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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6590】 |
英 名
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SMLE No.4 Mk1 (F) Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 夏 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,128mm |
口 径
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.303in. |
装 弾
数
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10発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【SMLE No.4 Mk1 (F) 小銃 について】
SMLE No.4小銃はSMLE No.1小銃の改良型で、第二次世界大戦中期以降のイギリス軍主力小銃です。 ダンケルク撤退で小銃不足となった1941年から大量生産が開始されました。 SMLE小銃はボルトのロッキング・ラグが同時期の他のボルト・アクション・ライフルと比較して後部に配置されていた為、ボルト・ストロークが短くなり、より短時間で連射する事が可能でした。 SMLE No.4小銃のSMLE No.1小銃からの大きな改良点は、リア・サイトが機関部後部に移り、ストックより僅かに突出した銃身先端にスパイク・バヨネットを取り付けるようになった点です。
SMLE No.4 Mk2は1949年より製造が始められたタイプで、トリガーの取り付け基部がトリガー・ガードからバット・カラー側へと移された他、銃床がブナ材に変更され、バット・プレートが亜鉛製から再び真鍮製に戻されました。
No.4 Mk2小銃の導入後、英軍は既存のSMLE No.4小銃をMk2と同じ仕様に改修しました。 カナダのLong Branch造兵廠で大戦中に製造されたNo.4 MkI*をイギリスのリヴァプールにあるFazakerly造兵廠でMk2に改造した正式なバリエーションであるSMLE No.4 MK1/3 小銃の他、No.4 MkIからの改修型としてNo.4 MkI/2と呼ばれるタイプが存在します。 この改修作業はFTRプログラムと呼ばれ、No.5小銃の生産が終了した1949年から始まりました。 カナダのLong Branch製だけではなく、米国のサベージ社が生産したSMLE小銃もこのプログラムに入っていました。 尚、大戦中の「No.4 MkI」等はモデル名にローマ数字が使用されていましたが、1944年以降は「No.4 Mk2」とアラビア数字に統一変更されました。
【本個体の説明】
本品の機関部左側面にはシリアルNo.の他、「No 4 MKI (F)」のモデル名が入っています。 (F)は、リヴァプールにあったRoyal Ordinance FactoryのFazakerley工場を示しており、他に1948年10月に製造された事を示す「10/48」の数字も確認できます。 ストックの銃把下面にもFazakerley工場を示す「F」の刻印が入っている他、小さく「48」の刻印に加えて「SOU/2 2 54」の刻印が見られる事から、本品が1954年頃に同工場にて正式にオーバーホールされた可能性が窺えます。 尚、機関部側面のモデル名やシリアルNo.については、このオーバーホール時に電気ペンにより彫り直されたものと考えられます。 銃床先端下部にはLA95004のシリアルNo.が入っており、バット・プレートは真鍮製となっています。 リア・サイトは削り出しで200ヤードから1,300ヤードに対応したオリジナルのMKIタイプが付いています。 ボルト・ハンドル後部にはA34207のシリアルNo.が入っており、MK2登場以降に製造された部品と判ります。 また、リア・バンド上面には「F 52」の刻印が確認出来ます。
本品は全体に使用感も比較的少なく、金属部はフロント・バンドやトリガー・ガード等にやや塗装の剥落が見られるものの、目立った錆や欠損等は見受けられず、大部分に仕上げが残った比較的良好な状態が保たれています。 木製銃床についても保管に伴う打ち傷が若干見られるものの、目立った欠け等も見受けられず、全体に半艶の仕上げが残った良好な状態が保たれています。 傷み易い真鍮製のバット・プレートについても、若干の打ち傷は見られるものの、目立った変形や腐食などは見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題ありません。 銃床後端下部に一部OD色の塗料の付着が見られます。 リア・サイトの起倒・調整やマガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは底部に「51 7126」の刻印が入っている他、背面に「B 12983」や「I」の刻印が確認出来ます。 マガジン表面はやや小傷や擦れ、塗装面の荒れは見られるものの、目立った凹みや変形等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。
アッパー・ハンドガード (前後)とフォア・ストック、バット・ストックの木部4箇所が全て色味や時代感がマッチしている点でも価値のある品です。 トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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