 |
|
|
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\242,000 |
商品番号
|
【9619】 |
カテゴリー
|
旧日本帝国軍装品(無可動銃付属品以外) |
国 名
|
日本 |
在 庫
数
|
限定1品 |
コメント
|
【海軍航空優等徽章について】
陸軍の操縦徽章が世界各国の空軍(もしくは航空隊)のパイロット(操縦士)資格章であるパイロット・ウィングに近い意味合いがありましたが、海軍の航空優等(徽)章は検定テストで優秀な成績を残した者だけに授与された、まさしく「優等章」でした。 また地上整備員にも授与されたので他国のパイロット・ウィングとは全く異なる意味合いがありました。
昭和2年6月1日に勅令で航空優等章と優等徽章が定められていました。
この優等章制定目的は海軍の航空機搭乗員及び整備員の戦闘業務技能をテストし、向上進歩をはかることにあり、テストは飛行検定と整備検定でした。
飛行検定は初め航空機搭乗員と偵察員及び電信員などで、整備検定は飛行機体員、発動機員、射撃爆撃員、写真手、機体整備員、計器整備員等を主にし、飛行テストは操縦、空中戦闘、爆撃、雷撃通信、航空航法など。 整備テストは戦闘配置時の機上整備作業の訓練が主でした。
*航空優等章=縦一寸五厘、横一寸二分で翼は銅色、桜花は金色、錨は銀色となっています。
このバッチを連続3年間テストに合格すると優等徽章を授与されました。 また優等章をつけていても、運悪く次のテストにも落ちた場合にはバッチを返納する規則になっていました。
*航空優等徽章=縦一寸五分、プロペラは九分五厘で横一寸二分、地は銀色梨地、菊の紋章は金色、翼と錨は銀色、プロペラは銅色で先端は金色であり、その回りの菊葉は緑色の七宝となっています。
一連の海軍徽章は中央に十六弁の菊花紋章を配し、七宝が美しいものでした。
この飛行バッチは、昭和9年ごろは準士官以上と下士官、兵に、整備テストのは下士官と兵を区分して与え、終戦末期になると飛行バッチも準士官以上に与えなくなり、主に下士官のパイロットや爆撃機の搭乗員に授与しています。 また一時期、海軍の航空気球操作員やその搭乗員にも与えられたこともありました。
昭和19年の海軍航空優等章の授与者は航空(飛行、兵器、整備)の三区分に別れ、飛行員である下士官兵の艦船の兵器員、飛行機員(パイロット)、発着機員、飛行機と計器整備員の各下士官、航空隊のパイロット、搭乗発動機員と兵器員、機体発動機計器整備の各下士官、工業部下士官、金工員及び木工員は航空職員に限るとしてあり、偵察員や雷撃機の搭乗員も優等の成績を得たものに授与されました。
本品はオリジナルの官給品箱に入った間違いのない品ですが、七宝に傷があります。 七宝傷以外は極僅かに時代はついていますが、徽章と箱共に完全です。 蓋中央に「航空優等徽章」の金箔押し文字が入っています。
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |