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陸軍九八式略式軍刀 (銃砲刀剣類登録証付本身入、在銘:秀一作 萬延二年二月日) |
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価格(税込)
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\165,000 |
商品番号
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【11472】 |
カテゴリー
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旧日本帝国武官軍刀文官長剣 (銃剣、短剣は含まず) |
国 名
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日本 |
在 庫
数
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限定1品 |
コメント
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【本個体の説明】
陸軍九八式略式軍刀の拵えに銃砲刀剣類登録証付の本身(在銘:秀一作 萬延二年二月日)が入った品です。
本品の刀身は軍刀らしく身幅があり、重厚感と迫力のある、しっかりとした造りをしています。 古研ぎですが刃切れや刃こぼれは見受けられません。 刀身の匂い(刃紋)もしっかりと残っています。 茎には薄っすらと黒錆も現れ始めており、化粧鑢が施されており、表銘に「秀一作」、 裏銘には「萬延二年二月日」の年季銘が確認出来ます。 茎の表銘側の目釘穴付近はやや打ち傷や擦れが見られ、地の金属の色が覗いている箇所が見られます。
刀身と柄の取り付けに大きなガタつきは見られません。 鍔は革バンド留めとなった末期の略式外装用で、バンドの通る穴が開いています。 末期仕様の型打鍔ですが、銅製金鍍金の魚子地仕上げが施されており、ややモールドが甘いものの桜花の高彫もある造りとなっています。 鍔の取り付けは上下方向にやや大きなガタつきが見られます。 切羽は計2枚で、刀身側は無刻印のアルミ製の小切羽、柄側の1枚は金鍍金の施された銅製小切羽で、算用数字で1の刻印が見られます。 鎺(ハバキ)は真鍮製に白金系鍍金を施したものとなっています。 留め具の革バンドは欠損していますが鎺と鞘の相性は良く、納刀時にしっかりと保持されます。 柄周りは縁金具、目貫、兜金、猿手といった当時の金物を除いて後の時代に作られたものですが、全体的に非常に丁寧な造りとなっており、九八式の柄の雰囲気を十分に再現しています。 また、柄と刀身の合いも良く、目釘を入れた状態でのガタつきもありません。
柄巻革は時代が付いていないためやや白っぽく時代が下る印象ですが、親粒の付いた上等な本白鮫が使用されています。 柄巻糸も新たに巻かれたものですが、オリジナルの九八式同様の色味で太目の平織り糸を使用しているため一見しただけでは分からない程度です。 三連桜花目貫には僅かに時代感がありますが、全体的に金鍍金が残った状態です。 兜金は茶褐色に金差し色が入っており、末桜花葉模様の省略された仕様です。 兜金の取り付けには僅かにガタつきが見られますが、許容範囲内といったところです。 猿手は鉄製金属丸棒猿手となっており、若干の朽ち込みが見られますが変形はなく、動きもスムーズです。 鉄製縁金具は駐爪の装着穴の無い略式用のものとなっています。 鞘は濃茶色光沢塗の木鞘で、野戦革覆が装着されています。 革覆は比較的柔らかさを保っており、鞘を途中まで抜き取ることが可能です。 木鞘はやや表面塗装の剥落や傷が散見されますが、大きな破損は見られません。 佩鐶には適度な時代が付いており、製造時からと思われる僅かな歪みが見られますが動きはスムーズです。
外装全長約99.2cm、柄全長約25.6cm。東京店在庫品(TK)
【その他の情報】
刀身は「秀一 蔓延二年二月日」の在銘品です。 島根県教育委員会により昭和41年3月23日に交付、令和4年6月20日に再交付された銃砲刀剣類登録証が付いた実物の日本刀です。 模造刀剣ではありません。種別は「刀」 、長さ67.7cm、反り1.7cm、目くぎ穴1個、銘文は「(表)秀一作、(裏)萬延二年二月日」となっています。
オリジナルの軍装品は文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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