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和製管打式短小銃 (ベルギー製銃身、#無)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【6770】
英  名
 Japanese-made Percussion Short Musket w/ Belgian-made Barrel
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、お値打ち価格商品 (税別10万円以下)、無可動実銃買取品 2020年 夏
国  名
 日本 / ベルギー
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,092mm(実測)
口  径
 18mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【和製管打式短小銃 (ベルギー製銃身) について】
本品はベルギー製の銃身を流用して国内で製作されたと考えられる管打式小銃で、銃身はライフリング (施条) の無い滑腔銃身となっています。 ロックやフロント・バンド等には、幕末に日本で倣作された前装滑腔銃である和製ゲベール銃と共通のデザインが見られます。 銃身に設けられたパーカッション・ニップル基部のボルスターと呼ばれる部分は一般的な和製ゲベール銃とは異なり大型の物で、ロック・プレート上部の切り欠きに一部嵌まり込んでいます。
日本で倣作された和製ゲベール銃の多くは、本品と同じ管打ち式 (パーカッション・ロック) です。 ゲベールとはオランダ語で小銃を意味し、幕末では洋式前装式小銃の固有名詞になっていました。 フランス軍が1670年に採用したフリント・ロック式小銃を改良した小銃を1777年にオランダ軍も採用し、そのタイプの銃を天保二年 (1832年) に長崎の高島秋帆が輸入したのが始まりです。 そのタイプと言うのは当時ヨーロッパ諸国は概ね同じようなタイプの小銃を制式化しており、M○○○○を輸入したとモデル名までは断定できません。 当時欧米諸国で唯一日本と貿易ができたオランダが輸出したので、その際の言葉 (オランダ語) のゲベール (小銃) が一般化しました。 よって当時輸入されたゲベール銃は必ずしもオランダ製小銃であったとは言えません。 弘化年間 (1844-47年) に雷管式が日本に伝わると従来のフリント・ロックはパーカッションに改造されました。 また日本で倣作された品の殆どがこのパーカッション式です。 同じパーカッション式でも、ライフリングのない前装滑腔銃をゲベールと呼び、ライフリングのある前装施条銃は使用弾薬によって当時はミニエー銃、またはエンピール銃 (=エンフィールド銃)、鳥羽銃 (鳥羽=タワー、タワー刻印が入ったエンフィールド銃) と呼ばれました。 これらの銃は文久年間 (1861-64年) 頃に輸入されましたが、形状が良く似ていたので日本では混同されており、はっきりとエンフィールドとミニエーの違いを区別するようになったのは慶応三年 (1867年) 頃と言われています。 日本製のゲベール銃は日本各地の(火縄銃を作っていた)銃工によって作られたので一挺一挺に小差があります。 しかしながら原型となったのが1840年頃に作られたオランダ製コロニアル マスケットではないかと言われています。
本品は元々歩兵銃サイズであったものを短縮して短小銃サイズに改造した品です。 銃身は真鍮製のフロント・バンドに加えて鉄製のセンター・バンド及びリア・バンドにより固定されます。 フロント・サイトはフロント・バンドと一体となっており、センター・バンド下部及びトリガー・ガード前方にはスリング・スイベルが付属しています。 アッパー・タング基部にはVノッチ・タイプのリア・サイトが設けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の銃身裏面にはベルギー リエージュのEとLの筆記体を組み合わせたProvisional Proof刻印の他、「王冠にZ」や「王冠にU」の刻印及び「四百三十三」の漢字の刻印が確認できます。
本品の金属部分には全体に時代錆が表れており、やや表面錆や若干の朽ち込み痕等が見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 木製銃床に関しては全体に光沢のある塗料により仕上げ直しが行われており、ウレタン塗装のような雰囲気となっています。 銃床は一部に塗膜のひびや剥落した跡が見受けられる他、サイド・プレート及びアッパー・タング周辺にひび及び補修痕が見られ、銃床内部にも一部ひびが見られますが、現状では比較的しっかりとした状態が保たれています。 サイド・ロック下部付近に若干の欠けが見受けられるものの、取り付け自体はガタつきもなくしっかりとしています。 バット・プレート部には「百六十四」の刻印が見られ、やや朽ち込み痕は見られるものの、現状では大きな変形等も見受けられず、銃床への取り付けについてもガタつきもなくしっかりとしています。 センター・バンド及びリア・バンドについてもガタつきは最小限で銃身と木部もしっかりと固定されています。 尚、真鍮製のフロント・バンドは現状では前方から銃床に挿し込まれているのみで、ピンや板バネなどによる固定はされていません。 前後スリング・スイベルは現状では固着もなくスムーズに動きます。 トリガー・ガードについても時代相応の朽ち込みは見受けられるものの、大きな変形等は見受けられず、銃床との取り付け部の隙間も最小限でガタつきもなくしっかりと取り付けられています。 ハンマー及びパーカッション・ニップルについても大きな変形や欠け等は見受けられません。 アッパー・タングの取り付けネジは時代が代用品が取り付けられています。 先端部がやや広がりトランペット型となったさく杖 (クリーニング・ロッド) が付属致します。
ハンマーは前後に可動しますがスプリング・テンションはなく、トリガーとの連動はありません。 トリガー・テンションはありません。 東京店在庫品 (TK)(KK)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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