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価格(税込)
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\660,000 |
商品番号
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【10000】 |
英 名
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HK91 Self-loading Rifle |
種 類
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自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 秋 |
国 名
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戦後ドイツ / ドイツ |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,020mm |
口 径
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7,62mm×51 |
装 弾
数
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20発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【HK91 自動小銃 について】
HK91自動小銃は、ドイツHK社で製造されたGew.3自動小銃のコマーシャル・バージョンで、セレクティブ・ファイア機能を廃して、セミ・オートマチック射撃のみとしたモデルです。
ベースとなったGew.3自動小銃は、スペインで開発されたセトメ自動小銃の発展型で、1959年に西ドイツ連邦軍の制式小銃として採用された自動小銃です。 ローラー・ディレイド・ブローバック・システム等、多くの特徴的な機構を備え、西側を代表するアサルト・ライフルの一つとされています。 最初期生産モデルのGew.3自動小銃は、シート・メタル製のハンド・ガードや起倒式のリア・サイトが装備されていましたが、その後ハンドガードが木製に変更された他、リア・サイトについても1960年にドラム式に変更となりました。 Gew.3自動小銃はその後も更に改良が続けられ、1962年6月採用のGew.3A2では、ハンドガードやストックが樹脂製に変更となりました。
1963年10月に採用されたGew.3A1と呼ばれるモデルでは、木製のハンドガード及びリトラクタブル・ストックが装備されています。 Gew.3A2ではハンドガード前部を固定するピンがバレルとコッキング・ハンドル・チューブの間に挟まった形で固定されていましたが、この構造は銃身に大きな負荷がかかり、連続射撃時の命中精度に悪影響を与えました。 この為、1964年12月に採用されたGew.3A3では、コッキング・ハンドル・チューブ前部の外径を細くし、この部分にハンドガード・ピンを受ける別パーツを追加することにより、銃身への負荷を軽減して命中精度の向上が図られています。 また、Gew.3A3の採用と同時期には、Gew.3A3にスコープを追加したGew.3A3ZFと呼ばれるモデルも採用されました。
Gew.3自動小銃は、その後HK社で開発されたMP5短機関銃やHK33自動小銃、HK21軽機関銃等の派生モデルの基本型となりました。
Gew.3自動小銃のセミ・オートマチック モデルとしては、当初HK41自動小銃が生産されていましたが、容易にフル・オートマチック用のトリガー・ハウジングが組み込める事から米国の銃規制の規定に適合しなくなったため、1974年以降に製造された最末期型のHK41及び新型のHK91では各部に改良が加えられています。 HK91自動小銃の内部機構はフル・オートマチック射撃用の部品を組み込めないよう改良されており、フル・オートマチック用のロア・フレームを取り付けられないようにトリガー・ハウジング前部のプッシュ・ピンが廃止されています。 これに伴い、Gew.3自動小銃に見られるレバー式のマガジン・キャッチは廃止されています。
フル・オートマチックが不要な警察ではHK91 自動小銃に二脚を付けたタクティカル・モデルも使用されました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品のマガジン・ハウジング左側面には、「HK91」のモデル名やシリアルNo.の他、「連邦共和国の鷲」と「N」を組み合わせた最終検査刻印や検査年を示す刻印、ドイツのHK社所在地であるバーデン=ヴュルテンベルク州オーベルンドルフを管轄するウルム (バーデン=ヴュルテンベルク州南部) のプルーフ・ハウス刻印が打刻されています。 また、マガジン・ハウジング右側面には「Made in Germany」の刻印に加えて、米国への輸入を行った「HK Inc. Arl. Va. 22201」の刻印や「Kal. .308」の口径表示刻印が打刻されています。 セレクターは「S (安全位置)-F (発射)」のアルファベット表記となっています。 本品のハンドガード、グリップ、バット・ストックは黒色の樹脂製で統一されています。 ハンドガードはワイド・タイプで、折り畳み式の二脚が付属いたします。 二脚は先端の石突部が樹脂製となったポリス・タクティカル・タイプとなっています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、若干の打ち傷や擦れ、一部塗装の剥落は見られるものの、目立った欠損等は見られず、オリジナルの焼き付け塗装仕上げも概ね良好に残っています。 樹脂製のハンドガードやグリップ、バット・ストックについても、若干の打ち傷や擦れは見られますが、こちらも大きな破損等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 傷み易いバット・プレートについては、やや打ち傷や擦れが見られる他、上部にヘアライン・クラックが見られますが、強度的には現状しっかりとした状態が保たれています。 リア・サイトの調整やマガジンの着脱、二脚の展開操作については問題なく行う事が可能です。 セーフティ・レバーの切り替えについても問題なく、安全位置でトリガーがロックされます。 付属のアルミ製マガジンは「G3 HK 5/76」の刻印が入ったHK社製で、若干の擦れに加えて一部に凹みが見られますが、大きな変形等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが半分開いた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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