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ステアー・マンリッカー M95/30 騎兵銃 (#9944L) new
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価格(税込)
 \187,000
商品番号
 【10103】
英  名
 Steyr Mannlicher M95/30 Carbine
種  類
 ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2025年11月
国  名
 オーストリア / ハンガリー
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,005mm
口  径
 8mm×56R
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ステアー・マンリッカー M95/30 騎兵銃 について】
マンリッカー (マンリッヒャー) M95もしくはM1895 小銃は、マンリッカー M1890 小銃を改良してオーストリアのフェルディナント・リッター・フォン・マンリッヒャー (Ferdinand Ritter von Mannlicher) が設計したボルト・アクション ライフルで、オーストリア-ハンガリー帝国の制式小銃となりました。 オーストリアではステアー (シュタイヤー・マンリッヒャー) 社、ハンガリーではブダペスト造兵廠で製造されました。 第二次世界大戦中はドイツ軍によりKar.98(o)の名称で使用されました。 また、オランダ陸軍も採用しており、1940年にドイツ軍が侵攻した際の先頭に投入しました。
マンリッカー M95 小銃は、一般的な回転式のボルト・アクション機構ではなくストレート・プル式を採用しており、弾薬装填は5発の8mm×50R弾をクリップごと機関部上部から装填するユニークな構造となっていました。 弾薬をクリップと共に装填すると、クリップ・キャッチにより上方へのクリップの戻りが防止され、残弾が有る間は弾薬を送弾するスプリングのテンションによりクリップが保持されます。 本体内に残弾が無くなると、クリップにバネのテンションが掛からなくなり、本体下部のクリップ排出孔から落下するシステムとなっていました。
ステアー・マンリッカー M95/30 小銃は、8mm×50R弾に比べてより強力な8mm×56R弾を使用できるよう、1930年から40年にかけてステアー・マンリッカーがM95 小銃をベースに改修したモデルです。 M95/30 小銃の薬室上面には、尖頭弾を意味する「Spitzer」の頭文字である「S」が追加で打刻されています。 尚、多くのM95歩兵銃は、この改修時に全長を短小銃サイズに短縮されました。 また、リア・サイトの単位もペースからメートル法へと変更されました。 多くのM95/30 短小銃がブルガリアへと輸出されたと言われています。 尚、元々全長が短いマンリッカー M95 騎兵銃をベースに改修したM95/30 騎兵銃も見られます。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品はステアー・マンリッカー M95 騎兵銃ベースのM95/30 騎兵銃で、薬室上面に尖頭弾仕様である事を示す「S」の刻印が打刻されています。 機関部上面にはハンガリー・ブダペストのFegyver- és Gépgyár Rt.で製造された事を示す「BUDAPEST」の刻印及び「M.95」の刻印が入っています。 また、薬室上面にはWienを示す「W」と鷲の刻印に1930年を示す「30」及び1933年を示す「33」を組み合わせたオーストリア軍の受領刻印が入っています。 シリアルNo.は、機関部、銃身が9944Lでマッチしており、ボルト・ハンドル及びフロント・バンドが848、バット・ストックも打ち直しにより848、トリガー・ガードが7212となっています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、適度に使い込まれたコンディションとなっており、やや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、表面錆痕や仕上げが薄くなり金属の地肌が表れている箇所が見られますが、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製銃床は全体に仕上げ直しが施されており、やや打ち傷や線傷は見られるものの、現状大きな破損等は見受けられません。 バット・プレートについても、若干の打ち傷や擦れは見られますが、目立った変形等は見られず、銃床への取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの起倒・調整については問題なく行う事が可能です。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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