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海軍太刀型軍刀拵 ( 昭和十二年制定海軍制式軍刀、木製黒呂漆塗鞘) |
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価格(税込)
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\88,000 |
商品番号
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【10078】 |
カテゴリー
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旧日本帝国武官軍刀文官長剣 (銃剣、短剣は含まず) |
国 名
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日本 |
在 庫
数
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限定1品 |
コメント
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【海軍太刀型軍刀拵について】
昭和十二年制定海軍制式軍刀と呼ばれる品です。 海軍は佩刀(剣)するにあたり、通常は短剣を吊ったので軍刀を佩刀(剣)する機会は陸軍に比べ遥かに少なく礼装の一部として捉えられていました。 しかし第一次上海事変1932年(昭和7年)などで海軍も陸戦を想定し、陸軍の改正に伴い(実際は3年後)昭和十二年に太刀型軍刀を正式としました。 昭和12年(1937年)10月の勅令で「現行制式長剣ハ実用上適当ナラズ、速ヤカニ陸戦用トシテ至便ナル軍刀ヲ制定スルノ要アリ」との勅令で太刀型新軍刀を制定しました。
外装は、日本刀の故実に詳しい小泉親治海軍少将の考案により、鎌倉期の太刀を範としました。
翌13年には正装・礼装が使用停止されますが、昭和20年3月の戦時特例処置(一佩鐶)まで二佩鐶の形態は変わりませんでした。
第二次上海事変1937年(昭和12年)から終戦1945年(昭和20年)まで使用されました。
【本個体の説明】
海軍太刀型軍刀の拵えです。
鍔は太刀型鍔で、切羽は海軍らしい旭日模様の大切羽2枚で小切羽はありません。鍔と切羽には「1」の揃いの番号が打刻されているいますが、柄とは揃いではありません。留具は無く海軍では一般的な「鎺(はばき)留め」で、木製つなぎでも問題なく止まります。柄は黒鮫で柄巻にはやや使用感が見られるものの解れなどはなくしっかりとしています。兜金には一部塗装の落ちが見られますが、「丸に桜花三連」の海軍用目貫や縁には金色塗装が非常に良く残っています。目釘穴が柄巻によって完全に隠れているため現状では目釘は入っておりません。
鞘は茶研鮫革で見栄えの良い品ですが、戦後に何らかの塗装が施され、全体的に艶があるものの一部曇りがあります。又、第二佩鐶部と責金部にひびが見られ、責金から石突に掛けても縦のひびがありますが、上記の塗装により現状で保たれています。
鞘の外装金具は適度な使用感に伴う仕上げの落ちは見られるものの、自然な風合いです。
合わせの品ではありますが見栄えのするお求めやすい一振です。
外装全長約96.9cm、柄全長約24.3cm、木製刀身(つなぎ)付。大阪店在庫品(AM)
【その他の情報】
オリジナルの軍装品は文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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