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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【91】 |
英 名
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Erma ELF SR-100 Sniper Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、狙撃銃、一品物、無可動実銃買取品 2018年 春、ガゼット Vol. 16、東京店在庫品 |
国 名
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戦後ドイツ / ドイツ |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,260mm |
口 径
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7,62mm×51 |
装 弾
数
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10発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【エルマ ELF SR-100 狙撃銃について】
ドイツのエルマ社が開発したボルトアクション・スナイパーライフルで、初弾の着弾性が特出しており、様々な戦術 (Tactical Situations) にも直ぐに対応出来るオプションが備えられています。 特殊部隊、特に対テロ組織作戦用に適した性能を重視して開発された為に、非常に高額でありながらも最高の命中率が評価されてヨーロッパの有名な特殊部隊によって使用されました。 SR-100はどの様な状況下でも0.3MOA以上の命中率を誇りました。 三つのロッキング・ラグを備えた60°ボルトを回転させるローテーティング・ボルト・アクションで、下方から脱着するマガジンを備えていました。 装弾数は.308in.口径 (Winchester .308in. 7,62mm×51 NATO弾) で10発、.300in.口径 (Winchester .300in. Magnum弾) で8発、.338in.口径 (Lapua .338in. Magnum弾) で5発となっています。 口径は銃身、弾倉、ボルトを交換する事によって三種類の弾薬が数分で使用できる画期的なシステムを有していました。 銃身はエルマ社が特許を取得しているEccentrical Lockによってレシーバーと固定されています。 Eccentrical Lockは六角レンチを使用してロックを解除すれば単純に銃身を前方に引き抜くだけで他の口径の銃身と交換が可能でした。 そして銃身がロック (固定) されると最高の命中率を得るべきフリー・フローティング状態になります。 銃身の銃口部には非常に効果の高いマズル・ブレーキが装着されています。 三種類の口径別のマガジンはストックの両側に位置する (排莢口の下) 二つのボタンのどちらを押してもリリースできる様になっています。 ストックの素材は強度があり湿度に影響されにくい合板製で、バット・ストックは、チークピース (上下)、バット・パッド (上下、前後) の瞬時の調整が可能になっています。 ストック前部は別部品になっており、スタンダードのショート・フォアエンドかオプションのロング・フォアエンドのどちらも装着可能で、本品にはオプションナルのロング・フォアエンドが装備されています。 これらの二つの長さのフォアエンドを固定するには二脚の取り付け基部兼用の突起部分を使用します。 二脚は専用の伸縮式で、簡単に取り外しが可能でした。 トリガーについてもトリガーの重さ、引くポジション、遊びも調整が可能でした。 安全機能は3 Position Bolt Mounted Safetyを備えていました。 レシーバーの上部には20mmのユニバーサル・マウント・レール (Picatinny Rail System) が装備されており、多くのオプション光学機器の装着が可能でしたが、通常はツァィスまたはシュミット&ベンダーの10倍スコープが装着されていました。
本品には Springfield スコープが付属しています。 ドイツではKSKやGSG-9を始め国防軍、警察、税関の特殊部隊で使用されています。 SR-100狙撃銃は欧米で$9,000 (約110万円) と高額に拘らず、その精度の高さで最高レベルの特殊部隊では使用されましたが、あまりにも重量がある為多くの機関では採用されず少数が生産されただけに終わりました。 エルマ社はステアー社との繋がりが強く弊社もステアー社とのパイプがあった為、極少数だけの輸入に成功しました。 現在では二度と入手出来ない品となっています。
SR-100狙撃銃を使用したのは特殊部隊の中でも極一部にとどまり、実際にSR-100を使用している画像は少ないのが実情です。 その中でもドイツの通称「SEK (エスエーカー)」とも呼ばれるFrankfurt Spezialeinsatzkommandos (フランクフルト地方警察特別出動コマンド) と「ZUZ」と呼ばれるZentrale Unterstuetzungsgruppe Zoll (Central Customs Support Group、中央税関サポート・グループ) も制式狙撃銃として採用し、使用している写真が有名です。(MM)
【本個体の説明】
本品の様なロング・フォアエンド、アジャスタブル・バイポッド、グリップ・ガードを備えた品はErma ELF SR-100 Sniper Rifleと呼ばれ、装弾数が10発の.308in.口径 (Winchester .308in. 7,62mm×51 NATO弾) 仕様です。
機関部左側面にはシリアルに加え、エルマのロゴに「SR100」、「Made in Germany」の刻印が見られます。 また銃身には「Cal.308Win」、「WL001036」の刻印が見られ、プルーフ・マークも2つ打たれています。 また、排莢口にも同様に「Cal..308Win」の刻印が見られます。
「金属部は特筆するダメージもなく申し分の無いコンディションです。 やはりわずかな小傷こそありますが、各部とも表面処理は大変鮮やかで、機関部と銃身はその仕上げの色実の差が大きな対比となっています。 迫力のある大型のフラッシュ・ハイダーは熱による焼けも見られません。
一見樹脂製のような木製ストックは、金属部と比べる小傷が見られますが、それでも充分に良い状態を保っています。 全体にマットなダーク・グレーの塗装が施されており、所々小さく剥落しているもののその下の地も同色の為、殆ど目立ちません。 ウレタン製のバット・プレートのみ、細かなひびが散見され他の部位よりもコンディションが気になりますが、クッションは感じられ、すぐさま崩壊してしまう心配は少ない印象です。
可動部は各所ともスムーズに動作します。 パーカーへイル製の二脚は勢い良く展開し、脚の伸縮は歯切れが良いものです。 基部のキャッチを操作することでワンタッチで取り外す事ができます。 上部レールの前端は、スクリュー近くの小穴にピンを差し込む事でロックが解除され、カバーをフラッシュ・ハイダー上部まで引き伸ばす事が出来ます。 スプリングの残ったマガジンは大変スムーズに着脱する事が可能で、3種類の弾薬共通の為.308弾よりも大きなシルエットですが、内部にスペーサーを追加することで.308丁度のサイズに調整されています。 セレクターはトリガーとの連動はないものの、スムーズに可動し、クリック感は殆ど無くなっています。 グリップのパーム・レストはネジを緩めることで上下1cm程度調節可能です。 ストック下面のモノ・ポッドは根元のロックを解除しダイヤルを操作する事で10cm程度伸縮可能です。 ロックをかけることでタイトに固定されます。 チーク・パッドは、ダイヤルを操作するとスプリングのテンションによって勢い良く飛び出します。 ストックの伸縮、バット・プレートの上下もともに大変スムーズです。 付属のスコープはSR100専用のマウント・リングによって固定されており、素早く着脱が可能です。 Springfieldの6-20×50でレティクルが鮮明に発光します。 ボディに若干小傷がありますが、ズーム機能も健在で視界は大変鮮やかですので、機能的な問題はありません。 トリガー・テンションのある、ボルトが閉じた状態の旧加工品です。(YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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