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BAR M1918A2 ブローニング オートマチック ライフル (#245542) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6620】 |
英 名
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US Caliber .30 Model 1918A2 Browning Automatic Rifle |
種 類
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自動小銃、軽機関銃、無可動実銃買取品 2019年 夏 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,219mm(実測) |
口 径
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.30-06. |
装 弾
数
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20発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【BAR M1918A2 ブローニング オートマチック ライフル について】
機関銃を配備した敵に対して分隊単位で対抗可能な銃の必要性を受けて1917年に開発された、自動小銃と軽機関銃の中間的な特徴を併せ持った銃です。
1917年にアメリカの第一次世界大戦への参戦に先駆けて、ジョン・M・ブローニングは後にM1917として採用される.30-06弾を使用する水冷式重機関銃のプロトタイプ及び同じく.30-06弾を使用するBMR (Browning Machine Rifle) と呼ばれる自動小銃をワシントンD.C.に持参してデモンストレーションを行いました。 このデモンストレーションの結果、BMR自動小銃はすぐさま米軍制式となり、軍の最優先生産品となりました。 同時期に制式となったM1917重機関銃との混同を避けるため、この自動小銃はRifle, Caliber .30, Automatic, Browning, M1918 (BAR) と命名されましたが、初期生産品のBARでは銃本体にBROWNING MACHINE RIFLEの名称が打刻された品も見られます。 1917年7月にはブローニングのパテント権限を保有していたコルト社に12,000挺が発注されました。 しかしながら、当時コルト社は英国向けのビッカース機関銃の生産によりBARを製造する余裕がなかったため、工場拡張期間中はBARの納入期限を遅らせる事を要請しましたが、政府はこれを却下し、代わりにウィンチェスター社を主契約者に指名し、25,000挺のBARを発注しました。 ウィンチェスター社はBARの生産開始に先駆けて排莢方向を上方から右側面に変更するなど、BARに幾つかの改良を加えて1918年2月に製造を開始しましたが、初期生産品の1,800挺は個体間で部品の互換性が無いなど軍の仕様を満たすものではなく、軍の仕様が満たせるようになるまで一時的に生産停止を余儀なくされました。 その後、ウィンチェスター社によるBARの一カ月当たりの生産数は1918年6月には約4,000挺に達し、7月には月生産数が約8,000挺となりました。 ウィンチェスター社によるBARの製造が軌道に乗ってから程なくして、当初の主契約者であったコルト社及びマーリン・ロックウェル社によるBARの製造も開始されました。 マーリン・ロックウェル社による最初の生産ロットは1918年6月に納品され、同社による最盛期の生産数は一日当たり200挺であったと言われています。 BARの生産は1918年9月までに34,500挺に達し、1918年11月に第一次世界大戦が終結するまでに53,000挺のBARが納品されました。 この内約28,000挺がウィンチェスター社、約16,000挺がマーリン・ロックウェル社によるもので、コルト社が終戦までに製造したBARは僅か9,000挺程度に留まりました。
その後、1930年代に入ると、既存のBARを改修したM1918A1と呼ばれるモデルの開発が進められ、1937年6月24日に制式となりました。 M1918A1ではハンドガード前方のガス・シリンダー・チューブに折り畳み式の二脚が追加された他、元々のバット・プレートにヒンジ式のアウター・バット・プレートが追加されました。 1938年に入ると、さらなる改良モデルであるM1918A2が開発されました。 M1918A2では二脚の取り付け位置が銃口付近に移されている他、ハンドガードが短縮され、ヒート・シールドが追加されました。 M1918A2では射撃機能がフル・オートマチックのみとなり、発射速度を低速もしくは高速で切り替える構造となりました。 また、1942年10月には当初木製であったバット・ストックが樹脂製に変更された他、1944年12月にはキャリング・ハンドルが銃身に追加されました。 M1918A2は従来のM1918やM1918A1の改修の他、ニューイングランド・スモール・アームズ社やIBM社によって新規製造も行われました。
BARは戦後、M1ガーランドやM1カービンと共に我国の自衛隊にも供与されていた為、日本でも馴染みのある銃とも言えます。 (KK)
【本個体の説明】
本品はマーリン・ロックウェル社で製造されたBAR M1918をBAR M1918A2に改修した品で、レシーバー上面にはシリアルNo.245542の他、「BROWNING AUTOMATIC RIFLE US. MODEL OF 1918 MANFD. BY MARLIN-ROCKWELL CORP.」の刻印及び「PATENT APPLIED FOR」の刻印が入っています。 また、シリアルNo.の右側にはスプリングフィールド造兵廠で改修された事を示す「SA」の刻印が打刻されています。 本品のバット・ストックは樹脂製となっており、銃身にはキャリング・ハンドルが取り付けられています。 また、付属の二脚は脚の長さの調整ノブが上部に設けられている1944年5月に採用された後期タイプとなっており、二脚基部にはNE1の刻印が入っています。 銃身前部上面にはフレーミング・ボムの刻印と共にマーリン・ロックウェル社を示す「M」の刻印の他、製造時期を示す11-18の刻印が入っています。 また、機関部前部上面や銃身基部にもフレーミング・ボムの刻印が確認出来ます。 フロント・サイト・ガードには「C-64177 F」の刻印が見られる他、リア・サイト・ガード右側面にも「NE5-I」及び「C-64231」の刻印が見られます。
本品は全体に適度な時代感の付いた品で、金属部は経年による褪色や擦れの他、やや表面錆が見受けられ、一部に表面仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見られるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 ハンドガードやキャリング・ハンドルの木部はやや打ち傷が散見され、一部に僅かな欠けが見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 樹脂製のバット・ストックについてもやや打ち傷や線傷が散見されますが、目立った割れ等は見られず、銃本体への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 傷み易いバット・プレート部はやや打ち傷や擦れ、表面錆が見られますが、大きな変形や朽ち込み等は見られません。 二脚の脚部分はパーカー仕上げの上から黒色塗装が行われており、右脚は大部分に塗装が落ちてパーカーが表れている為、左右の脚でやや色味が異なるものの、色味は落ち着いており大きな違和感はありません。 左脚は畳んでネジを締め込んだ際の固定がやや甘くなっています。 キャリング・ハンドルはやや取り付けにガタつきが見られます。 リア・サイトの起倒・調整や二脚の展開、ショルダー・レストの開閉、マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 また、セレクター操作についても問題なく、セレクターの切り替えによりトリガーの引きしろが変化し、安全位置でトリガーがロックされます。 付属のマガジンはやや明るめのパーカー仕上げで、マガジン・ボトムに「C5564076-12 SEY」の刻印が入っています。 マガジンは目立った凹みや変形、朽ち込み等は見受けられず、良好な状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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