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ユーゴ ZB30J 軽機関銃 (VTZ Kragujevac製、#458) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6884】 |
英 名
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Yugoslav ZB30J Light Machinegun mfd by VTZ Kragujevac |
種 類
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軽機関銃、無可動実銃買取品 2019年 冬 |
国 名
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ユーゴスラビア / チェコスロバキア |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,100mm |
口 径
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7,92mm×57 |
装 弾
数
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20発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ユーゴスラビア ZB30J 軽機関銃について】
ZB30J軽機関銃は、チェコスロバキアで開発され1926年に採用されたZB26から始まる軽機関銃のバリエーションの1つです。 ZBシリーズは高い耐久性と信頼性が最大の特徴で、軽機関銃の中では最も成功した銃とも言われており、各国で採用されただけでなく、他国の軽機関銃に影響を与えました。
ZB30はZBシリーズの中でも輸出モデルにあたりますが、特にZB30Jはユーゴスラビア王国向けの輸出モデルで、ZB30Jの「J」はユーゴスラビアを表します。 ユーゴスラビアでは輸入したZB30Jを「Puškomitraljez 7.9 MM M. 37」として採用しました。 ユーゴスラビアでは1928年から1930年にかけてチェコからZB26を5,000挺輸入し「PM M26 (Puškomitraljez 7.9MM model 1926 godine.)」として使用していましたが、ユーゴ製の7.9mm M1924弾を使用した際の作動性に問題が生じた他、ガス・シリンダー等が汚れやすい等の欠点があり、ZB30Jでは各部に改良が加えられました。 また、ZB30JではZB26軽機関銃とは異なり、長いフラッシュ・ハイダーが取り付けられている他、銃身後部に鑢状のチェッカリング加工が行われているのが外観上の特徴となっています。 尚、ZB30Jはベネズエラ等にも輸出されました。 第二次世界大戦中にはドイツ軍が鹵獲したZB30JにMG30(j)の鹵獲名称を付けて武装親衛隊等に支給されました。 また、戦後はユーゴスラビア人民軍が接収したZB30Jを再整備し、国章を打ち直して使用しました。
ユーゴスラビアでは後のツァスタバの前身であるクラグイェヴァツ (Kragujevac) のVojnotehnički zavod (VTZ) においてZB30J軽機関銃の国産化も行われました。 このユーゴスラビアにおけるZB30Jの国産化は、チェコスロバキアから技術者を招聘して行われました。 生産は1936年の契約に基づき1940年4月に開始され、その年の内に1,000挺の完成品が製造された他、3,000挺分のZB30Jに相当するスペア・パーツも同時に生産されました。 ユーゴで国産化されたZB30JのシリアルNo.は、チェコから輸入された15,514挺のZB30Jから引き継がれており、15,500から16,500が該当します。 (初期のトライアルに使用された14挺はこれらのシリアルNo.レンジには含まれていません)。 尚、チェコのブルーノで製造されてユーゴスラビアに輸出されたZB30J (M37) では本体右側面のモデル名刻印が「ZB M. 37」となっており、機関部左側面及び上面のA.D.BRNOのメーカー名が打刻されていましたが、その後ユーゴスラビアでの国産化が始まった後の生産品では、モデル名が「P.m.M.37」となっている他、メーカー刻印もVTZクラグイェヴァツの物へと変更されました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品はユーゴスラビアで製造されたZB30J軽機関銃で、機関部左側面の刻印はVTZクラグイェヴァツで製造された事を示す「Vojnotehnički zavod Kragujevac」のキリル文字による刻印が入っている他、機関部上面にユーゴスラビア連邦人民共和国の国章が入っています。 また、機関部右側面のモデル名刻印はキリル文字により「P.m.M.37」となっています。 シリアルNo.は銃本体とバット・ストックでマッチしています。 また、銃身交換レバーにも銃本体とマッチした手書きのシリアルNo.が入っています。
本品は全体にやや使用感が見受けられ、金属部は若干の打ち傷や擦れが見られるものの、目立った破損や欠損等は見受けられず、全体にオリジナルのブルー仕上げが残った比較的良好な状態が保たれています。 フラッシュ・ハイダー先端部にやや打ち傷が見られる他、バット・ストック右側面基部のコッキング・スライド・レール表面に凹みが見られますが、いずれもそれほど気にならないレベルのものです。 木製のバット・ストックやグリップ、キャリング・ハンドルについては、全体にやや打ち傷が見られるものの、目立った欠け等は見られず、しっかりとした状態が保たれています。 バット・ストック両面のリア・スリング取り付け金具基部周辺にややヘアライン・クラックが見られますが、現状では強度的に影響のないレベルのものです。 傷み易いバット・プレートについてはやや小傷や擦れ、若干の表面錆が見られる他、角の部分にやや仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見られるものの、目立った凹みや変形等は見られません。 マガジンの着脱やマガジン挿入孔カバーの開閉、リア・サイトの調整、二脚の展開・伸縮、コッキング・ハンドルの起倒、ショルダー・レストの展開操作については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは若干の小傷や擦れ、表面錆は見られるものの、目立った凹み等は見られず、全体に黒染め仕上げが残っています。 マガジン・スプリングは入っていません。
ユーゴスラビア製のZB30Jは、元々の生産数がチェコ製に比べて遥かに少ない希少品です。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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