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価格(税込)
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\198,000 |
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商品番号
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【10099】 |
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英 名
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Carcano M1941 Infantry Rifle |
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種 類
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ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2025年11月 |
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国 名
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イタリア |
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時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
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全 長
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1,175mm |
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口 径
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6,5mm×52 |
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装 弾
数
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6発 |
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在 庫
数
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限定1品 |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【カルカノ M1941 歩兵銃 について】
イタリア軍が採用したカルカノM1891小銃の発展型です。 元となったカルカノM1891は、1891年に採用されたイタリア軍初の無煙火薬使用の制式小銃です。 機関部はモーゼル方式、弾倉はエンブロック・クリップを使用するマンリッカー方式を改良した物を用いており、この機構をカルカノ式と呼びます。
列強における主力小銃の大口径化及び歩兵銃と騎兵銃の共用化に後れをとったイタリアは、1938年にM1891小銃の後継として口径をより強力な7,35mm×51に変更し、全長を短縮して携行しやすく改良したM1938短小銃を開発しました。 M1938短小銃は大口径化および全長の短縮の他に、照尺を300m固定式の物に変更することにより、生産の簡略化も図られていました。 また、1938年以降にはM1891の騎兵銃タイプについても、口径を7,35mmとし、リア・サイトを固定式に変更する等の改良を行ったM1891/38騎兵銃と呼ばれるモデルも製造されました。 その後、第二次世界大戦が勃発すると、イタリア軍では新型の7,35mm弾の供給が不足した為、主力小銃の口径を6,5mmに再統一する事となり、6,5mm口径仕様のM1938短小銃が製造されました。 同様にM1891/38騎兵銃についても、口径を7,35mmから再び6,5mmに戻したモデルが製造される事となりました。 また、その際に長銃身型として、M1891小銃より全長が11cm短いM1941小銃も生産されました。 M1941のリア・サイトは300mから1,000mまで100mずつ調整可能となっており、リア・サイトのスライダーを完全に銃口側に倒すと200m用のサイトが使用可能となっていました。
M1941小銃は第二次世界大戦時にイタリア軍によって北アフリカ、イタリア本土、ロシア戦線などで使用され活躍しました。 また、1943年のイタリア降伏後にはドイツ軍が大量に接収し自国の国民突撃隊に配備しました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品の薬室左側面にはシリアルNo.QM2547が打刻されており、銃床のシリアルNo.は打ち直しによりマッチしています。 バット・ストック左側面には、星とFAGおよび「54」の年号を組み合わせた刻印が確認できます。 これは1954年にガルドーネ工廠 (Fabbrica d’Armi di Gardone Val Trompia) で実施された再整備・検査を示す刻印と考えられます。
本品の銃身や機関部といった金属部は、若干の打ち傷や擦れは見られるものの、目立った欠損等は見られず、表面仕上げも大部分に残っています。 白磨きのボルトについても、若干の時代錆及び表面錆痕は見られるものの、それほど気にならないレベルのものです。 木製銃床については、若干の打ち傷や線傷の他、バット・プレート取り付け部周辺に僅かに痩せが見られるものの、大きな破損等は見受けられず、こちらもコンディションは概ね良好です。 傷み易いバット・プレートについても、やや打ち傷や表面錆痕が見られるものの、目立った変形等は見られず、銃床への取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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