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陸軍士官九八式軍刀 (銃砲刀剣類登録証付本身入、在銘: 三河住羽山正房鍛之) |
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価格(税込)
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\308,000 |
商品番号
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【10907】 |
カテゴリー
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旧日本帝国軍装品(無可動銃付属品以外) |
国 名
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日本 |
在 庫
数
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限定1品 |
コメント
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【本個体の説明】
陸軍九八式軍刀の拵えに銃砲刀剣類登録証付の本身(在銘:三河住羽山正房鍛之)が入った品です。
「三河住羽山正房」は陸軍受命刀匠で、試し切り大会に於いても第一人者であった中山博道先生より「試し切りの最高賞」を得た「荘田正房」と思われます。 藤原正房刀匠の本名は荘田喜七、大正5年生まれ、岐阜県海津郡南濃町津屋住。 昭和6年に羽山正貫に入門、昭和11年に23代藤原兼房に師事。 昭和16年に座間日本刀学院に学び、昭和17年に陸軍受命刀匠となり関日本刀剣会社に勤務しました。 志津三郎兼氏の故地に住み、志津水および兼氏の小祠を守った。 昭和14年刀剣展覧会入選、 昭和17年海軍大臣賞特選、等の数々の賞を受賞しています。
本品の刀身は通常の軍刀よりやや長く迫力があります。 刀身は重厚感のあるしっかりとした造りをしており、古研ぎですが刃切れや刃こぼれなどは見受けられません。茎は生く状態は良好で、化粧鑢が施されており、銘もしっかりと確認できます。 鍔は型打鍔ですが、魚子仕上げの施された全体に丁寧な造りとなっており、ガタつきも見られません。 切羽は8枚切羽で、前後の小刻みにそれぞれ34と32、縁内部にも20の算用数字が見られ、番号は一致していませんがそれぞれよく似た書体となっています。 以上のことから製造元は同じものと思われ、全体的な雰囲気もマッチしており違和感はありません。 駐爪は真鍮に銀鍍金を施した品で、発条のテンションもしっかりと残っており、しっかりとロックが掛かり作動もスムーズです。 ハバキは白金系の鍍金を施した真鍮製のものです。 柄は本白鮫で大粒の親粒がある高級なものが使用されており、柄巻の解れや毛羽立ちといった使用感も殆ども見られず良好な状態が保たれています。 兜金も柄本体と同様に上等な仕上げとなっており、柄糸は頭掛巻留めとなっています。 猿手は桜花葉模様の金属猿手で、大きな変形もなく動きはスムーズです。 柄内部には22の算用数字と正房の墨書きが見られます。 鞘は濃国防色半光沢塗のアルミ製で、表面の艶がよく残った革製の野戦用革覆が付属します。 革覆上面中ほどの縫い目が約9.5cmにわたって縫糸が切れていますが、縫われていた癖が付いているため勝手に口が平らいてしまう事はありません。 革覆は経年に伴う若干の硬化や縮みが見られ、鞘を抜き取ることは出来なくなっています。 革覆の釦金具は健在で、しっかり留めることが可能です。外装金物には擦れなど経年感はありますが、佩鐶はガタなくしっかりとしています。 全体的に士官用九八式軍刀として大変見栄えする品となっています。
外装全長約114.8cm、柄全長約25.6cm。大阪店在庫品(TK)
【その他の情報】
平成23年3月18日に奈良県教育委員会により交付された銃砲刀剣類登録証が付いた実物の日本刀です。 模造刀剣ではありません。
種別は「刀」 、長さ68.5cm、反り1.7cm、目くぎ穴1個、銘文は「三河住羽山正房鍛之」と記載されています。
オリジナルの軍装品は文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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