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【TKS/O管】火縄銃改造 管打式伊予和銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 地鉄惣巻張 与州住) (西)㉙ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8510】 |
英 名
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Japanese Matchlock Style Percussion Musket, IYO Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,060mm |
口 径
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11mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃改造 管打式伊予和銃 (在銘: 地鉄惣巻張 与州住) について】
元々火縄銃を製作していた日本の銃工が製作したと思われる火縄銃型の管打式小銃です。 本品は全長が1,060mm、口径実測10mm (約一匁半) の細筒 (小筒) と呼ばれるサイズの品です。 細筒は主に狩猟用や標的射撃用として使用されました。
本品は在銘で、銃身下面には「地鉄惣巻張 与州住」の銘が確認出来、伊予国 (現在の愛媛県) で製作された事が判りますが、銃工名については判読が難しくなっています。 銃身は後方に向かって緩やかに広がった八角銃身で、銃口部には丸柑子が設けられています。 本品の先目当はたんけん形で上部のブレード部分は真鍮製の別部品となっており、元目当は筋割となっています。 銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。 本品の台 (銃床) は元々火縄銃用に製作された品を流用したものと考えられ、火縄通しの穴や火縄消しの穴がそのまま残されています。 銃床の木部には人工的な虎杢が入れられており、高級な作りとなっています。 カラクリについても火縄銃用を改造した物が用いられており、外カラクリ (平カラクリ) の機構をベースに、撃鉄の後端をアーム状の部品を介して地板後方に追加された鉄製の助金 (補助バネ) に連結する事により、通常の火縄銃の火挟に比べて管打ち用にテンションが高められています。 カラクリの地板や弾金、胴金は真鍮製で、撃鉄は鉄製となっています。 撃鉄は火縄銃の火挟からの改造品ではなく、管打ち用として新規に製作されたものと考えられます。 引金は真鍮製の透かし形で、用心金が設けられています。 芝引金具は剣形 (篠垂形) です。
【本個体の説明】
本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床下面後部の銘が切られている部分周辺にやや鉄部の痩せ及び荒れが見受けられます。 銃身下部の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しません。
台 (銃床) については、銃床先端や胴金後方、台かぶ部分の木部にややひびやひびの補修痕が見られる他、銃身取付部周辺の木部にやや欠けが散見されますが、全体としては比較的しっかりとした状態が保たれており、オリジナルの艶の有る仕上げも大部分に残っています。
カラクリの作動については完全で、撃鉄を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと撃鉄が力強く落ちます。 尚、パーカッション・ニップル部に変形が見受けられます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) いますが、尾栓は現状固着しており取り外しは出来なくなっています。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
カラクリに珍しい機構の助金 (補助バネ) を備えた、上等な管打式伊予和銃です。 (MM)(KK)
【その他の情報】
広島県教育委員会により昭和58年7月21日に交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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