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ブローニング .50口径 M2 重機関銃 (#1940340)* |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7311】 |
英 名
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Browning Caliber .50 US M2 Heavy Barrel Machinegun |
種 類
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重機関銃、無可動実銃買取品 2020年 冬、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,635mm |
口 径
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.50in. |
装 弾
数
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ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ブローニング .50口径 M2 重機関銃について】
M2ブローニング重機関銃は、ジョン・M・ブローニング (John Moses Browning) が開発し、1933年にアメリカ軍制式となった.50口径 (12,7mm) の多目的大口径機関銃です。
構造的には同じくブローニングが設計した.30口径 M1919機関銃のスケール・アップ版で、当初は水冷式機関銃として開発されましたが、軽量化の為にウォーター・ジャケットを廃止し、肉厚の空冷式銃身に置き換えたタイプがM2 HB Flexibleと呼ばれます。 M2重機関銃は信頼性が高く、長大な射程と高い精度、強力なストッピング・パワーを持ち、第二次世界大戦大戦時には米国だけで各バリエーションを合わせて1,870,461挺が製造されました。 また、戦中戦後を含めてバリエーションも非常に多く、地上用、車載用、航空機用、対空用、艦艇用など幅広い用途で使用されました。 第二次世界大戦中にはColt’s Patent FA Co、High Standard Mfg、AC Spark Plugの3メーカーが地上用のM2 HB Flexibleを合計335,188挺生産しました。 また、これら3メーカーとSavage Arms Corp、Kelsey-Hayes、Buffalo Arms Corp、Brown-Lipe-Chapin、Frigidaire Divisionを合わせた計8メーカーにおいて、航空機搭載用モデルの.50 Browning AN/M2が合計1,455,903挺製造されました。 その他、少数ながらColt’s Patent FA Co、High Standard Mfg、Frigidaire Divisionが合計79,370挺の水冷モデルを製造しました。 尚、第二次大戦中に製造された1万挺のM2重機関銃がスプリングフィールド造兵廠にて航空機搭載用モデルであるAN/M3に改修されました。 その後、航空機用の武装として20mm機関砲等が一般的になると、航空機用途から外された.50 Browning AN/M2及びM3は地上用として地上用のM2 HB Flexibleと同仕様に改修されて使用された経緯があります。
ブローニング .50口径 M2 重機関銃は、現在でも世界各国で使用が続けられており、我が国の自衛隊でも12,7mm重機関銃 M2の名称で採用されています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品のレシーバー右側面には、モデル名を示す「BROWNING MACHINE GUN CAL.50 M2」の刻印や製造メーカーである「BROWN-LIPE-CHAPIN DIV. GENERAL-MOTORS SYRACUSE, NEW YORK, U.S.A.」の刻印の他、パテント刻印が二行に亘り打刻されています。 Brown-Lipe-Chapinは第二次世界大戦中に航空機銃仕様の.50口径 AN/M2のみを119,789挺製造しました。 その為、本品は戦後.50口径 AN/M2航空機銃から地上用の.50口径 M2 HB Flexible仕様へと改修・再整備された品と考えられます。 レシーバー右側面のシリアルNo.付近には、軍での検査時に打刻された「GOVT. INSP.」及び1942年から1946年にかけて陸軍のロチェスター兵站管区で調達を担当していたFrank J. Atwood中佐のイニシャルを示す「FJA」の検査官刻印の他、米国武器省 (Ordnance Department) の検査刻印である「クロス・キャノン」の刻印も見られます。
本品の機関部や銃身といった金属部はパーカー仕上げとなっています。 一部の部品は戦後の改修・再整備などに伴い換装されていると考えられますが、各部に目立ったガタつきなども見られません。 本品は全体にやや使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷や擦れ、若干の表面錆等は見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、パーカー仕上げも大部分に残っています。 コッキング・ハンドルは木製、スペード・グリップは黒色樹脂製の物が取り付けられており、やや打ち傷等は目立ちますが、大きな割れや欠け等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 フィード・カバーの開閉やリア・サイトの調整操作については問題なく行う事が可能です。 尚、現状レシーバー左側面のトリガー・ピン・アッセンブリー及びエキストラクター・スイッチ・ナットに欠品が見られますが、外観上は殆ど気になりません。 付属のM3三脚は大戦中の1944年製で、シリアルNo.は152683となっています。 三脚基部の銘板には「MOUNT, TRIPOD, CAL. .50, M3」のモデル名及び製造メーカーを示す「CENTRAL STEEL TUBE CO.」の刻印が入っています。 三脚は打ち傷や擦れが散見されますが、各部のロックや調整機構については問題ありません。 T&Eギアも付属しています。
トリガーテンションの無い、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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