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ポーランド Kb wz.98a 小銃 (#12909) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
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価格(税込)
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\352,000 |
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商品番号
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【10091】 |
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英 名
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Polish Kb wz.98a Rifle |
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種 類
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ボルト・アクション、大阪店在庫品、無可動実銃新入荷品 2025年11月 |
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国 名
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ポーランド / ドイツ |
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時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
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全 長
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1,250mm(実測) |
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口 径
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7,92mm×57 |
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装 弾
数
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5発 |
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在 庫
数
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限定1品 |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【ポーランド Kb wz.98a 小銃 について】
Kb wz.98a 小銃 (Karabin wz. 98a) は、1930年代にポーランドで制式化されたボルト・アクション式小銃で、第一次世界大戦でドイツ軍が使用した Gew.98 小銃をポーランドでコピー生産した Kb wz.98 小銃の改良型にあたります。
ポーランド独立直後の陸軍は、ロシア、オーストリア、ドイツ、フランスなど複数国由来の小銃を混用しており、弾薬も統一されていなかったため、訓練や兵站に大きな支障がありました。 1921年にはダンツィヒにあった旧プロイセン兵器廠の設備や設計資料がポーランドに移管され、これを用いて1922年からラドムの国営兵器工場でGew.98 小銃のポーランド版であるKb wz.98 小銃の生産が開始されました。
その後、携行性を重視したKbk wz.29 短小銃が導入されましたが、1930年代初頭の軍事ドクトリン変更により長射程射撃の必要性が高まり、再びフルサイズの小銃が求められるようになりました。 これを受けて1934年にKb wz.98 小銃を改良する形でKb wz.98a 小銃の採用が決定され、1936年からラドムの国営兵器工場で生産が始まりました。 Kb wz.98a 小銃はリア・サイトが新型に変更され、100mから2,000mまで100m刻みで調整可能となり、着剣装置もKbk wz.29 短小銃で採用された改良型が取り入れられ、wz.22、wz.24、wz.28、wz.29 などの銃剣を装着可能でした。
本銃の基本構造は Gew.98 小銃と同様で、2箇所の前方ロッキング・ラグと1箇所の後部安全ラグを備えた堅牢なボルト・アクション機構を持ち、コントロールド・フィード方式によって確実な給弾を行いました。
Kb wz.98a 小銃は1939年のドイツ侵攻までに約44,500挺が製造され、ポーランド歩兵中隊の標準装備として配備されました。 戦闘で鹵獲されたものはドイツ軍によって「Gewehr 299(p)」の名称で再利用され、一部はパルチザンやワルシャワ蜂起でも使用されるなど、Kb wz.98a 小銃は第二次世界大戦初期におけるポーランド軍を代表する制式小銃の一つとなりました。
【本個体の説明】
本品の薬室上面には、ポーランドの王冠を被った鷲の紋章やラドム国営兵器工場を意味する「F.B. RADOM」刻印、製造年を示す「1936」の刻印が入っています。 また、機関部左側面には「wz.98a」のモデル名刻印が入っています。 シリアルNo.は薬室左側面とボルト・ハンドルが12909でマッチしており、銃床のシリアルNo.は03521となっています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や経年による褪色の他、一部に表面錆痕や若干の朽ち込み痕が見られるものの、現状目立った欠損等は見受けられません。 木製銃床についても、やや打ち傷や線傷の他、一部ひびや僅かな欠けが見られるものの、強度的には比較的しっかりとした状態が保たれています。 バット・プレート部については、全体に時代錆や表面錆痕が見られますが、銃床への取り付けはがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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