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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6948】 |
英 名
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Type 38 Infantry Rifle, Late Production |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 冬 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,276mm(実測) |
口 径
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6,5mm×50 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【三八式歩兵銃 後期型 について】
三八式歩兵銃は日露戦争後の1905年 (明治38年、皇紀2565年) に日本陸軍が制式採用した小銃です。
三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉が担当しました(海外ではアリサカ・ライフルと呼称されることが多いのは、原型となった三十年式歩兵銃の開発者が有坂成章陸軍砲兵大佐であるため)。機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴 (遊底覆など)も取り入れて、明治38年に改良型が制式となりました。 部隊配備は日露戦争終戦後の1908年から始められ、約2年ほどで三十年式歩兵銃からの更新を完了されました。 初の実戦投入は第一次世界大戦(青島の戦いなど)で以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなり九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用され旧軍の小銃を元にした小銃が現地でも製造されました。
三八式歩兵銃は1942年(昭和17年)まで国内工廠にて生産され、その後も国外工廠の奉天工廠(南満陸軍造兵廠)では1944年まで生産されました。国産銃としては最多の約340万挺が生産されました(九九式短小銃は約250万挺)。 また、バリエーションとして三八式騎兵銃、三八式短小銃、四四式騎兵銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃があります。
後期型は主に戦中に製造され照尺をVノッチ型から使用しやすいピープ型に変更するなどの改良がされています。弊社での後期型定義は照星にガードがあり、床尾板がカップ型を後期型としております。
その他の三八式歩兵銃の特色や、弊社での分類を説明したブログがございますので、詳しくはこちらをご覧下さい。
【本個体の説明】
本品は三八式歩兵銃 後期型 (名古屋工廠製) です。 名古屋工廠は生産数の多い小倉工廠よりも早い段階から三八式の生産を行っていました。 他の工廠よりも軍用銃らしい仕上がりになっている印象を受けます。 本品は床尾板がカップ型の後期型、照星もガードが付いた後期型、照尺はピープ型、安全子も窪みのある後期タイプが取り付けられており、全体として後期型の仕様で統一されています。 機関部左側面にはシリアルNo.の他、<ク>のシリーズ名が入っています。 薬室上面には「三八式」の刻印及び菊花紋章がはっきりと残っています。 上帯には機関部のシリアルNo.下3桁と同じ番号が入っています。 銃床下部には「名」の刻印及び名古屋造兵廠千種製造所を示す「チ」の刻印が確認できます。 その他、照尺のベースにも「チ」の刻印が確認出来ます。
本品の金属部はやや小傷や擦れが見られる他、薬室や照尺等に僅かに表面錆が見受けられるものの、目立った破損や欠損等は見受けられず、表面仕上げも大部分に残った比較的良好な状態が保たれています。 銃身や上/下帯についてはやや経年による褪色が見受けられるものの、こちらも目立った朽ち込み等は見られず、上/下帯の取り付けに目立ったガタつき等も見られません。 照星のガードにやや打ち傷及び僅かな変形が見受けられるものの、現状目立った欠損等は見られません。 木製銃床については全体に旧軍小銃独特のやや赤みがかった色合いが保たれており、全体にやや打ち傷や線傷が見受けられますが、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃床右側面の銃把付近にやや深い打ち傷が見られる他、銃床前部左側面にやや深い線傷が見受けられます。 また、上/下帯や床尾板取り付け部周辺等に僅かに欠けが見受けられますが、いずれも強度的には大きな影響のないレベルのものです。 木被の取り付けはやや前後にガタつきが見られますが、十分許容レベルです。 旧軍小銃特有の銃床上下の継ぎ目については右側面後部に若干の隙間が見られるものの、現状ガタつき等は見られません。 傷み易い床尾板についてはやや表面錆痕や若干の打ち傷が見られるものの、大きな変形等は見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 照尺の起倒・調整については問題なく行う事が可能です。 弾倉底板の着脱も可能ですが、ロックの操作はクリアランスが非常にタイトで固くなっています。 弾倉底板のシリアルNo.は銃本体とマッチしており、弾倉内のバネ及び弾受 (フォロワー) も入っています。 オリジナルのさく杖が付属致します。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
三十年式銃剣も同時に入荷しております。 今回入荷した銃と同時にお買い上げのお客様には、対象の三十年式銃剣を特別価格\18,000(税別)にて販売致します。 尚、銃剣単品でご購入の場合は、\25,000(税別)での販売となります。
対象となります三十年式銃剣はこちら
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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