 |
|
|
 |
陸軍准士官旧型軍刀 (銃砲刀剣類登録証付本身入、明治19年制、在銘: 和泉守藤原國貞) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\308,000 |
商品番号
|
【10903】 |
カテゴリー
|
旧日本帝国武官軍刀文官長剣 (銃剣、短剣は含まず) |
国 名
|
日本 |
在 庫
数
|
限定1品 |
コメント
|
【本個体の説明】
陸軍准士官旧型軍刀の拵えに銃砲刀剣類登録証付の本身(在銘:和泉守藤原國貞)が入った品です。 和泉守藤原國貞(初代:井上良光)は江戸初期隆盛を誇った大坂新刀創設者のひとりでで、元和九年(1623年)に和泉守を拝命します。 寛永中ごろに飫肥藩(現在の宮崎市中南部、及び日南市)五万四千石伊藤家三代藩主祐久より知行百石を与えられ、それ以来終生家士として仕えました。 晩年は健康が優れず子の国貞(二代:井上和泉)に代作させたと言われています。 二代国貞(真改国貞)の作刀には「井上和泉守国貞」、「井上真改」の銘も見られます。
刀身は脇差でやや小振りな印象ですが、しっかりとした造りとなっています。 やや刃が眠く一部に薄錆が出ている等やや疲れが感じられます。 古研ぎですが、ごく小さな刃こぼれ以外に歯切れは見受けられません。 茎は生く羊羹色の美しい黒錆に覆われており、銘もはっきりと確認できます。 柄は親粒こそ付きませんが、全体的に粒の大きな本白鮫が使用されています。 三重金線(太1本、細2本)も一部に僅かな緩みが出ている以外に切れもなく完全です。 護拳・背金は透かしや彫りのない旧型軍刀としては珍しい造りで、ガタつきなくしっかりした状態です。 切羽は一枚ですが、刀身のガタつきはありません。 鎺(はばき)は真鍮に銅鍍金を施したもので、表面の鍍金仕上げは5割ほど残っています。 駐爪は真鍮製で、しっかりと掛かります。 鉄製鞘には使用感が見られ、メッキは大部分にしっかりと残っていますが、皺がよって剥落している箇所や、表面錆が発生している箇所が散見されます。 とはいえ凹みは見られず、経年を鑑みると許容範囲内と思われます。 佩鐶はしっかりしており、歪みやガタつきなどはありません。 布製鞘覆は小穴や染みが見られ、裂けた部分から鞘の石突が露出していますが、紐部分は切れもなく健在です。 付属の陸軍尉官平織刀緒は褪色や解れが見られますが、全体的にはしっかりとした状態が保たれています。 軍刀自体の長さからするとやや長めの品が装着されています。
本品は明治19年制尉官軍刀として「軍装品でたどる太平洋戦争」P.98-99に掲載されています。 外装全長約81.7cm、柄全長約16.3cm。 東京店在庫品(TK)
【その他の情報】
平成19年4月10日に大阪府教育委員会により交付された銃砲刀剣類登録証が付いた実物の日本刀です。 模造刀剣ではありません。
種別は「わきざし」 、長さ52.8cm、反り1.0cm、目くぎ穴1個、銘文は「(表)和泉守藤原國貞、(裏)なし」と記載されています。
オリジナルの軍装品は文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |