|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【7070】 |
英 名
|
Carcano M1891 Carbine |
種 類
|
ボルト・アクション、無可動実銃新入荷品 2017年6月、大阪店在庫品 |
国 名
|
イタリア |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
920mm |
口 径
|
6,5mmx52 |
装 弾
数
|
6発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【カルカノ M1891 騎兵銃 について】
ベテェーリ小銃の後継として1892年5月に採用された、イタリア軍初の無煙火薬を使用する制式小銃で、トリノ陸軍工廠でサルヴァトーレ・カルカノ技師によって開発されました。 使用弾薬はベテェーリ小銃用の10,4mm弾に比べて大幅に小口径化された6,5mm×52マンリッカー・カルカノ弾で、小口径化に伴い歩兵が携行可能な弾薬量が増大しました。 機関部の構造はドイツのGew.88小銃の影響を強く受けたコックオン・オープニング方式で、弾倉はエンブロック・クリップを使用するマンリッカー方式を改良した物が用いられています。 クリップは上下対称のデザインとなっており、上下どちらの向きでも装填が可能です。 また、クリップから最終弾が引き抜かれると、空のクリップがマガジン・ハウジングの下部から排出される構造となっていました。 ボルト・スリーブにはファイアリング・ピン及びボルトをロックする安全装置が設けられています。 M1891騎兵銃は第一次世界大戦時のイタリア軍の主力騎兵銃で、銃を背負った際に他の装具に引っ掛からない様に、ボルト・ハンドルがストック方向に折り曲げてあります。
1938年以降には使用弾薬を新型の7,35mm×51弾に変更し、リア・サイトを固定式に変更する等の改良を行ったM1891/38騎兵銃と呼ばれるモデルも製造されました。 しかしながら第二次世界大戦が勃発すると、イタリア軍では新型の7,35mm弾の供給が不足した為、再び小銃の口径を6,5mmに戻す事になり、6,5mm口径仕様のM1891/38騎兵銃が製造される事となりました。 この6,5mmタイプのM1891/38騎兵銃は歩兵銃に比べて取り回しが容易であった他、製造に必要なコストや材料が少なかった事から、1940年から1943年にかけて約1,618,000挺が製造されてイタリア軍の様々な部隊に配備される事となり、大戦期にイタリアで最も多く製造された小火器となりました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品はレシーバー左側面にシリアルNo.XL8537が打刻されています。
金属部は各部にブルーイングが割と残っている印象です。 大きく目立つ傷もありませんが、スリングループ、バット・プレート、機関部等には経年や擦れによる銀地の露出が目立つ印象です。 銃口周辺等に少々表面錆が見られますが深刻な朽ち込み錆は見られず、全体に良好な状態を保っています。 木部は落ち着いた色味の物で、アッパー・ハンドガードとストックの色調や質感もよくマッチしています。 全体的に小傷、打ち傷があり上支鉄後方にはクラックが見受けられますが強度に問題はありません。 銃床部左側面には見難いですがシリアルと同じ8537の刻印が確認でき、経年感は見られるものの全体的には良好な状態の品です。 折畳み式のスパイク銃剣は基部で折り畳んだ状態で溶接固定されているため起剣する事は出来ませんがオリジナルの状態を残しています、また金属の質のため剣身が珍しく赤銅のような風合いとなっています。 リア・サイトの操作も問題なく行うことができます。
トリガーテンションの無い、ボルトの下部と先端を除去することで薬室が確認できる状態の新加工品です。(AW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |