|
|
|
|
|
ランチェスター Mk I* 短機関銃 (ボルト・セーフティ付)* |
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【7033】 |
英 名
|
Lanchester Mk I* Machine Carbine w/ Bolt Safety |
種 類
|
短機関銃、無可動実銃買取品 2020年 春 |
国 名
|
イギリス |
時 代
|
第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
|
850mm |
口 径
|
9mm×19 |
装 弾
数
|
50発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【ランチェスター Mk I* 短機関銃 (ボルト・セーフティ付) について】
1941年にイギリス海軍制式となった短機関銃です。 スターリング社で開発されましたが、ドイツのMP28 II短機関銃の設計を流用しており、イギリス軍小銃のストック及び銃口付近のバレル・ジャケット下部に設けられたP1907銃剣を着剣可能な着剣ラグに違いが見られます。 ランチェスター短機関銃はオープン・ボルト位置から射撃を行い、MK Iではトリガー・ガード前方にセレクター・レバーが設けられており、セミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが可能となっていました。 各部の造りなどは剛健で、さらにマガジン・ハウジング及び排莢口にあたる部分やバット・プレートが真鍮製となっており、独特の味を持った短機関銃でもあります。 後に、ランチェスター短機関銃から発展する形で開発されたパチェット短機関銃及びその改良型であるスターリング短機関銃の外観や内部構造に少なからぬ影響を与えました。
ランチェスター MK I*はランチェスター MK Iの省力化モデルで、射撃機能がフル・オートマチック射撃のみに変更されており、多くのランチェスターMK IがMK I*へと改修されました。 MK I*ではフル・オートマチック射撃機能のみとなった事に伴い、ボルトの形状が変更された他、コッキング・ハンドルの形状にも違いが見られます。 その他にもランチェスター短機関銃は生産時期により製造工程の簡略化が行われ、初期生産品ではレシーバーにネジ留めされていたトリガー・ハウジングは、後期生産品では溶接固定へと変更されました。 また、リア・サイトについても、初期生産品は最大600ヤードまで対応したタンジェント式でしたが、後期生産品では100ヤードと200ヤードの切り替えが可能なフリップ・タイプへと簡略化されました。 また、銃身のレシーバーへの固定方法についても、初期生産品ではバレル・ジャケット前方からネジ留めが行われていましたが、後期生産型ではマガジン・ハウジング上面前部からレシーバーとブリーチ・エンドをネジ留めする形式に変更されているのが特徴です。
ランチェスター Mk I* 短機関銃の中には、銃本体を銃床側から落下させた際にボルトが閉鎖状態から跳ね上がって暴発する事を防止する為、本体右側面にスライド式のボルト・セーフティが追加された個体も見られます。 (KK)
【本個体の説明】
本品はランチェスター Mk I* 短機関銃の中でも珍しいボルト・セーフティが追加されたタイプです。 本品の仕様はMk I*の後期生産品で揃っており、トリガー・ハウジングのレシーバーへの固定は溶接式、リア・サイトはフリップ・タイプ、銃身の固定方法もマガジン・ハウジングでのネジ留め固定となっています。 マガジン・ハウジング上面には「LANCHESTER MK.I*」のモデル名刻印が入っています。 「SA.」に続くメーカー・コード部分は元のコードを削り取った上から「8840」のコードが打刻されています。 また、シリアルNo.部分も同様に再打刻が行われています。 マガジン・ハウジング上面後端にはやや見づらいですが製造年を示す「43」の刻印も確認できます。 その他、ブロード・アロー刻印も見られます。
本品は全体に適度な使用感及び時代感が付いた品で、機関部やバレル・ジャケットといった鉄部はやや小傷や擦れの他、経年による褪色や若干の時代錆が見られるものの、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 真鍮製のマガジン・ハウジング部については適度な時代感が付いた良い雰囲気となっており、若干の打ち傷は見られるものの、目立った腐食等は見受けられません。 木製銃床については、やや打ち傷や線傷が見られるものの、大きな欠損等は見られず、こちらも概ね良好な状態が保たれています。 トリガー・ガード前方に長さ5cm程度のひびが見られるものの、強度的にはあまり影響の無いレベルのものです。
レシーバーのテイクダウンやマガジンの着脱、リア・サイトの切り替えについては問題なく行う事が可能です。 傷み易い真鍮製バット・プレート部についてもやや打ち傷は見られるものの、大きな変形等は見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 スターリング・エンジニアリング社を示す「S.E.Co」の刻印が入った付属の50連マガジンは一部若干の表面錆痕が見られる他は目立った凹みや変形等も見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |