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ウィンチェスター M1887 レバー・アクション・ショットガン (#41879)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【919】
英  名
 Winchester M1887 Lever Action Shotgun
種  類
 古式銃(無可動) 、レバー・アクション、散弾銃、一品物、無可動実銃買取品 2020年 夏
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,103mm(実測)
口  径
 10GA
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ウィンチェスター M1887 レバー・アクション・ショットガンについて】
ジョン・M・ブローニングが設計し、ウィンチェスター社で製造されたレバー・アクション式ショットガンです。
M1887の設計に際し、ブローニングは連発式ショットガンにはポンプ・アクション式が構造上適している事を提案しましたが、それまでM1873等のレバー・アクション式ライフルで成功を収めていたウィンチェスター社上層部が、ブランド・イメージの観点から新型ショットガンをレバー・アクション式で設計するよう求めたと言われています。 この要望に応えて、ローリング・ブロック式のレバー・アクション式ショットガンとして開発されたのがM1887です。 M1887には銃身長30インチの12GAモデルと32インチの10GAモデルが生産されました。 当時は黒色火薬を用いた弾薬でしたが、大口径の強い反動に耐えられる様に同時期のレバー・アクションライフルとは異なるローリング・ブロック式の機関部が取り入れられています。 銃口付近に真鍮製のフロント・サイトが備わっていますが、納入先の注文によって材質や形状が異なりました。 一方リアサイトは、機関部上部の溝がその役割を担っています。 M1887ショットガンにはメイン・スプリングの板バネが破損しやすいという同時代の他のショットガンと共通の弱点もありましたが、西部開拓民により広く重宝されました。 M1887には通常のモデルに加え、ダマスカス銃身やチェッカリング入りのストック、フォア・エンドを備えたデラックス・モデルも少数ですが生産されました。 M1887が登場した当時の弾薬は黒色火薬を使用する物が主流だった為、M1887も薬室等が比較的低威力の黒色火薬向けに設計されていました。 その後、無煙火薬を使用する弾薬が主流になり始めると、M1887は構造的に無煙火薬を使用する弾薬に対する耐久性が不足している事が判明しました。 その為、新たに各部の設計を強化したM1901が開発されました。 M1887ではフィンガー・レバーとトリガー・ガードが一体構造となっていましたが、M1901では暴発防止のためフィンガー・レバー部がトリガー・ブロックを内蔵した別部品となっているのが特徴です。 尚、M1887では口径が12ゲージと10ゲージの2種類用意されていましたが、M1901ではウィンチェスター社がすでに成功を収めていた同社のM1897と競合する事を懸念して10ゲージ (薬室長 2 7/8インチ) のモデルのみ製造されました。 M1901は1899年から1931年にかけて13,500挺が製造されました。
レバー・アクションのショットガンは現在ではマーリン製の.410口径のモデルが存在する程度で、大口径のものは製造されていません。 そのような意味でも、本銃はクラシカルなフォルムとあいまって時代を感じさせてくれる1挺だと思います。 また、本モデルは映画「ターミネーター2」でソウド・オフされたものが主役のアーノルド・シュワルツネッガーによって使用されていた事からご存知の方も多いのではないでしょうか (ただし映画のプロップは12GAとなっているようです)。 (YS)(KK)

【本個体の説明】
  本品は機関部下面に打刻されたシリアル No.41879から1892年製であることが判ります。 アンダー・レバーに隠れるロア・タングには「MANUFACTURED BY THE WINCHESTER REPEATING ARMS CO. - NEW HAVEN. CONN. U.S.A. - PAT. FEB. 16. & JULY 20. 1886」の刻印が入っています。 その他、機関部左側面にはウィンチェスター・リピーティング・アームズの頭文字を意匠化した大きな刻印が打たれています。 加えてやや薄くなっているものの機関部と銃身の境目付近に口径を示す「10」の刻印が打たれています。 この口径の表示方法はシリアル30,000番以降に見られる特徴ですので、本個体のシリアル#41879と特徴が一致しています。 その隣には、ウィンチェスターのプルーフ・マークである「WP」が打刻されています。
製造から100年以上経過した品で、その時期に製造された品の多くが西部開拓で使用された品です。 本品もそのような銃の1挺ですが、全体的な使用感と経年が相まって大変風格のある雰囲気の良い品です。 金属部は全体的に表面処理が薄れており、一部に時代錆等が表れていますが、目立った欠損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 マガジン・チューブの一部や銃身に一部僅かな凹みが見られますが、製造時期を考えれば充分許容範囲と言えます。 金属製のバット・プレートは黒錆によって安定しており、滑り止めのチェッカリング加工もはっきりと残っています。 木部はフォア・エンド、ストックともに深い色合いで色味が揃っています。 木部はやや打ち傷や線傷が全体に散見されますが、艶ある仕上げも比較的残っており、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃把付近のアッパー・タング及びロア・タング付近の他、バット・プレート取り付け部付近の銃床上部にヘアライン・クラックが見受けられますが、強度的には影響の無いレベルの物です。 バット・プレートとの境目に僅かに段差がありますが、取り付けにはガタつきもなくしっかりとしています。
ウィンチェスター M1887は極少数しか国内に輸入されていない希少品です。 アンダー・レバーは可動しますが、内部との連動はありません。 トリガー・テンションのある、ブリーチ・ブロックが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (YS)(KK)

【その他の情報】
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