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陸軍三式(決戦)軍刀 (銃砲刀剣類登録証付本身入、在銘: 昭和十九年八月 濃州住兼俊) |
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価格(税込)
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\352,000 |
商品番号
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【10899】 |
カテゴリー
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旧日本帝国軍装品(無可動銃付属品以外) |
国 名
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日本 |
在 庫
数
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限定1品 |
コメント
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【本個体の説明】
陸軍三式(決戦)軍刀の拵に銃砲刀剣類登録証付の本身(在銘:昭和十九年八月 濃州住兼俊)が入った品です。 弊社では鯉口の駐爪留めを解除する釦が装備されていない仕様の品を「陸軍三式(決戦)軍刀」としています。 濃州住兼俊(村山喜之一)は昭和初期の名工で、陸軍受命刀匠でした。 昭和十三年に「関刀剣株式会社」の専属刀匠となります。 「関刀剣株式会社」は丹羽兼信・丹羽兼延・交告兼上・土岐亮信・村山兼俊らの専属刀匠が責任鍛錬しており、専属研師20名が研磨させていました。 その他約100名に及ぶ従業員にて外装を付け、大部分は軍部に納入されたと言われています。
本品の刀身は軍刀として鍛造された現代刀らしく重厚感のある、しっかりとした造りをしています。 刀身にはやや砥直しの痕などが見られますが、刃切れや刃こぼれはありません。 茎は生く、切鑢(きりやすり)が施されています。表銘には「濃州住兼俊」と造兵廠に納入されたことを示す陸軍素材検査合格印の「星印」、裏銘には「昭和十九年八月」と「関」の検査刻印、そして背には「羽」と読める刻印が打刻されています。 茎には軍刀らしく空色ペンキ文字で「A七七八」「a57(不詳)」の管理用文字が見られます。 受命刀匠規格刀でまさに軍刀たる品です。
揃いの切羽は当初より無刻印の2枚で、鉄製のものに半光沢のクロム鍍金と思われる仕上げです。 刀身側には防塵切羽(二分割防塵口金)が取り付けられています。 鉄製鍔にはやや朽ち込み痕や表面錆が見られますが、大きな変形はありません。 鎺(はばき)は銅製で、白金系の鍍金が施されています。 縁金具はやや彫が浅いものの桜花葉模様が見られます。 駐爪は鉄製で発条のテンションがやや弱っており、ロック時にややガタつきが見られます。 柄は柄糸一貫巻き漆塗となっており、一部に漆の剥落が見られますが全体の9割ほどで漆が残っています。 柄の目釘穴は2個の仕様です。 柄内部には「サ43」の書き込みが見られます。 鞘は黒漆叩き塗木鞘で、一部表面にひび割れや剥落が見られますが、大きな破損は変形はありません。 鞘口金の駐爪留めを解除する釦は省略されています。
佩鐶は製造時から僅かに楕円状に成型されていたようですが、動きはスムーズです。 石突には両面に桜花の彫りが施されています。 登録証付きの決戦軍刀は珍しく、軍刀として総じて非常に希少価値の高い一振りです。
外装全長約96.8cm、柄全長約24.3cm。東京店在庫品(TK)
【その他の情報】
平成9年1月22日に神奈川県教育委員会により交付された銃砲刀剣類登録証が付いた実物の日本刀です。 模造刀剣ではありません。
種別は「刀」 、長さ65.7cm、反り1.8cm、目くぎ穴2個、銘文は「(表)濃州住兼俊、(裏)昭和十九年八月」と記載されています。
オリジナルの軍装品は文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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