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コルト M1851 ネービー リボルバー (古式銃、ロンドン工場製、井浦氏彫刻入、#12434) new
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価格(税込)
 表示製作中 \3,850,000
商品番号
 【10052】
英  名
 Colt M1851 Navy Percussion Revolver, London Factory
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品、✕
国  名
 イギリス / アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 328mm
口  径
 9mm (Cal..36)
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 表示製作中
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1851 ネービー リボルバー (ロンドン工場製) について】
コルト M1851 ネービー リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1850年より1873年まで製造された軍用リボルバーで、正式名称は「Colt Revolving Belt Pistol of Naval Caliber (Colt 海軍口径 回転式ベルト・ピストル)」です。
コルト社は1848年に発売した44口径のコルト ドラグーン (Model 1848 Percussion Army Revolver) を基に.31口径に小型化、改良したコルト M1849 ポケット リボルバーを1849年に発売しました。 それとほぼ平行してRevolver Ranger modelを1850年に発売しました。 それにNavyの名前を冠して1851年から軍用とし大々的に売り出し、南北戦争 (1861年-1865年) では主要拳銃として使用されました。 M1851 ネービー リボルバーは全て.36 口径の6連発のモデルです。 一足先に発売されたM1849 ポケットを一回り大きくしたデザインで、構造は全く同じです。 また、M1849 ポケットには銃身長や装弾数の異なるバリエーションが存在しましたが、M1851 ネービーの銃身長は7,5インチのみでバリエーションはありません。 当時のコルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔 (くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 尚、M1851 ネービーのシリンダーには、1843年のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面が描かれています。 先に発売された.31口径のM1849 ポケットは、その口径から民間市場をターゲットにしていましたが、M1851 ネービーは軍用としての販路を伸ばしました。 当時コルト社が生産した軍用パーカッション・リボルバーの中でM1851 ネービーはとても成功し、本国の工場で約21万5千挺、英国のLondon工場で約3万8千挺〜4万2千挺が生産されました。 (MM)

【本個体の説明】
本品は非常に手の凝った再仕上げで、有名なエングレーバー(彫刻師)である井浦勝雄先生の代表的な作品です。 井浦先生は実銃のエングレービングを専門としておられ、1970年代には米国で実銃に彫刻を施されていた経験のある「銃の彫刻家」の第一人者です。 本個体にはオールド・アメリカン・スタイルの彫刻が入れられています。 先生の作品中にもグレードがあり、動物などのアクセントを純金(24k)象嵌で施した品が高級な品となっています。 本品には左右両側面に「ピューマ」の金象嵌、左リコイルシールドにワンポイントで葉の金象嵌が施されています。 本品はこの再仕上げを施した状態で令和7年の登録審査に合格した作品です。 念のために当該教育委員会の確認を取ってあります(単に登録証の記載部分の確認だけではなく、彫刻についての確認済です)。 弊社でもこのような状態での登録証付きの品は初めて(同時入荷のポケットとネービーの計2挺)入手致しました。また両品共に象牙のグリップが付けられています。 全ての教育委員会で同じ結果が出るとは考えてはおりませんので、今回は特別に井浦先生の作品の卓越した技量による美術的価値が認められた結果と判断しています。 日本人で米国で通用する(それ以上の腕がある)彫刻師である事に、心より敬意を表します。

本品は銃身長7.5インチ、6連発のモデルのコルト M1851 ネービー リボルバーです。 シリアル No.12434で、本品の銃身の上に細かい文字で「ADDRESS. COL, COLT. LONDON.」のメーカー刻印が一行で入っています。 コルト M1851 ネービー リボルバーの総生産数約25万挺の内、ロンドン工場製は僅か約3万8千挺〜4万2千挺程度と言われており、希少となっています。 シリアルNo.12434の本品は、1853年6月からロンドン工場が閉鎖される直前の1856年11月頃までのおよそ3年半の間に製造された通称 "London-London" と呼ばれるタイプのロンドン工場製 M1851 ネービーです。 "London-London" はシリアルNo.が概ね2200から38000までの個体が該当し、全ての部品がロンドン工場で製造され、組み立てもロンドン工場にて行われました。 外見は米国製に類似していますが、細部の仕様が一部異なっています。 トリガー・ガードは大型の鉄製となっており、米国製部品を使用して製造された初期の生産品を除き、トリガーもそれに合わせて長いタイプとなっており、本品も長いトリガーを備えています。 また、バック・ストラップについても鉄製の物が取り付けられています。 シリンダーには米国製M1851 ネービーと同様、1843年のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面が描かれています。 シリンダー側面には、ロンドン・プルーフ刻印が入っている他、ブレット・ホール(シリンダーの開口部)は米国製ではほとんど見られない僅かな面取りが見られます。 フレーム左側面には「COLTS PATENT」のパテント刻印が確認出来ます。銃身基部左の金象嵌の「ピューマ」にブロードアロー「↑」は隠されているものの下部にWD刻印(War Department/r陸軍省または軍事省)があることから英国軍で使用されたことが分かります。 また、シリアルのフォント、各部に使われているスクリューの頭が米国製に比べてより丸みを帯びていること、ハンマーのナーリングの特徴等からもコルト社の英国ロンドン工場で製造された特徴がはっきりと判ります。  本品のシリアルNo.は、銃身、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストラップ、シリンダー、シリンダー軸が12434、ウェッジは◯◯ ◯◯、ローディング・レバーが18223となっています。 

本体同様エングレービングと仕上げ直しがなされています。 銃全体を改めて眺めて見ますと、バレルとフレームの結合部には若干ではありますが段差が、面取り部分にはやや不連続なラインが見られます。 本品は再仕上げの際オリジナルではうすくなりがちなカンペチェ海戦のロール・エングレービングには追刻されているようでとても明瞭に見えます。 「COLTS PATENT」の刻印やシリアルNo.及びそれらを囲む長方形の枠についても同様です。 オリジナルの木製 (ウォールナット製) グリップに代えてつけられた象牙グリップにはがたつきはありません。 ローディング・レバーの動きはスムーズです。 コルト社製品の特徴で、経年使用によりローディング・レバーが左右に若干動く遊びが見られます。 ローディング・レバー・キャッチはしっかりとかかります。 また、コルト製パーカッション・リボルバーの構造上の持病とも言える、銃身とフレームの取り付けの遊びについても、現状最小限と言えるでしょう。
作動については完全で、ハンマーのハーフ・コック及びフル・コックもしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引く事により、ハンマーがスムーズに力強く落ちます。 銃身内にも錆等は殆ど見られず、ライフリングがはっきりと残っており、銃口から薬室まで完全に抜けています。 シリンダーのパーカッション・ニップルについても、僅かな時代錆を除いて、大きな欠けや変形等は見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 シリンダーの前後の遊びについても非常に少なくなっています。
国内では「51 ネービー」の呼び名で最も人気のあるモデルの一つですが、ディスプレイには最高の状態と言えるでしょう。 全体的な外見の程度は古式銃とは思えない新品同様の美しい再仕上になっています。(MM)(IA)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 32.8cm、銃身長:18.7cm、口径0.9cm、銘文: 銃把底部12434、銃身底部12434、トリガー部本体12434 [2ヶ所]、機関部左: COLT S PATENT、シリンダー部: COLT PATENT No12434 ENCADCED 16 MAY 1843、銃身上部 ADDRESS. COL, COLT. LONDON)

【その他の情報】
令和7年7月30日に徳島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、完全可動する実物の古式銃です。 本年登録証が交付されたばかりで安心してお求め出来る品です。無可動実銃ではありません。

大型の時代木箱(銃とほぼ同時代のカトラリー用木箱にブルー・ベルベット風のディバイダー[仕切り]を付けて流用していますので木箱には相応の時代感はあります。また蓋裏のコルト社の紙ラベルは復刻品です。)と付属品付完全セットに入っています。 付属品は真鍮製ダブル雷管キャップ分配器(Double Percussion Cap Dispenser)、復刻品コルト型フラスコ、モールド(2 cavity ball bullet mold)、オリジナル火薬計量カップ(Powder / Shot Measure)、ヨーロッパ型オイラー(錫製オイル缶)、時代ドライバー、復刻品コルトL型ニップル・レンチ(L-shaped nipple wrench/combination Tool)、オリジナルと思われるニップルチャージャー、ELEY LONDONの雷管入れ(パーカッション・キャップ、復刻品コルト ポリス用紙包薬莢パッケージ2個、復刻品の鉛玉(弾頭)、木箱の時代鍵(施錠可能)が付属しています。木箱の大きさに合わせて広めの内部を埋めるようにロンドン コルトに合わせて付属品をセットにしてあります。復刻品も含まれていますが、木箱と付属品の価値は25万円以上の価値はあります。画像の付属品の中でコルト用として不適切な付属品は外します。 少なくとも画像の「時代Uの字型ドライバー」、画像右側の「フラスコ」は含まれていません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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