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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【8140】 |
英 名
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Panzerfaust 60 |
種 類
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単発、グレネード/ロケット・ランチャー、擲弾筒、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2022年 秋 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,060mm |
口 径
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42mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【パンツァーファウスト 60 について】
パンツァーファウスト (Panzerfaust) は、第二次世界大戦中にドイツで開発された使い捨ての携帯対戦車擲弾発射器です。 本品はパンツァーファウスト 60と呼ばれる最も一般的なタイプです。 発射筒は両端が開口した単純な金属パイプにより製作されており、弾頭は発射筒内に収められた黒色火薬を用いて無反動砲の原理で発射され、発射薬は発射筒内部で完全に燃焼しました。 また、撃発機構についても、板バネを用いた単純な構造となっており、安全ピンを抜いて照準器を起こした後、照準器基部と発射レバーの間に設けられた安全装置を前方にスライドさせて解除し、発射レバーを握り込む事により、撃針と一体となった板バネが解放されて発射される構造となっていました。 弾頭は大型の成形炸薬弾となっており、弾頭後部の板バネで製作された折り畳み式安定翼によって飛行を安定させていました。 照準器は折り畳み式のラダー・タイプで、フロント・サイトは設けられておらず、距離に応じて照準器に設けられた開口部のノッチと弾頭上部の突起を合わせて照準を行いました。 尚、発射筒は使用後に廃棄されました。
パンツァーファウストの開発は、HASAG社 (Hugo Schneider AG) のHeinrich Langweiler博士の率いるチームによって行われました。 最初のパンツァーファウストは、ファウストパトローネもしくはパンツァーファウスト 30 クライン (小型) と呼ばれるもので、1943年の夏までに生産に入りました。 同年末にHASAGではパンツァーファウスト 30と呼ばれる改良型が開発されましたが、これは基本構造は同じものの、より大きな弾頭を装備し、装甲貫通力を向上させていました。 1944年初頭には、次の改良型であるパンツァーファウスト 60が開発され、弾頭の威力を維持しつつ、より大径の発射管と強力な発射薬の使用により、有効射程距離を30メートルから60メートルに倍増させました。 1944年11月には、さらに改良されたパンツァーファウスト 100が登場し、推進剤をタンデム構造にする事により、有効射程を100mまで延伸しました。 大戦末期にはさらに有効射程を150mや200〜250mに伸ばした改良型のパンツァーファウストも開発されました。 ドイツでは終戦までに数百万発のパンツァーファウストが生産され、連合軍戦車の撃破に貢献しました。 パンツァーファウストは、戦後ソ連の対戦車擲弾発射器であるRPG-2の原型となった他、他の多くの国もパンツァーファウストを参考に同様の兵器の開発が行われるなど、戦後の携帯式対戦車兵器の開発に多大な影響を与えました。
【本個体の説明】
本品は弾頭や発射筒表面のペイントにやや剥落及び表面錆が見受けられますが、ペイント自体はオリジナルと思われ、発射筒表面の赤文字のステンシルも確認できる他、弾頭表面の使用方法についてのラベルも残っています。 しかしながら、本体のペイントは剥がれやすい状態となっているため、取り扱いにはやや注意が必要です。 (※本体のペイントについては非常に剥がれやすいため、弊社としても取り扱いには注意を払っておりますが、商品撮影時の状態からさらに剥落が進んでいる可能性がございますので、予めご了承ください)。 起倒式の照準器と発射レバーには欠品は見られず、照準器の起倒操作は問題なく行う事が可能ですが、照準器を起こす際の操作がやや渋くなっています。 尚、照準器の安全ピンは付属していません。 発射筒については点火薬や発射薬などの一切入っていない安全合法品で、発射レバーは押し込まれた状態で固定されています。 直径約15cmの成形炸薬弾頭の内部は空で、外装のみの状態となっています。 弾頭の前後の分割部分には、炸薬を取り出した際に施されたと思われる溶接痕が見られます。 弾頭にはオリジナルの木製軸は付属していますが、板バネ製の安定翼については基部の一部を残して欠損しています。 弾頭に一部凹みや錆による小穴が見受けられますが、全体としては概ねしっかりとした状態が保たれています。 弾頭についても信管、装薬などは一切入っていない合法安全品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
※本体のペイントについては非常に剥がれやすいため、弊社としても取り扱いには注意を払っておりますが、商品撮影時の状態から更に剥落が進んでいる可能性がございますので、予めご了承ください。 |
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