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ハンガリー モシンナガン M1944 騎兵銃 (#BD3014) |
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価格(税込)
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\198,000 |
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商品番号
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【10085】 |
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英 名
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Hungarian Mosin Nagant M1944 Carbine |
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種 類
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ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2025年11月 |
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国 名
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ハンガリー / ロシア&ソ連 |
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時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
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全 長
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1,016mm |
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口 径
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7,62mm×54R |
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装 弾
数
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5発 |
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在 庫
数
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限定1品 |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【ハンガリー モシンナガン M1944 騎兵銃 について】
モシンナガン小銃は、ロシア軍大佐のセルゲイ・イワノビッチ・モシンとベルギーのナガン兄弟が設計したボルト・アクション・ライフルで、1891年にロシア帝国の制式小銃 M1891として採用されてから、様々な改良をされながら第二次大戦まで使用され続けた大変息の長い小銃でした。 このためバリエーションが多く、またライセンス生産や鹵獲されて他国に多く使用された銃でもあります。
そのようなモシンナガン小銃のバリエーションの一つとして開発されたのがモシンナガン M1938 騎兵銃で、主に砲兵部隊や後方部隊等に配備されました。 M1891/30歩兵銃に比べて銃身や銃床前部、ハンドガードが短縮化された他、着剣機能が省略されています。 また、銃身の短縮に伴いクリーニング・ロッドも短縮された他、リア・サイトの最大射程についてもM1891/30歩兵銃の2,000mに対してM1938騎兵銃では1,000mへと変更されていました。 更に、M1891/30歩兵銃では銃身にフロント・サイト・ベースがろう接によって直接取り付けられていましたが、M1938騎兵銃ではスリーブ状のフロント・サイト・ベースを銃身に圧入した後、ピンにより側面から固定する構造へと変更されています。 M1938騎兵銃は1939年から1945年にかけて主にイジェフスク造兵廠で製造された他、ツーラ造兵廠でも1940年と1944年に製造が行われました。
1944年に導入されたモシンナガン M1944 騎兵銃は、モシンナガン M1938 騎兵銃をベースに側面折り畳み式のスパイク銃剣を備えたモデルです。 リア・サイト・ベース付近の銃床右側面は、銃剣を折り畳んだ際に干渉しないよう窪みが設けられています。 ソ連では1944年から1948年にかけて製造され、戦後はソ連本国のみならず、多くの東側諸国にも供与されました 。尚、M1944 騎兵銃の導入に伴い、M1944 騎兵銃と同型の銃床を取り付けたM1938 騎兵銃も製造されました。
第二次世界大戦後のハンガリーは、軍の人員を2万5千名に制限され、保有兵器も限定的でした。 その後、M1891/30やM1944といった各種モシンナガン小銃、PPSh41 短機関銃、TT-33 拳銃など、ソ連製火器が限定的に導入されましたが、1948年にはワルシャワ条約機構の枠組みの中で、モシンナガン小銃をはじめとするソ連製小火器の製造ライセンスを取得し、ハンガリー独自の生産体制が整えられます。
ハンガリーで製造されたモシンナガン M1944 騎兵銃は、同国で「48.M (48 Minta)」と呼称され、製造はブダペストのFÉG (Fémáru Fegyver és Gépgyár) が担い、1952〜1953年にかけて約16万挺 (1952年と1953年にそれぞれ約8万挺ずつ) が生産されました。 ハンガリー製M1944 騎兵銃の銃床はブナ材製で、薬室上面にはハンガリー人民共和国の国章 (通称「ラーコシ紋章」: 交差したハンマーと小麦の穂、その上に五芒星、両側を小麦の輪で囲む意匠) やハンガリーの国コードである「02」が打刻されているのが特徴です。
【本個体の説明】
本品の薬室上面には、シリアルNo.に加えて、ハンガリーの国コードである「02」やハンガリー国章、製造年を示す「1952」の刻印が確認出来ます。 シリアルNo.は、薬室がBD3014、ボルトがBF1926、弾倉底板がBD3071、銃床が25740となっています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、若干の小傷や擦れは見られるものの、目立った欠損等は見られず、表面仕上げも比較的良好に残っています。 白磨きのボルトについては、やや時代錆や表面錆痕が見られますが、こちらも現状目立った欠損等は見られません。 木製銃床についても、若干の打ち傷や線傷は見られるものの、こちらも目立った破損等は見られず、比較的良好なコンディションが保たれています。 傷み易いバット・プレートについても、やや打ち傷や擦れは見られるものの、目立った変形は見られず、銃床への取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整は問題なく行う事が可能です。 クリーニング・ロッドが付属いたします。
付属の銃剣は基部の見えない箇所で溶接により折り畳んだ状態で固定されており、起剣操作は出来なくなっています。 溶接加工は基部のネジごと行われているため、ネジの取り外しは出来なくなっており、無理にネジを回そうとするとネジ頭部が破損しますのでご注意ください。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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