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ウィンチェスター M1911 ショットガン (#28180) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【7204】 |
英 名
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Winchester Model 1911 Shotgun |
種 類
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散弾銃、無可動実銃新入荷品 2020年8月 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914)、第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,219mm(実測) |
口 径
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12GA |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M1911 ショットガン について】
米国のウィンチェスター社 (Winchester Repeating Arms Company) で1911年から1925年にかけて製造されていた反動利用式の半自動散弾銃で、M1911SL (Self Loading) とも呼ばれます。
ウィンチェスター社では元々、ジョン・M・ブローニングから同氏が設計した自動式散弾銃の生産を持ちかけられていましたが、ブローニングへの特許料の支払いやパテント権をめぐるトラブルから結果的に生産を行う事を拒否した為、当時ウィンチェスター社では製品ラインナップに自動式散弾銃を取り揃えていませんでした。 その為、同社では自動式散弾銃の独自開発を行う必要が生じ、トーマス・クロスリー・ジョンソン (Thomas Crossley Johnson) による設計・開発が行われましたが、ブローニングのパテントへの抵触を避けながらの新規設計には困難が伴いました。 ブローニングのパテントにはボルトにコッキング・ハンドルの機能を組み込む事が含まれていた為、ウィンチェスター社では装填時に銃身を利用する事でブローニングの特許を侵害する事を回避しており、装填時に滑り止めのチェッカリングが入った銃身の一部を掴んで後方に引き下げる事により初弾の装填を行いました。 尚、ウィンチェスター社が生産を拒否したブローニング設計の自動散弾銃は、その後ブローニング AUTO5として自動式散弾銃のスタンダードとなり、レミントン社でもモデル11としてライセンス生産が行われました。
ウィンチェスターM1911登場当時の散弾銃用の装弾は紙製である事が多く、湿気の影響によりシェルが膨らんでしまい、装填不良が発生する可能性がありました。 ウィンチェスターM1911で装弾の変形による装填不良が発生した場合、銃身を前後させる事により薬室を開放して変形した装弾を取り出す必要がありましたが、その際に誤って銃床を下側にしてこの操作を行うと、装弾が暴発した際に使用者の頭部に命中する恐れがありました。 また、反動を低減するファイバー製のバッファー・リングが破損し易く、その場合は発射時の反動が非常に大きくなり銃床が破損する恐れがありました。
ウィンチェスターM1911は同社初となる自動装填式の散弾銃でしたが、上記のような設計上の欠陥によりレミントン社やブローニング社といった競合メーカー製の自動散弾銃に対して劣勢に立たされ、最終的には約83,000挺が生産された後、1925年に製造が終了しました。 (KK)
【本個体の説明】
本品のアッパー・タングにはウィンチェスター社のメーカー刻印及び「MOD.1911.S.L.」のモデル名刻印が入っています。 また、銃身にはウィンチェスター社のアドレス刻印やパテント刻印の他、12GAの口径表示刻印が入っています。 バット・プレートは肩当て部にゴム製のバット・プレートが付いたタイプとなっています。
本品の銃身や機関部等は若干の小傷や擦れは見受けられるものの、全体にブルー仕上げが残った良好な状態が保たれています。 ハンドガードやバット・ストックといった木部についても大きな破損や欠損等は見受けられず、艶のある仕上げが残った良好なコンディションが保たれています。 ゴム製のバット・プレートもしっかりとした弾力が保たれています。 木部/機関部共に再仕上げされている部分がありますが、全体の雰囲気を壊すことなく、製造から一世紀近く経ったことを感じさせない仕上がりとなっています。
ボルトが開いた位置で固定された新加工品です。 大阪店在庫品
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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