるセトメ Aが完成しました。 セトメ Aはプロトタイプであり、2つの異なるコンセプトが試験されました。 初期モデルであるセトメ A1は、1,000m先の標的を無力化する事を目指しており、7,92mm×40 セトメ弾と呼ばれる新型弾薬が開発されました。 しかし、この弾薬は弾頭の先端部が完全に被甲 (フルメタルジャケット) されていないため、人体内での断裂・変形が激しく、ベルギーのFN社などの競合他社から、ハーグ宣言に抵触するとの指摘を受ける事となりました。 また、NATO (北大西洋条約機構) が7,62mm×51弾の採用を決定した事から、海外市場への輸出の観点からも不利となったため、7,62mm×51弾に対応したセトメ A2の開発が開始されました。 尚、セトメ A1ではボルト連動式のコッキング・ハンドルを備えていましたが、セトメ A2はコッキング・ハンドルがボルト非連動式となっています。
セトメ Aで採用されたローラー遅延式ブローバック機構は、ボルト・ヘッドの傾斜面に連動する2個のローラーが、薬室入口の凹部に嵌まり込む構造となっています。 発射時の圧力がかかった後、ローラーがリターン・スプリングの抗力に抗って凹部から外れるまでに極めて短いタイムラグが発生し、弾丸が銃口を離れるまでボルトの開放が遅延されます。 複雑なガス・ピストンやガス・チューブを必要としないため、燃焼残渣による汚れが抑制される他、部品点数も削減され、高い命中精度と信頼性を両立しています。 また、銃身を固定式にできる利点もありました。
その後、放熱孔を設けたスチール・プレス製ハンドガードを装備する等の改良が施されたセトメ Bが開発されました。 セトメ Bで使用される7,62mm×51 セトメ弾はスペイン独自の低反動弾であり、7,62mm×51 NATO弾と寸法こそ同一ですが、芯材にプラスチックを用いて弾頭重量を軽くし装薬量を減らす事で、フル・オートマチック射撃時の制御性を高めるために設計されたものです。 また、セトメ Bでは小銃擲弾の発射が可能なフラッシュ・ハイダーや改良されたキャリング・ハンドルを備える他、人間工学に基づいた銃床及び二脚を装備しています。 尚、セトメ Bの照準器は、100mから1,000mまで対応したタンジェント・サイトが採用されています。 このセトメ Bは1957年にスペイン軍においてセトメ 58として制式採用され、スペイン三軍において全軍共通の制式火器となりました。 量産と並行して輸出も開始された他、1950年代半ばからはドイツのヘッケラー & コッホ (H&K) 社との提携が始まり、同社は本銃を直接の原型としたG3 (Gewehr 3) を開発し、1959年にはドイツ連邦軍制式となりました。 スペインがモデルBを制式採用する前から、西ドイツはこの銃に強い関心を示しており、7,62mm×51 NATO弾での運用を可能とするよう要求していました。 この開発プロセスにおいて、NATO弾の強大なエネルギーに耐えうるNATO弾用のロッキング・ピースの設計が並行して進められ、G3は当初からNATO弾専用として、7,62mm×51 セトメ弾用に比べて角度の緩やかなロッキング・ピースが組み込まれていました。
1964年には改良型であるセトメ Cのスペイン軍における運用が開始されました。 セトメ Cでは、強力な7,62mm×51 NATO弾の使用を前提とし、スチール製薬莢ではなくスペイン国内で製造された真鍮製薬莢の弾薬を使用した際にも、確実な排莢を助ける為に、薬室 (チャンバー) 内部には銃身の長手方向に沿った微細な溝であるフルートが設けられるようになりました。 これにより、発射ガスの一部が薬莢の外側に回り込み、膨張した薬莢が薬室壁に張り付くのを防ぐ構造となっています。 セトメ Cのリア・サイトは100m、200m、300m、400mに対応したフリップ式に変更され、ドイツのGew.3やMP5と同様に、レシーバー上部に光学照準器を取り付けるためのマウント用ラグ (突起) が追加されました。 ハンドガードも木製の物が採用され、その外観から古いモーゼル小銃と同様に「チョポ」(chopo: ポプラの意) という愛称で呼ばれるようになりました。

【本個体の説明】
本品のマガジン・ハウジング左側面には、シリアルNo.やサンタ・バーバラ造兵廠の剣のロゴに加えて、「F.A.-CETME.-58」のモデル名や「Cal. 7,62mm」の口径表示刻印が入っています。 セレクターは「T-S-R」の表記となっています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や擦れ、経年による褪色等が見られるものの、目立った欠損等は見られず、パーカー仕上げも比較的良好に残っています。 プレス製のハンドガードには一部凹みが見受けられます。 樹脂製のグリップや木製バット・ストックについても、若干の打ち傷や線傷、擦れを除いて目立った破損等は見られず、各部の取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 ゴム製のバット・プレートについても、やや打ち傷や若干の摩耗は見られるものの、目立った経年劣化等は見られず、適度な弾力が保たれています。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整、二脚の展開については問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバーの切り替えについても問題なく、安全位置でトリガーがロックされます。 付属のマガジンについても、若干の小傷や経年による褪色、一部表面錆痕が見られるものの、目立った凹みや変形等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)

【その他の情報】

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